ども。さん太(@PonkotsuSanta)です。
なので、「ブログ運営」についても自分の頭は全く信用しておらず「現代のテクノロジー」を100%活用しまくって楽ちん運用する方法を考えています。
本記事では、そんなポンコツの私でも簡単に使えて、しかも「無料」の超便利マインドマップアプリ「XMind」の活用術について紹介します。
・思いつくままにブログ記事を書いていて、自分でもどのカテゴリにどの記事が入っているか把握できていない
・ブログ記事が増えてきたので、内部リンクや記事ごとの関連性を可視化したい
・雑記ブログのネタをひねり出すのに毎日苦労している
・無料で高機能なマインドマップアプリを探している
・「XMind」をブログ運営に役立てる方法を知りたい
ブログ構成を「可視化」して運営を効率化したいなら「マインドマップアプリ」が便利
雑記ブログにありがちなのが「なんでも書いていい」からこそ、テーマにまとまりがなくなってしまうところ。
特に、ブログ名を見ただけでは何のことかわからない(当ブログ)ようなサイトの場合は致命的です。
めざす雑記ブログの形は、記事単体の個人戦ではなく、団体戦。
みなさんは、ブログの構成を考えたり、思いついた記事のアイデアをストックするのってどうしてますか?
例えばこんな感じ。
実際はまだ執筆できてない記事のほうが多いですが、一つ一つ書いていってます。(他のカテゴリについても同様)
マインドマップを活用すれば、例えばこんなことが簡単にできます。
・各記事の役割、内部リンクの関係を可視化できる
・アイデアやキーワードを羅列することで、ブログやカテゴリの完成形のイメージがしやすい
ちなみに、このアイデアに気づかせていただいたのは、現在トップクラスのブロガー・マナブさん(@manabubannai)。
マナブさんも、こんな風にマインドマップを活用して情報整理されているそうです。
ちなみに記事書くときはこんな感じで情報整理してます。マインドマップ便利ですね pic.twitter.com/um8oakAjj5
— マナブ@バンコク (@manabubannai) 2016年10月23日
で、肝心のマインドマップですが、手書きすると恐ろしくめんどい。
そして後から書き直しや組み替えが難しいです。
そこで私は、無料で使える高機能なマインドマップアプリ「XMind」を活用しています。
【無料】マインドマップアプリ「XMind(エックスマインド)」とは?
無料のマインドマップアプリは、パソコンにインストールするタイプからWebブラウザ上で使えるものまでいくつか種類があります。
私も有名どころを試してみたのですが、特に「XMind」は画面デザインやUI(ユーザーインターフェース)の使いやすさ、直感的な操作感、機能面が素晴らしく、頭一つ抜けている印象です。
もともとは有料アプリがベースにあるので、マインドマップツールとして必要な機能はすべて揃っていると思っていいでしょう。
XMindは高機能版は有料ツールですが、メイン機能のマインドマップ作成、保存は無料でできます。ブログ執筆のメイン端末にPCをお使いの方はぜひお試しください。
・メイン機能のマインドマップ作成・保存は無料で使用可能
・試用期限はなく、無期限で使える
・海外製アプリだが日本語にも対応
・画面操作が直感的でわかりやすい
・デザインが豊富なテンプレートを使える
・マーキングやデザイン装飾を自在に変更可能
・パソコン版と互換性のあるスマホ版(iOS/Android)アプリも無料で利用可能
日本語にもしっかりフル対応
XMindの地味にすごいところは、日本語を含め11言語に対応という点。
香港メーカーのアプリですが、日本販社があり日本語翻訳にも違和感がありません。
中華アプリにありがちな怪しげな日本語、一部だけの日本語対応ではなく、メニューやツールなど普段使う機能はすべて日本語に対応しています。
Xmind「無料版」と「有料版」の違いは?試用期限はある?
