ども。さん太(@PonkotsuSanta)です。
一時は500万円以上を投資し「年間38万円」の利益を獲得していた「トラリピ」ですが、なぜ「引退」を決断したのか、トラリピをやめた「5つの理由」について詳しく解説します。
・FX自動売買「トラリピ」に興味があるが、リスクやデメリットも知りたい方
・トラリピを使ってみたが正直儲からない……とお悩みの方
・トラリピの含み損は心臓に悪い……「やめたほうが良い?」と考え中の方
【トラリピは儲からない?】私がトラリピをやめた5つの理由
「トラリピ」は株式会社マネースクエアが提供するFX(外国為替証拠金取引)の自動取引システムです。
米ドル/円、ユーロ/米ドルなどの主要通貨ペアに対応し、今まで手動で行っていたFXのトレードを自動化したことで好評を得ている人気のサービス。
しかし、私は2021年2月をもって、仕掛けていたすべてのトラリピを解除し「トラリピをやめる」決断をしました。
- トラリピの運用利回りはパッとしない
- 「大きな含み損」「マイナススワップ」の心理的なストレスが大きい
- 投資初心者には難しく失敗しやすい
- 資金を長期的にロックされ他商品への投資機会を失う
- AI(人工知能)を活用した「完全自動売買」に資金移動を決めた
【理由①】トラリピの運用利回りはパッとしない
「トラリピ」はFXの自動トレードですので、「値動きの大きさ」がそのまま利益の大きさに直結します。
しかし、その値動きの大きさが、年々小さくなっているのです。
例えば「ドル/円」の5年間チャートがこちら。値動きがどんどん小幅になっているのが一目瞭然です。
下記は、私の2020年の投資実績を表にまとめたものです。
トラリピFXには、500万円を投じたものの、年間の利回りは「7.6%」。
「適当に売買しただけ」の投資信託(年間利回り20%)のパフォーマンスにすら倍以上の差をつけられ、完全に足を引っ張る形となってしまいました。
FXは「ハイリスク・ハイリターン」な投資対象と言われていますが、結果は「ハイリスク・ミドルリターン」となっていて、リスクの割に合わないと判断しました。
トラリピが儲からない理由
株式は将来、企業の成長が見込めるので株価は「右肩上がり」になりやすい傾向があり、株を買って「持ちっぱなし」にするだけでも比較的利益を上げやすい投資対象です。
また、2020年から再注目されているBitcoinなどの仮想通貨(暗号資産)も将来の活躍を期待されているので、これからの値上がりに期待が持てます。
例えばBitcoinは2021年2月に、EV(電気自動車)の世界的メーカー「テスラ」が15億ドルものを資金を投資したと報道され話題に。
2021年2月
テスラ、ビットコインに15億ドルを投資──史上初の4万7000ドル突破#イーロンマスク $BTC #ビットコイン #BTC #テスラ #EV #米電気自動車https://t.co/8fejgBmJpE— ビットコインのつぶやき (@bitcoin_sougo) February 16, 2021
一方、FX(外国為替証拠金取引)はいわゆる「ゼロサム・ゲーム」と呼ばれ、2国間の為替取引を行うだけなので、市場全体の価値が上がることはありません。
つまり、勝っている人がいる一方、「負けている人」も同じくらい必ず存在することになります。
「トラリピ」はFXの取引を手動から自動で行えるようにしたサービスなので「トラリピを使えば勝てる」というものでもありません。
加えて、コロナ禍で国家間の人の往来やビジネスが停滞したことで為替の取引も低迷し、儲かりにくくなっているのが現状です。
【理由②】「大きな含み損」「マイナススワップ」の心理的なストレスが大きい
トラリピなど「リピート系FX自動売買」の基本戦略は、下落時にポジションを取り、上昇時に約定して利益を得る、というもの。
しかし常時そう上手くいくわけではなく、相場がダラダラと下がり続けたり、下がったまま低迷すると「大きな含み損」を抱えるリスクがあります。
例えば下記は私の500万円口座ですが、コロナ禍の円高で対円通貨ペアは軒並み値下がりし、「-170万円」もの含み損を抱えました。
また、含み損が理由でポジションを決済できないまま持ち続けているとジワジワ効いてくるのが「マイナススワップ」。
甘く見ていると、上記の通り数万円単位に膨らんでいくので、これも結構な心理的ストレスになります。
