ども。さん太(@PonkotsuSanta)です。
青い海、白い砂浜、気持ちいい風…
「沖縄」って本当に魅力的で「何度でも行きたくなる」場所ですよね。
実は30歳になるまで一度も行ったことなかったです…
アラサーにして初めての沖縄旅行。
そんな沖縄デビュー旅を、生涯忘れられない「一生モノ」にするため、とっておきのルールを考えました。
・移動は自転車と徒歩のみ
・宿泊は野宿(寝袋)のみ
・旅費は6万円以内
そして思惑通り、「一生忘れられない」沖縄旅を満喫できましたので、事の顛末を残しておきたいと思います。
※本記事の情報は2018年4月に行った当時のものです。
・一風変わった沖縄旅行にしたい
・旅費を安く抑えながら沖縄を満喫したい
・旅というより修行に近いマゾっ気あふれる旅行がしたい
沖縄へ格安アクセス!
飛行機チケットはANAのSUPER VALUE(55日前予約)で往復約24,000円でした。
これで残る予算はあと36,000円。
【1日目】レンタサイクルで自由気ままな自転車旅の始まり
飛行機輪行は面倒なので、現地でレンタサイクルを借ります。
お世話になったのは、那覇市内の自転車専門店「沖縄輪業」さん。
※レンタルは要予約なので、事前に電話かメールで予約しておきましょう。
那覇空港からモノレール「ゆいレール」に乗り「美栄橋駅」で下車します。(約15分)
そこから徒歩5分でお店です。
〒900-0016 沖縄県那覇市前島2丁目10−3
レンタサイクルといっても、よくあるママチャリではなくて、有名メーカーGIANTのロードバイクです。
私がレンタルしたのはこちら、買うと約10万円のGIANT「Contend 1」。
(※沖縄輪業さんHPより)
気になるレンタル料金は…
1日4000円。
しかも2日目以降は+2000円/日なので、3日間使い倒しても8000円。
レンタカーを借りると3日間で2〜3万円+ガソリン代+高速代+駐車料金ですから、激安です。
お値段はリーズナブルですが、ちゃんと整備されています。
万一のパンク等に備えて、修理工具一式も持っておくと安心。
私は自前で持っていきましたが、有料で貸出もされています。
実際にまたがって、サドル位置などを調節したらいよいよ出発です。
沖縄のサイクリングは超爽快!
沖縄は全体的にめちゃめちゃ走りやすい土地です。
道が広くて整備されてますし、信号が少なく気持ちよく走れます。
沿岸部を走れば、しんどい坂道も少ないです。
何より風が清々しい…。
混雑する那覇市周辺を観光するだけなら、レンタカーより快適かもしれません。
しかし…
日没までに「美ら海水族館」までたどり着けるか?
1日目のゴールは定番スポット「美ら海水族館」。
(美ら海水族館HPより)
沖縄輪業さんからの距離は、片道80km超え。沖縄本島は1周約400kmなので、1日で約1/5を走る計算です。
バスなら2時間半、乗ってるだけで水族館に着きます。
自転車乗りにとっては無理な距離ではないのですが、スタート時刻は15時。
閉館締切は19時(3月~9月)なので、結構ハイペースで走りつづけないと間に合いません。
万座毛、アメリカンビレッジなど、沖縄に行ったらぜひ訪れたい観光名所を無視してひたすら漕ぐ。
途中、「御菓子御殿」という珍百景的なスポットもありましたが、スルーして水族館を目指します。
一人「ツール・ド・おきなわ」気分を味わいながら走ること数時間…
着きました!
現在時刻は、20時過ぎ…
その日の宿は現地調達
美ら海水族館近くの温泉、ジュラ紀温泉「美ら海の湯」に浸かったあとは、軽く食事をとり、今晩の寝床を探します。
2日目はダイビングを予定していたので、ダイビングショップから近い公園のベンチで野宿。
沖縄での野宿の際に気をつけること
ハブはともかく、「沖縄の野宿」で大変なのは、夜でも湿気が多く「結構蒸し暑い」こと。
本州とは気候が全然違うので、野宿慣れ?してないと全然寝れずにせっかくの旅行が台無しになるので「普通は」ちゃんと宿に泊まりましょう。
どうしても野宿する場合は、必ず「屋根のある場所」にするのが鉄則です。
※「野宿」は、明確に禁止されている場所を除き、他人に迷惑をかけない範囲であれば問題ありませんが、マナーには気をつけましょう。
【2日目】沖縄にきたらやっぱり「ダイビング」
翌朝は、沖縄に来たら必ず体験したい「ダイビング」からスタートです。
お世話になったのは「バブルボックスダイバーズ」さん。
〒904-0113沖縄県北谷町宮城2-57 4F
気さくでマッチョなお兄さんガイドが親切に案内してくださいました。
昨日はどこに泊まったの?