最初に気になるのが「無料版」と「有料版」の機能差。
せっかくマインドマップを作り込んでも、1ヶ月で無料期間が切れて使えなくなったら悲しいですよね。
でもご安心を。XMindは期間限定で無料というパターンではなく、機能制限を条件に無期限で使用できるアプリです。
そのため、期間を気にせず、ずっと使い続けることができます。
「無料版」と「有料版」の機能差はこちら。
(比較表はXMind公式サイト「有料版の購入」より引用)
メインのマインドマップ機能さえ使えれば、何の問題もないのだよ。
マインドマップツールは問題なくほとんどの機能が使えるので、ブログ構成を「可視化」するためには「無料版」でも十分すぎるほどに使えるソフトです。
パソコン版「XMind」のダウンロード
パソコン版の「XMind」を使用する場合、まずは公式サイトからアプリをダウンロードします。
公式サイトに行くと、このような画面が表示されます。
「無料ダウンロード」ボタンをクリック。
手持ちのパソコンはたいていMacかWindowsだと思いますので、お使いのOSをクリック。
※ポータブル版はUSBメモリに入れて起動できるWindows版です。
自分のパソコンだけで使うのならMacかWindowsのどちらかを選べばOKです。
私はMacを使っているので「Mac OX X版」をクリック。
するとダウンロードボタンが表示されるのでクリックします。
Xmindは高機能アプリのためデータ容量が180MBほどあります。ダウンロードにはそこそこ時間がかかりますのでじっくり待ちましょう。
パソコン版「XMind」のインストール・使い方
まずは、XMindをインストールしてみましょう。(Mac OSの場合)
ダウンロードが完了したら、ダウンロード先のフォルダを開き「xmind-jp-バージョン名-macosx.dmg」というインストーラを起動します。
するとこんな画面がでるので、XMindのアイコンをマウスでドラッグしてApplicationsフォルダに入れてやればインストール完了です。
マインドマップの新規作成
インストールが終わったら、XMindを起動してみましょう。
このようなXMindロゴの画面がでてしばらくすると、マインドマップ新規作成画面が。
一番左上の「マップ」を選びます。
次にマインドマップのデザインを選べますので、好きなデザインを選択します。
今回は、一番上にあったベーシックな「プロフェッショナル」のデザインを選びました。
デザインを選んだら、右下の「作成」をクリック。
これで新しいマインドマップが作成されます。
ちなみに、こんなデザインも用意されています。
最初から多数のデザインが用意されていて、ブログ以外にもいろんな用途に使えそうですね!
マインドマップの編集・基本操作
マインドマップのデザインを決めたら、いよいよ編集開始です。
はじめは白い背景の中に「中心トピック」という枠(トピックといいます)が置かれているだけです。
トピックの真ん中にある文字(トピック名)をダブルクリックするとトピックの名前を変更できます。
ブログの場合は、例えば「親カテゴリ」の名前を入れると良いです。
次に、画面の何もない部分をダブルクリックすると「フローティングトピック」が作成されます。
このフローティングトピックを、「カテゴリ名」までドラッグアンドドロップしてやると…
こんな風にリンクされます。
「フローティングトピック作成」→「トピック名変更」→「親トピックにリンク」を何回か繰り返した図がこちら。
すこしそれっぽくなってきました。
これだけだとちょっと実際のイメージがわかないので、名前を変えてみます。
例えば「淡水魚」に特化したカテゴリならこんな感じ。
マインドマップがある程度できたらファイルを保存しましょう。
「command+S」(WindowsはCtrl+S)または、画面左上のフロッピーディスクアイコンをクリックします。
ファイル名をつけて、任意のフォルダに保存。
「.xmind」形式は独自形式なので、PDFなどの形式で書き出すには有料版へのアップグレードが必要です。
とはいえ、個人ブログの情報整理目的なら無料機能で十分すぎるほどに使えます。
XMindの便利機能
XMindには無料版の範囲でも数多くの便利機能が備わっています。
その一部を紹介します。
まず、トピックの色や形を変えるには、右端のツールバーから絵筆のアイコンを選び「形状&ボーダー」の項目を変更します。
次に、便利でよく使っているのが「マーカー」機能。
絵文字風の画像が多数用意されていて、クリックするだけでトピック名に貼りつけることができます。
使い方は簡単で、右ツールバーの旗のアイコンをクリック→貼りつけたいマーカーを選ぶだけ。
例えば公開済みにしたブログ記事にチェックマークをつけるなど、記事の状況を可視化できます。
右クリックからメニューを呼び出し、マーカーをつけることもできます。
次に「コメント」機能。
トピックごとに詳細な文章をコメントとしてつけることができます。
ここに記事の目的や要約、大見出し、結論などを書いておくと便利です。
要約を残しておくことで、すぐにその記事を書き始めない場合でも後日記事を書くときに思い出すことができますし、その記事の役割や方向性がブレにくくなります。
マインドマップが複雑になってきたら、一部を非表示にしてスッキリさせることも可能。
「右クリック」→「すべてを折り畳む」
※逆に折りたたんだトピックを表示したい場合には「すべてを展開」をクリックしましょう。
とっても簡単で直感的に操作できるので、面倒なマインドマップ作りがサクサクはかどりますよ!
