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【安全&着実】ゼロから資産形成する簡単3ステップ【初心者向け】

【安全&着実】ゼロから資産形成する簡単3ステップ【初心者向け】 がんばらない投資術
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ども。プロのFP(※)・さん太(@PonkotsuSanta) です。
(※フラれまくるポンコツの略。生涯フラれた異性の数は数知れず…)

過去記事では主に「節約」「貯金」「収入アップ」について書いてきました。

【人生攻略の第一歩】平均点の収入&時間の余裕を得る3ステップ
過去の私のように、何の取り柄もスキルもないとお悩みの方に向けて、人生を好転させていくための3ステップ戦略を書きました。3ステップを使えば、誰でもどのステージからでも「平均点の」豊かさと時間の余裕は2〜3年で得られると考えています。

今回は、積み上げた貯金を元手として、投資・資産運用を始めたい方向けの記事です。

【こんな方向けの記事です】
・投資ってどのくらいの貯金で始めれば良いのか知りたい。
・株やFXで大損した人が周りにいるので、安心・着実な投資方法を知りたい。
・大して勉強せず楽して銀行預金より良い利回りで運用したい。
・副業&投資ブームだけどまず何を始めたら良いかわからない。
・仕事が忙しくて時間がなくてもできる投資方法を知りたい。
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資産運用は難しい?

資産運用って、四字熟語だし何だか難しそうですよね…。

資産運用を簡単に説明すると

お金を自宅の金庫や銀行に眠らせておく(お金が働いていない)のはもったいない

↓↓↓

誰かお金を必要としている会社・組織に貸したり、将来価値の上がりそうな別の資産に交換しておく
(自分の代わりにお金を働かせてくれる人のところにお金を送り出す)

↓↓↓

・お金を貸してあげたお礼が返ってくる(配当)
・資産(株や不動産など)の価値が上がれば、売却して利益を得ることができる

↓↓↓

結果的にお金を眠らせていただけの時に比べてお金が増えている
(目論見が外れると損することもある)

…ということですね。

昔と違って、銀行預金の金利がゼロに等しい現代では、貯金を眠らせただけではお金はほとんど増えない(泣)。
より早く増やして豊かになるためには、何らかの資産運用は必須と呼べる時代です。

大事なことなのでもう一度言います。

資産運用は人生攻略の必須科目です。

例えば、毎月5万円ずつをコツコツ積み立てて、平均利回り5%で30年運用したらどうでしょう?
金融庁の資産運用シミュレーションで計算すると下図のようになります。
元本合計1800万円に対し、利益が2360万円以上も積み上がっていますね。複利の力恐るべし、です。

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ゼロから資産形成を進める3ステップ

資産運用の始める前に

結論から言うと、資産運用はとっても簡単に始められます。
ネットとパソコン(スマホ)があれば、拍子抜けするくらい簡単に始められます。
これもインターネットが発達した現代だからこその恩恵ですね。
(人生=クソゲー言うたの誰や…)

それよりも大事なのは「自分の投資スタイル」を予め考えておくことです。
これを最初にある程度はっきりさせておかないと、後から少しおかしい方向に進んでしまうからです。

例えば、周りにこんな方はいないでしょうか?

・仕事中も頻繁にネットで値動きをチェックし落ち着かない先輩
・FXを始め、最初は意気揚々だったのに暴落で一気に数十万円を飛ばしてしまった友人
・貯金をつぎ込んで買った個別株がみるみる値下がりし、仕事で失敗した時より落ち込んでいる同僚

こんな方々は「儲けたい!」という気持ちが先行しすぎて、ライフスタイルまで蝕まれてしまっています。
人生を豊かにするために始めた投資なのに、メンタルや本業に支障が出てしまっては本末転倒ですよね?

そこで、私の投資スタイルで大事にしているのは、以下のようなことです。

・投資に使う時間はできるだけ少なくし、その分の時間を自分の得意な仕事ややりたい趣味、家族との時間に使う
・投資対象を分散しリスクを極力少なくする
・日々の相場の値動きに一喜一憂しない。相場もほとんど確認しない

要は投資に関して「がんばらないこと」ですね。
そして、大損失を食らって一発アウトにならないようにリスク回避しながら継続するということです。

冷静に考えてみてください。
株も為替もグラフ(チャート)を見ながら、買い時、売り時を考えながら取引しますが、
チャートなんて、言ってしまえば液晶モニタのピクセルででできた「棒きれ」です。
そんな棒きれに人生を左右されて良いのでしょうか?