実はこのとき、那覇市→美ら海水族館まで(80kmちょい)+美ら海水族館→ダイビングショップまで(65kmちょい)1日で合計約150kmほど走ってました。
ぶっちゃけぐったりしてましたが、沖縄の透明感あふれる海に大興奮!
そこら中に魚の群れ、群れ、群れ。
地元の海では見たこともないような色とりどりの魚たち。
イケメンなウミガメ兄貴とも出会いました。
4月に花火大会?
沖縄では、本土よりひと足早く4月に「琉球海炎祭」という花火大会が催されます。
(琉球海炎祭HPより)
音楽に合わせて1万発もの花火が夜空を彩ります。
イベントに合わせて食べ物屋台も多数出ているので、本土の夏に先駆けて「夏祭り」を楽しめます。
しかし、なぜ「ぼっち」で来てしまったのか…
2日目のキャンプ地探し
2日目ももちろん野宿です。
晴れていたのですが、念の為、屋根付きの物件公園を探します。
すると案の定、夜中に飛び起きるほどの「ゲリラ豪雨」が。
【3日目】やっと那覇に戻って来た
最終日は、定番の首里城へ。
しかし工事中。
(2018年4月当時。2019年現在は漆塗り直しが完了し、本来の美しさを見ることができます)
続いて、国際通り商店街方面に向かいます。
そのため事前にレンタサイクルを返却しておきます。
3日間いい仕事をしてくれました…。
自転車を返したあとは、定番の「第一牧志公設市場」へ。
1階は色鮮やかで新鮮な海産物が並びます。
2階はフードコートになっていて、庶民的で親しみやすい定食屋や居酒屋が10店舗ほど入っています。
お刺身や海鮮丼、沖縄の郷土料理など、どこも美味しそうで目移りしてしまう…。
結局、豊富なメニューがハーフサイズでちょっとずつ食べられる「あだん」さんにしました。
ど定番の「タコライス」「ゴーヤーチャンプルー」「ラフテー(豚の角煮)」を注文。
いかにも手料理といった味わいで美味しい…。
続いて、国際通り商店街を散策。ついでにお土産をさがします。
散策で小腹が空いたので、「元祖大東ソバ」さんにも立ち寄りました。
優しいスープが疲れた身体に染み込みます…。
後は那覇空港に戻り、沖縄を後にしました。
【まとめ】3日間の走行距離と旅費は?
3日間の総走行距離は?
2日目:12km
3日目:9km
合計:167km
でした。上記はGoogleMapの最短距離計測なので、実際はもう少し余分に走っています。
しかし格安で借りられたロードバイクが本当に乗り心地が良く、いい仕事をしてくれました。
沖縄は全体的に道が整備されていることもあり、一度もパンクやトラブル無く走ってくれました。
3日間の貧乏旅行。その旅費はどうなった?
飛行機:24,000円
レンタサイクル:8,640円
ダイビング:19,440円(ボート3ダイブ)
宿泊:0円
食費:4,700円
首里城:820円
温泉:2,150円
合計:59,750円
※お土産代含まず
飛行機は、地方の空港から飛んだのでANA便しかなかったですが、LCC(格安航空会社)が利用できる都市部からならもう少し旅費を安くできます。
沖縄自転車旅行はアリ?ナシ?
沖縄は、沿岸の道路は整備されていて自転車で走りやすく、とても海風が気持ち良かったです。
なので、1日10〜20kmの旅の足として自転車を使うのはいい選択だと思います。
ただ今回の反省点としては
以上、沖縄をレンタサイクルと徒歩だけで回る2泊3日の旅でした。