これが、私がトラリピをやめた理由の2つ目です。
【理由③】投資初心者には難しく失敗しやすい
トラリピは「自動売買」ツールなので「投資初心者」でも大丈夫そうに見えますが、実際は売買レンジや利幅、損切りなど、初心者には難しい設定を自分で判断して行う必要があります。
そうした設定をちょっと間違えると、決済されにくかったり、予想レンジから外れてしまったりと、仕組みを理解してコントロールできるようになるまでが大変。
特に、適切な「損切り」は熟練者でも難しく、読みが外れて数十万〜数百万円規模の含み損を抱えたとき、初心者は途方に暮れると思います。
これが、私がトラリピをやめた理由の3つ目です。
【理由④】資金を長期的にロックされ他商品への投資機会を失う
2020年は「コロナショック」で株式を始め、仮想通貨などあらゆる投資先が軒並み下落し、10年に1度あるかないかという「絶好の買い場」が到来しました。
もちろん私も買いに動きたかったのですが、運用資金の大半をトラリピに割いていたため十分な投資ができず。
トラリピの仕組み上、証拠金を引き出すとロスカットし損失確定する可能性が上がるためです。
そのため、事実上「トラリピ」に500万円もの資金を「ロック」された格好になり、せっかくの買い場である株式や仮想通貨に投資ができませんでした。
特にBitcoinは、2020年に半減期を迎え、年末に1BTC=300万円に迫る急騰を記録。完全に波に乗り遅れました。
株式なら将来の値上がりに期待して持ち続けることもできますが、為替は必ず上昇するとは限らないため、投資資金を長期間「ロック」されるのはかなりストレスです。
これが、私がトラリピをやめた理由の4つ目です。
【理由⑤】AI(人工知能)を活用した「完全自動売買」に資金移動を決めた
では、初心者がFXや仮想通貨など、値動きが大きな対象への投資を始めるのは無謀なのかというと、現在は金融サービスと情報技術を融合した高度なFinTechサービスが登場しています。
特に、私が2020年から運用を始めたAI(人工知能)を活用したFX・仮想通貨の完全自動売買サービス「QUOREA」は、今後に期待できる優良サービス。
2020年12月の実績では、ユーザー平均「月利」39.26%を記録しています。年利ではなく「月利」でこの数字なのが驚きです。
QUOREAでは、「ロボット」と呼ばれる自動売買プログラムに資産運用をおまかせできます。
トラリピでは、仕掛けたトラリピをチャートが外れた場合、建玉を決済するなどしてトラリピを仕掛け直す手間がありました。例えば以下のような場合です。
一方、「QUOREA」なら、相場が大きく動いても自動追従し、完全トレードを可能にしています。
初心者には難しい利確、損切りのタイミングもロボットが自動で判断し、傷が広がらないうちに処理してくれるので、投資経験の浅い人でも使えるのがメリット。
2020年の私の投資実績では、トラリピの利回りに対して「6倍以上」の差をつけたことで、資金をトラリピからQUOREAに移動することを決めた次第です。
Bitcoinの自動売買「QUOREA BTC」攻略記事はこちら。
FXの自動売買「QUOREA FX」攻略記事はこちら。トラリピとの比較レビューについても書いています。
- 簡単5分登録
- ユーザー平均勝率84.54% (2020年12月度実績)
- 初期費用&月額固定費用0円|資金10万円から始めるビットコイン投資
【まとめ】トラリピをやめたその後の心境は?
以上、トラリピは儲からない?トラリピをやめた5つの理由について紹介しました。
・トラリピが儲からない理由は「為替の値動きが年々小さくなっている」から
・トラリピは大きな含み損やマイナススワップなど「心理的なストレス」を抱えやすい
・FX自動売買を始めたい初心者には「完全自動売買」できるサービスがおすすめ
トラリピは、有名なFX自動売買サービスなので「初心者でも簡単にできそう」と思われがちですが、意外と設定が難しく失敗するリスクも多分にあります。
FinTechやAI(人工知能)の分野は日進月歩で進化しているので、より有効な運用方法を模索したいですよね。
初心者にもおすすめできるFX・仮想通貨の自動売買サービス「QUOREA」の攻略記事はこちらの記事で解説しています。
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