ども。さん太(@PonkotsuSanta)です。
なので、自宅でもオフィスとさほど変わらない集中度で仕事できます
新型コロナウイルスの感染防止のため、日本の企業でも広がっている「テレワーク(リモートワーク)」。
しかし、今まで自宅での仕事経験がない人は結構苦戦している方も多いようで、知人の話やSNSで「集中できない」「仕事がはかどらない」という声をよく聞きます。
また、テレワークでなくても、いつもと時間帯をずらして勤務する「時差出勤」を採用している職場では、ふだんと違う仕事リズムに「集中力が保てない」という人も多いのではないでしょうか。
そんな方向けに、在宅勤務やテレワークでもオフィスと変わらない集中力を発揮してバリバリ仕事するための方法を解説します。
・慣れない在宅勤務。思うように集中できず仕事がはかどらない…
・子供の世話に手がかかり仕事が進まない…
・テレビ、ネット、ゲーム…誘惑に勝てず仕事に集中できない…
・時差出勤で生活リズムが崩れてしまい、仕事が手につかない…
反対に、在宅勤務で「これだけは絶対にやってはいけないこと」もあります。詳しくはこちらの記事で解説しています。
自宅勤務&テレワークでも「超集中」して成果を出す4つの方法
紙の書類、ハンコ文化、会議の長い日本的なビジネススタイルの会社にとって、通勤は「当たり前」となっていました。
そのため、いきなり「家で仕事して」と言われても「そもそも仕事環境がないし…」と悩む人が多いのではないでしょうか。
おそらく、今回のテレワークは一時的なもので、コロナ収束にともない再び通常の勤務体制に戻るはずです。
それなら、焦って高価なPCデスクや周辺機器を買うよりも「集中力」を磨くほうが、お金もかからず今後の仕事でも役に立ちます。
本記事では、オフィス以外でも集中力を上げて仕事をこなす方法、テクニックを、まとめてご紹介します。
- 個人・チームのタスク管理は「Googleカレンダー」を活用
- 早朝の「ゴールデンタイム」を活用する
- 30分の「がんばるタイム」で一気に仕事を片付ける
- 在宅勤務だからこそできる「8つの特権」をフル活用
個人・チームのタスク管理は「Googleカレンダー」を活用
「Googleカレンダー」は無料のGoogleアカウントを持っていれば誰でも使えるカレンダーアプリです。
メインのパソコン、サブのノートPC、タブレット、iPhone、スマホなど複数端末で内容をリアルタイム更新してくれるので便利。
上司や同僚の視線のない在宅ワークは特に、時間意識と締切を明確にしないと集中力を保てません。
Googleカレンダーはアラートを設定しておけば「●●時から●●のタスクが始まりますよ」と通知してくれるので、自宅でも時間意識を失わないために有効です。
在宅勤務では、子供の世話をしたり、相手先の担当者がつかまらないなど「予定変更」は日常茶飯事なので、頻繁にスケジュールの書き換えが発生します。そんな時も「Googleカレンダー」なら一瞬で、全ての端末の予定を変更できます。
またGoogleカレンダーは、自分の予定だけでなく、「他のユーザー」の予定も同じカレンダー上で「表示/非表示」を切り替えられるので、チームメンバーのスケジュールを把握したり、「業務日報」代わりにもできる優れものです。
早朝の「ゴールデンタイム」を活用する
私はしばらく「毎朝4時起き」を実践していますが、夜型の生活サイクルに比べ格段に「集中力」を保てるので仕事をサクサク進めることができます。
「子供に手がかかる」ご家庭では特にお子さんがスヤスヤ寝ている時間は「ゴールデンタイム」。お子さんが起き出してくるまでの時間を使って集中力の必要なタスクを終わらせるようにすると良いでしょう。
・日中=多人数が関係する仕事
というように、時間帯ごとに取り組む仕事を変えるのが効率的です。
特に、頭を使う企画・提案書作成などの業務はこの「ゴールデンタイム」で終わらせておきます。
また、最近は各社が時差出勤を採用しており、勤務者が多い「コアタイム」が短くなっているので、TV会議、ミーティング、電話やチャットのやりとりは午後10時から15時頃までに集中して行います。
この「日中の限られた時間」を密な時間にするためにも、そのための準備を「早朝」に済ませておくとスムーズです。