なので、投資にかけてすごく才能のあるわけでもない「普通の人」はいい意味で投資とは距離を置いた「がんばらない」投資スタイルが一番合っていると考えています。

投資初心者がハマりがちな罠

投資をし始めて陥りやすい罠に「ビギナーズラック」というものがあります。
最初は順調に利益を上げられていて「自分ってもしかして才能あるかも!」と慢心した時に大勝負に出てしまい、結果大損してしまうパターンですね。


トランプの「ポーカー」をやったことがある方ならイメージしやすいのですが、
上級者と同じテーブルでプレイすると、始めのうちは結構勝てて、段々調子に乗ってきます。
するとフラッシュあたりの勝てそうな手を引いた時、こちらは欲が出て迷わずオールイン(全額賭けること)します。
この時、上級者もオールインしてくると、まず間違いなく負けます。
なぜなら、上級者にはこちらの手札がまるで透けて見えるかのように丸分かりだからです。

株式や為替の市場では、ポーカーの上級者のような、長期的に市場を研究し尽くした猛者たちと同じ土俵で戦わないといけません。
一発でコテンパンにされる前に、その事をまず頭に入れておく必要があります。

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STEP1:まずは月5万円以上の貯金を継続する

資産運用を始めるにはまず元手となる「お金」という資産が必要です。
支出にメリハリを付け、まずは、月5万円以上の貯金を継続します。

赤字家計を立て直し、貯蓄を継続する戦略は下記に書いています。

【家計の黒字化】毎月の収支を「必ずプラス」にする8つの原則
私が年収200万円時代から「毎月数万円ずつ」貯金できた基本の考え方をまとめました。家計が赤字の月が多い方、家計のやりくりが難しいと思う方に参考になると思います。
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STEP2:生活防衛資金を確保する

資産運用系のサイトの中には、
「資産運用の大切さは分かりましたね?さっそく証券会社に口座を開設しましょう!」と、いきなり証券口座の口座開設を勧める所が多いのですが、
一旦立ち止まって確認すべきことがあります。

投資の本質は、あくまで「働いていない眠っているお金に働いてもらう」ことでした。
これを余剰資金といいます。

当然ですが、投資はかけたお金が減ってしまう(元本割れ)する可能性もあります。
リーマンショックレベルの暴落では、ダウ平均株価は約半分になりましたし、今後もそういったレベルの暴落がいつ起こるか分かりません。

そう考えると、投資というものは「半分になっても生活に支障が出ないお金」で運用を始めるのが基本です。
まずは、自身の持つ余剰資金を確認しましょう。

基本としては、

生活防衛資金(離職など収入ゼロになっても当面生活できるお金)を生活費の3〜6ヶ月分確保します。

ざっくり100〜120万円といったところでしょうか。お子さんがいる場合はさらに多めに見積もったほうが良いです。
プラスして、月々の生活費、車検など定期的に発生する大きな出費に備えた貯蓄を別に確保しておきます。

このお金は絶対に投資に使ってはいけません。

この線引きを先にしておかないと、投資で欲が出た時に生活費まで手を付けてしまい、家計の悪化に繋がりかねません。
そう考えると、120〜150万円の貯金ができて始めて資産運用のスタートラインに立つことができると言えます。

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STEP3:初心者はまず積立インデックス投信から

多くの方が口を揃えて言っていることですが、初心者はまず積立のインデックス投信から始めるのが鉄則です。

積立インデックス投信のメリット

・少額から始められる(100円から積立可能)
・少額で広範囲の資産に分散投資できる
・定期的に自動で積立されるので、買い時を悩んだり感情に振り回されなくて済む
・高値づかみのリスクも少ない(ドルコスト平均法)
・最初に銘柄を選んだら、あとはほとんどやることがない
・NISA・つみたてNISAを利用できる

【参考】つみたてNISAとは(金融庁)

個人的には、買うタイミングに悩まなくて良いこと、日々の値動きに心乱されなくて済むこと、安定して利益が積み上がることがメリットだと感じています。
逆にデメリットとしては、ローリスクゆえに、短期間で大きなリターンを得ることは出来ないことですね。

【参考】インデックス投信の参考書

私がインデックス投資を学んだ一冊です。仕組みと考え方はこの一冊を押されば大丈夫です。
「投資に費やすのは1年で2時間だけでいい」なんてコピーに、最初はホントかな?って疑ってましたが、やってみると本当でした…。

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流行りのロボアド(ロボットアドバイザー)ってどうなの?

インデックス投信と並んで最近初心者向けにお勧めされることが多いのがロボアド(ロボットアドバイザー)です。
AI(人工知能)が人の代わりに、最適な資産運用のバランスを考え提案してくれるというものです。

結論から言うと、私は得策ではないと考えています。
(※少なくとも現時点では)

ロボアドの理屈としては

初心者は優良銘柄を選んだり最適なポートフォリオを組めないでしょ?
だったら、最近トレンドの賢いAIくんに、資産運用もお任せしてしまおう!

