ども。人生行き当たりばったりのプロ、さん太(@PonkotsuSanta) です。
・気付けば3年以上も同じような生活をしてしまっている人
こんな方向けに、今回は、人生を向上させ続けるたった一つのシンプルな方法をお伝えします。
個人レベルの成長スピードを劇的に上げるには、シンプルな戦略が必要です。
なぜなら、自己成長とは、別に誰かに強制されるわけではないので、自分で自分に火を付け、能動的に回り続けるサイクルを持たないとすぐに行動をやめてしまうからです。
行動が少しでも変化すると、得られる結果も少しずつ変化していき、良い成長スパイラルを描けます。
人生を向上させ続けるたった一つのシンプルな方法
結論から言うとそれは
これを繰り返すことです。
…というふうに。
…と言っては身も蓋もないので、もう少し補足していきます。
私の経験上、人生が飛躍的に向上したのは、
何かに「気付いた時」。
そして「一歩踏み出した時」でした。
本記事の後半で、私の過去の経験から、このサイクルをどのように回してきたかを列記しています。
繰り返しますが、個人の成長スピードを上げるシンプルな戦略は
のサイクルです。
「あれ、それって俗にいうPDCAサイクルじゃないの?」と思われるかも知れません。
「Do(実行)」
「Check(評価)」
「Action(改善)※“Improve”とする場合も」
の4段階のループモデルですね。
PDCAサイクルももちろん優れたモデルですが、個人レベルの成長戦略には、もっと速く回すことが出来て、シンプルな戦略が必要です。
それが「気付く」→「一歩踏み出す」のループモデルです。
↓
進む方向が何か違うなと気付いたら、また別の方向に一歩踏み出す
少し言葉の説明をすると、
「一歩踏み出す」→モヤモヤを解消するための小さな行動をすぐ始めること
このループには、周到な計画や調査も、じっくり評価する段階もありません。
『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』は、ドイツ首相ビスマルクの有名な言葉ですが、この言葉に照らし合わせるなら「気付く」→「一歩踏み出す」のループはまさに「愚者」の戦略です。
その代わり、圧倒的なスピードと実際に試行した「経験値」が積み上がります。
ポイントは「気付く」ことで、今いる組織や分野・枠組みとは違ったものに目が向くということです。
「気付かない」と、PDCAサイクルのように改善を繰り返しているようでも、実は同じ枠組みや階層でぐるぐる回り続けるということが起こりえます。
わかりやすい例を考えてみます。
▲PDCAサイクル:
①昇給するためには売上UPが必要
→②バリバリ仕事して契約を取る
→③売上UPの成果に対して賃金は大して増えない
→④次は昇進を目指す…
○「気付く」→「一歩踏み出す」サイクル
①成果に対して賃金が増えないのはなぜ?
→②実は自社のビジネスモデルが儲かりにくい仕組みだったことに「気付く」
→③より高収益体質の会社に転職のため、まずは転職サイトに登録する(一歩踏み出す)
後者では、頭に浮かんできた「なぜ?」というモヤモヤをそのままにせず、その原因に気付いたことで堂々巡りから抜け出すきっかけをつかみました。
しかし一歩踏み出さなければ、惰性によっていつまでも同じループを繰り返し続けます。
何でも良いので、まずは小さな一歩を「すぐに」踏み出す事が重要です。
【実体験】どのようにして人生を変えてきたか
今回のメインテーマは以上です。ここから先は、私が社会人になってからの10年間で「気付く」→「一歩踏み出す」のループをどのように展開してきたかを書いていきます。
※痛い失敗もいくつかしていますので、参考になれば。
私は社会人人生を、とあるブラック企業からスタートさせました。
どんなに身を粉にして頑張っても収入は伸びない…。
会社の「戦略やビジネスモデルがマズい」と社員個人が戦術面でどんなに頑張っても収入は伸びないことに気付く。
給料以外の収入源を手に入れる副業を開始する。
自分のスキルであるデザインで個人的に仕事を受注するように。
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もともと人脈がないので安定した案件受注ができない。
人脈を増やしながら売上を増やす方法はないものか?