XMindは、マインドマップを作った後でも編集が簡単なので、まずは思いついたアイデアやキーワードをくっつけていくだけでもOKです。
この作業を繰り返していくと、冒頭の画像のようなマインドマップができていきます。
スマホ版「Xmind」アプリのインストール&使い方
ふだんはパソコンをメインで使っているけど、出先で思いついたメモやアイデアをスマホに残したい時ってありますよね。
「Xmind」はiPhoneとAndroidスマホ向けアプリもリリースしています。
Xmindスマホアプリは下記の「App Store」「Google Play」ボタンからダウンロードできます。
XMind
XMind Ltd.無料posted withアプリーチ
スマホ版「Xmind」アプリの使い方
スマホ版「Xmind」アプリをインストールした後、最初の起動時のみ「プライバシーポリシー」のメッセージが表示されます。
「送らないでください」を選んでも問題なくアプリは利用できますので、プライバシーが気になる方はこちらを選びましょう。
下記の画面が表示されたら、画面右下の「+」アイコンをタップします。
ゼロから作っても良いのですが、スマホ版のXmindにも便利なテンプレートが多数用意されているので今回はこちらを使います。
「テンプレート選択」をタップ。
用途にあわせたテンプレートを選んでマインドマップを作ることができます。デザインも複数ある中から気に入ったものを選べます。
テンプレートを使った例がこちら。テンプレートを使えばおしゃれな見た目のマインドマップを簡単に作ることができます。
スマホ版とパソコン版「Xmind」の連携方法とデータのインポート
スマホ版とパソコン版の「Xmind」アプリは、それぞれ同じ拡張子「.xmind」でデータを作成するので、完全に互換性があります。
そのため、手元のスマホ版Xmindでアイデアをササッとメモしてパソコン版Xmindに移し加筆修正することもできますし、その逆も自由自在。
スマホ版 → パソコン版へのマインドマップデータの移行
スマホ版Xmindで作成したデータをパソコン版に移したい場合は、マインドマップ一覧画面の「︙」マークをタップして「共有」をタップ。
次に、マインドマップデータの送信方法を選びます。
Googleのオンラインファイルストレージ「Googleドライブ」を使っている人は「ドライブに保存」が便利。Bluetoothやメールでも送信できます。
ドライブに保存する場合は、保存先のGoogleアカウントと保存先フォルダを選んで「保存」をタップ。
そうすると、Googleドライブ上に拡張子「.xmind」ファイルがアップロードされますので、これをパソコン版Xmindで開けばOKです。
パソコン版 → スマホ版へのマインドマップデータの移行
パソコン版Xmindからスマホ版へのデータ移行も簡単で、拡張子「.xmind」のファイルをスマホに送って、スマホ版Xmindで読み込むだけで完了します。
まず、先ほどと同じようにGoogleドライブ等に拡張子「.xmind」のファイルをアップロードし、スマホ側でダウンロード。
次にスマホ版Xmindのトップ画面右上にある「︙」マークをタップして「ファイルのインポート」をタップ。ダウンロードした「.xmind」ファイルを選択します。
パソコン版で作成したマインドマップがインポートされました。デザインやマーカーなどの装飾も引き継がれるので、スマホでも違和感なく操作できるのが嬉しいところ。
複数のシートをもつマインドマップデータを読み込んだ場合、右上の「︙」マーク→「シート」をタップするとシートの切り替えが可能です。
【まとめ】マインドマップアプリを活用して素敵なブログづくりを!
以上、ブログ運営に使えるマインドマップアプリ「XMind」の活用術でした。
・ブログ運営を効率化したいなら「マインドマップアプリ」が便利
・マインドマップで記事を管理するとブログ構成が可視化できる
・無料マインドマップアプリならXMindがデザインも良く高機能
・Xmindはパソコンとスマホ両方で無料アプリが使える
無料版でも、今回ご紹介したツールや機能は全て無期限で使えます。
ブログ戦略を練ったり、アイデアをまとめるツールとして、マインドマップアプリを上手に活用してみてくださいね!
その他、ブログ運営をラクにするアイデアやテクニックなどは「がんばらないブログ運営」にて紹介しています。あわせてチェックしてみてください。