という発想なのですが、下記のようなデメリットが重く、私は利用していません。

【ロボアドのデメリット】
・手数料が高いこと(年1%程度)
・本来組み入れるべきでない資産も抱えてしまうリスクがある

最近のインデックス投信は、売買手数料ゼロ(ノーロード)で信託報酬(お金を自分の代わりに運用してもらうコスト)も約0.2%と格安です。
手数料が高ければ、その分多くのリターンを目指さなければならず、必然的に抱えなければならないリスクも上昇します。

リスク分散したいなら、「eMAXIS Slim バランス」など人気のバランスファンドを中心に積み立てればいいですし、ロボアド運用されている方のブログを見ても、バランスファンドと比較して、手数料の壁を越える運用実績を上げているか?というと疑問です。
また、低迷している日欧株が勝手に組み込まれたり、融通が効かないのもデメリットでしょう。

参考:ウェルスナビの運用実績公開。損したくない人はこれを見て!

ロボアドを勧めるサイトが多い理由

余談ですが、初心者向けの投資ブログを見るとロボアドを手放しで勧めているサイトが多くあります。

それは別にロボアドが個別のインデックスファンドより特段優れているから勧めているわけではなくて、そのサイトからロボアドを申し込むと、サイト運営者に報酬が入り「儲かる」から勧めているだけです。

ロボアドに限らず、FXでも仮想通貨でも同様のケースがあるので、
特定の情報を鵜呑みにせず、複数の材料を並べた上で「自分の頭で考えて」選ぶ姿勢が投資では絶対に必要です。

投資は自己責任ですので、損をしても誰も助けてくれません。
苦労して稼いで貯めた大事なお金を飛ばしてしまわないように、慎重に吟味していきましょう。

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初心者には向かない投資対象

基本的に下記のような性質をもつ金融商品は初心者の投資先として向いていません。

・多額の元本が必要
・値動きが激しい
・手数料が高い(手数料を取り返すのが大変)

①FX

初心者におすすめできない投資先の代表です。
最近は比較的少額で始められ、売買を完全自動化する仕組みが出来てきたので、私も余剰資金で運用していますが、必要な元本も比較的大きく、まだ初心者には敷居が高いです。
元本が少ないと高いレバレッジをかけたハイリスクな運用になるので、上記の積立投資で資産が積み上がってからのチャレンジで遅くないと思います。

【FXの特徴】
・株のように右肩上がりでなく完全なゼロサムゲームの世界
・最低ラインでも30〜50万円程度の元本が必要
・リスク計算を自分でしなければいけない
・インデックス積立投資よりハイリスク・ハイリターン

②仮想通貨

これは現時点で完全なエアプなので、正直なんとも言えません…。
とは言え食わず嫌いは嫌なので、余剰資金の余剰資金くらいでやり始めるかも知れません。

③個別銘柄の株式

「株主優待の桐谷さん」で一時期ブームになった個別株ですが、比較的まとまった金額が必要であり、売却益を狙うなら銘柄選び、タイミングの目利きが必要です。
優待狙いなら日本株が中心になると思いますが、それだけの理由で今後経済が低迷することが予想される日本の個別株を資産に組み入れることは得策ではないと考えています。

④従業員持株会

ある程度の規模の会社に勤めているなら、会社の福利厚生の一環として「従業員持株制度」があり、会社から加入を勧められるかもしれません。
少額から積立できて、数%の奨励金も付与されるので一見お得ですが、明らかなデメリットがあり私は加入していません。

・結局は経営者側にメリットの多い制度
・給与天引きされブラックボックス化、個人の裁量で売りにくく資金が塩漬けになるリスク
・過度に会社依存になり、業績が下がった時は給与減+株安というダブルパンチ
・利回り数%程度ならインデックス投信の積立でも十分達成可能
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【まとめ】資産運用の鉄則

私も資産運用に取り組むまでは、

・投資ってハードル高そうだな…
・逆に損したらどうしよう…

と考えていたのですが、少しずつできる範囲で取り組むと意外と楽しく、数万→数十万→数百万と、着実に資産が積み上がっていきました。

資産形成のポイントのおさらい

・家計を適切にやりくりし毎月5万円以上貯蓄できるようにする
・まず生活防衛資金(100万〜)と直近で使う生活費・大きな費用を確保
・余ったお金(余剰資金)で積立投資を始める
・生活やメンタルに支障をきたさないレベルから小さく始めると吉
・FXなど他の投資商品は、十分資産が積み上がってからでOK

以上、ゼロから資産形成を進める3ステップでした。

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