自己啓発セミナーや異業種交流会に参加して人脈を作る。
並行して副業ビジネスを探す。(優れたビジネスモデルと商品があれば収入は増えるはず)
20ほど出会った選択肢から、(マルチ商法ではあるが)将来性のあるビジネスを始める。
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人脈は一気に膨れ上がり、付随してデザインの仕事も安定的に受注出来るようになった。
しかし、マルチ商法のやり方に対する疑問は拭えず。
また自分の強みも生かせないビジネスモデル。
会社のご機嫌次第で激減する収入、消費者庁等からの摘発など、リスク要因多数で安定収入が築けるとは思えない。
ポジションを棄ててそのビジネスからは撤退。
↓私が実際にマルチ商法の巣窟に飛び込み体感したリアルな話は過去記事に書いています。
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自分の強み(付加価値)を活かせる仕事でないと、大きな報酬は得られない。
今の本業は(零細企業のため)担当業務の領域が広く専門スキルが身につかない。
将来中途半端な人間になる恐れ。
退職を決断。自分の特化スキルを「デザイン」に絞り込む。
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しかし「デザイン」領域では内製の仕事ばかりだったため、専門知識とスキルが圧倒的に不足している
先の「人脈増やし」の段階で知り合ったデザイン事務所など複数社でアルバイトや下請けをこなして下積み。
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比較的ホワイト(週休完全2日)の会社でも、平日はえげつない残業が待っている。
このまま正社員になっても、自分の目指すライフスタイルは実現できない。
年収を倍にできるポテンシャルがあり、経営が安定している会社に絞って転職活動。
うち1社で採用が決まる。
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結果、めっちゃ安定。
最初はバリバリ働いたものの、欲しいものを一通り買い揃えたあたりで一気に腑抜ける。
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そろそろ婚活しよか。
婚活パーティやマッチングサービスを駆使し、婚活を開始。
自分のポジショニングを固め、競合と差別化し、十分な勝算(謎)を元に市場へ参入。
しかしプレゼンしてはフラれ、プレゼンしてはフラれの無限ループを繰り返した後、MP(メンタルポイント)が尽き、撤退。
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もう恋なんてしない。
…では無くて、結婚を目的にして急いでも上手くいかないことに気付く。
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その後、会社での評価も安定し完全に目標を見失う。一気に無気力状態に。さらに、父親が早々にリタイアしたことで実家の経済援助など一気に負担増。最初のブラック会社で患ったうつ病が再発。休職の危機。
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親について思い悩んだ結論は
「重荷になるなら、最悪捨てちゃえばいいんじゃないか?」
「そうならないように自活してもらおう」
そこから、親とのコミュニケーションを増やし、家計改善に乗り出す。
結果、劇的に家計赤字は改善し、毎月の仕送りをやめられる。
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うつ病は死ぬまで付き合う病気だと理解。
自分の体もあてにならない事にも気付く。
自分が倒れても親兄弟が困らない収入を確保する仕組みが必要。
うつ再発前に設定しほったらかしていた積立投資がいつの間にか美味しいことに。
真面目に投資に取り組み始める。
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うつ病が寛解。再発を予防するには
・思考の深度をさらに上げていくこと(情報発信)
・フィジカルな強さをキープすることが最重要
・そして、やっぱりハングリー精神は大事だ
・ブログとTwitterを始める
・筋トレの継続化
・先入観なく様々な投資商品に分散投資(とりあえずやってみる)
・もう一度初心に帰って自分の看板で仕事を獲り始める ←今ココ。
ざっくり並べるとこんな感じです。
今振り返ると、かなり黒歴史的な部分や、遠回りもかなりあるのですが、なにせ頭が悪かったもので、頭をぶつけないと学べなかったです。
そしてたぶん、これからもぶつけ続けるでしょう。
【気付く】【一歩踏み出す】どちらが欠けても未来は変わらない
でも、もし最初の【気づき】が無かったら
気付いても、【一歩踏み出さ】なかったら、
今でも最初のブラック会社で働いていたと思うんですよ。
そうすると、狭い世界でずっと生きていて、実家がピンチでも手伝う余裕すら無かったでしょうし、今の自分は確実になかったなと。
【気付く】と【一歩踏み出す】は1セットです。
どちらかが欠けても未来を変える原動力にはなりません。
現状がずっと変わっていない人はどちらかのステップが欠けているのだと思います。
確かに【一歩踏み出す】は少し勇気が要りますが、
できることから小さな一歩を積み重ねて、
少しずつ、未来を変える方向にチャレンジしてみましょう。