私も昔は「夜型」の生活でしたが、人間は本来「朝型」の生活リズムで生きるのが体調にも良いので、この機会に「朝型」生活へシフトすることをおすすめします。
私が「毎朝4時起き」を実践してわかったメリット、習慣化のコツはこちらの記事で解説しています。
30分の「がんばるタイム」で一気に仕事を片付ける
テレワーク(リモートワーク)を始めたけど、どうしてもだらけてしまって「集中力が続かない…」という人は、「がんばるタイム」を意識的に作ってみましょう。
「がんばるタイム」というのは、過去記事「残業せずに定時帰りする仕事術」でも取り上げた集中法です。
元々は、トリンプ・インターナショナル・ジャパンの元社長である吉越浩一郎氏が考案されたもので、昼からの2時間を「がんばるタイム」と称して全社員が「超・仕事モード」になる時間帯を作る手法です。
集中力を高めるには継続的なトレーニングが必要なので、いきなり「2時間集中」は意外と難しいです。まずは30分集中から始めてみましょう。
・全てのスマホ・携帯電話をマナーモードにする
・自室等にこもり「セルフ軟禁状態」を作る
・イヤホンでヒーリングミュージックを流す
・終わらせるべきタスクと目標を付箋などに書いて手元においておく
・メールチェックはしない。通知なども切っておく
吉越氏の著書『「残業ゼロ」の仕事力』は「がんばるタイム」以外にも「毎日定時退勤」を実現するアイデア満載の内容で、仕事の取り組み方を見直す上でとても参考になりました。
在宅勤務だからこそできる「8つの特権」をフル活用
自宅勤務には、オフィス勤務ではできない「8つの特権」があります。
- とにかく静か
- 散歩&筋トレOK
- 服装自由
- 音楽垂れ流しOK
- いつでも昼寝OK
- いつでも中断OK
- 子供やペットとのふれあいOK
- おやつ&コーヒーブレークOK
オフィスでは「周囲の視線」や明確な勤務・休憩時間が定められているために、眠くなったからといって短い仮眠をとったり、気分転換に散歩や運動をするのは難しいもの。
しかし、自宅なら上司や同僚の目を気にせず自分に合ったペースで仕事を進められます。
服装も、スーツに着替えないと「仕事モード」になれないという人は別として、動きやすい服装で仕事しつつ、煮詰まったらそのまま筋トレやウォーキングに出る、なんていうこともできます。
また、周囲の音が気になる人は「音楽の力を借りる」のも手の一つ。
作業がはかどる厳選ヒーリングミュージックはこちらの記事で解説しています。
お子さんやペットのいる家庭なら、気分転換に愛するお子さんやペットとのスキンシップも自由にできます。
これら在宅ワークならではの恩恵、メリットをしっかり活用しましょう。
【まとめ】今後テレワークの機会は増える?今から「在宅勤務OK」の態勢をつくっておこう
以上、在宅ワークで集中できない方向けに「超集中」して成果を出す方法を紹介しました。
・時間意識を失わないために「Googleカレンダー」でタスク管理
・必要な頭を使うクリエイティブな仕事は「早朝」に終わらせる
・集中力は「鍛えるもの」。まずは30分から集中する習慣をつくる
・昼寝、散歩、休憩で上手に気分転換し集中力を維持する
今回のテレワーク需要拡大は、「新型コロナ」という致し方ない要因で起きたものですが、事態が収束しても、今後「出勤しないで働く」という働き方はより一般的な選択肢になっていくと予想します。
今回の件で、図らずも「会社に行かないと仕事ができない病」にかかっている日本的な働き方の「弱さ」があらためて露呈してしまいました。
しかし、付け焼き刃ではありつつも、急遽テレワーク・リモートワークに切り替えた結果、
・当たり前にしていた残業を圧縮できた
・紙書類の作成が最小限になりペーパーレス化が進んだ
など、今まで見えなかった仕事の3M(ムリ・ムダ・ムラ)が見えてきて、これらを改善する絶好のチャンスと捉えることもできます。
リモートワーク需要に応えたサービスやガジェットも今後一層充実してくるでしょうし、「通勤がなくなって家族との時間が増えた」という声が増えれば、積極的にリモートワークを選ぶ人は増えていくのではないでしょうか。
結果的に、今までよりも「出勤するメリットや効果」は薄れ、働き方の多様化は加速するのではないかと考えています。
反対に、在宅勤務で「これだけは絶対にやってはいけないこと」もあります。詳しくはこちらの記事で解説しています。