ども。さん太(@PonkotsuSanta)です。
私の「うつ病」をきっかけに、治療の一環として始めた本ブログも、スローペースの更新ながら、本記事で「100記事目」となります。
100記事目のテーマは実は最初から決めていて、最初の記事「果たして、人生はクソゲーなのか?」に対する「アンサー」を書くつもりでした。

当時は「うつ病」のどん底期(1日中ベッドから起き上がれないレベル)から少し回復した頃でしたが、頑なに「人生はクソゲーだ」と信じていて、上記はそんな時に書いたエントリーです。


・人生は「クソゲー」だと思っている
・人生が面白くない、楽しくない…
・「うつ病」や精神障害で悩んでいてつらい…
はたして、「人生」は「クソゲー」なのか?
本ブログの正式名称は『ポンコツさん太の「そろそろ本気で史上最高のクソゲー『人生』を攻略しようじゃないか』といいます。
しかしブログ名が長すぎて噛まずに言えないため、やむなく、略して「ソロジン」と呼んでいます。
最初は「はてなブログ」で細々と更新していました。


今はコメント機能をオフにしていますが、「はてなブログ」時代はコメント機能をつけていたので、コメントを残してくださる読者さんがちらほらいました。
当時は「人生はクソゲー」をテーマに記事を書いていたので、コメント内容も「悩んでいる」感じのものが多く寄せられていました。
要約するとこんな感じです。
・イケメン(美人)ばかりが得をしてブサイクは損ばかり。結婚も子孫を残すことも難しい…
・幸福より不幸の方が圧倒的に多くてつらい…
・クソゲーですら「リトライ」して再チャレンジができるのに人生はそれすらできない…
・これだけクソゲーなんだから人生をマジメに生きる意味なんてあるの…?

今回は、これらの「お悩み」「疑問」について、今の私なりのアンサーを書こうと思います。
私自身、うつ病から回復した今でも、やっぱり「人生はクソゲー」だと思っていますが、楽しみ方次第では「無理ゲーではない」と考えるようになりました。
人生は「クソゲー」だが「無理ゲーではない」7つの理由
人生が「クソゲー」な理由を要約すると以下のようになります。
②ポジティブな人、人付き合いが上手な人、スポーツの得意な人も圧倒的に有利
③【①】と【②】の要素が何もないと大人になってから「詰む」
④【①】と【②】の大半は、親から遺伝で受け継いだり幼少期の環境で決まる
※自分の努力のおよばない範囲・期間に能力値の大半が決定してしまう
一般的に、ゲームでは「公平性」が重視されます。
どんなゲームでもスポーツでも、スタート時の条件、有利・不利は、どの人・チームでもほぼ同じに設定されているはずです。
例えば人気のすごろくゲーム「桃太郎電鉄」も、サイコロを振って進みますが、最初はプレイヤーみんな同じスタート地点からの出発です。
ですが、人生という「ゲーム」は、難易度がほぼ「生まれつき」で決定してしまうのです。これはどう考えても「クソゲー」でしょう。
しかし、だからと言って「クソゲー=無理ゲー」なんだと考えてしまうのは少し早計です。
考え方次第によっては、「今の時代に生まれたからこそ」幸運なこと、チャレンジできることはたくさんあります。
- それでも日本は恵まれている
- 一文無しになっても再チャレンジできる
- 学歴でキャリアが決まらない時代になった
- インターネットにより情報格差が縮まってきている
- 「美貌格差」は今後は少し「マシ」になる(かも)
- 誰でも少額から「投資」を始められるようになった
- 世界規模の戦争がない
それでも日本は恵まれている
このブログをご覧になっている方は日本の方が多いと思います。
日本も近年は格差社会化が叫ばれていますが、まだまだ豊かで恵まれた国です。
例えば、日本が恵まれている理由は少し思いつくだけでこれだけあります。
・衛生面・医療面のレベルが高い
・治安が良く、落とした財布が戻ってくる(経験済)
・上下水道が整い水道の水を直に飲める
・「おもてなし」のサービスが充実している
・公共交通機関がほぼ定刻通りのダイヤで運行している
・徒歩圏内に夜間でも営業するコンビニがある
・自国の言語で高等教育を受けられる
・失業保険など社会保障が整っている
・医療費の窓口負担が安い
・選り好みしなければ仕事がある
・食べ物が美味しい(大事) …など
私は20代半ばにうつ病がきっかけで退職しましたが、失業保険や心療内科への受診など、社会インフラにかなりお世話になりました。

つまり、考え方によっては、日本に生まれただけで「当たりクジ」を引いたといっても過言ではないのです。
一文無しになっても再チャレンジできる
人生を子供の頃にさかのぼってやり直すことはできませんが、その気になれば新たな人生をやり直すことはいつからでもできます。
働き方についても、終身雇用・年功序列の雇用システムが崩れたことで、昔より転職・再就職しやすく、若手でも実力を発揮すれば昇進・高給を得られやすくなってきています。

26歳で「無一文+借金」のどん底状態から這い上がるために行ったことについては別記事で詳しく解説しています。

学歴でキャリアが決まらない時代になった
プロフィールに書いている通り、私は専門学校卒で、有力な国家資格などはもっていないので、学力的には高卒レベル。学歴だけでいえば、現在の職場では最底辺となります。
しかし、仕事をする上で、仕事相手が「どの大学卒か?」なんてふだん気にしないですし、今まで専門卒で困ったことはほとんどありません。

もちろん「東大」など偏差値上位クラスだとブランド価値が活かせるのだと思いますが、学歴は昔ほど重視されない時代になったと言えます。
逆に言えば、社会人になってからの勉強やスキルアップが大事ということ。
メインスキル×サブスキルを磨く「スキルの伸ばし方」についてはこちらが参考になります。

インターネットにより情報格差が縮まってきている
私は地方の出身で、学校も就職でも県外に出たことがないので、出張や旅行で都会に行くと完全に「おのぼりさん」状態でした。
しかし現在は田舎に住んでいてもスマホで世界中のニュースや新しい情報、トレンドにアクセスでき、新商品もネット通販で発売日に届きます。
つまり、「都会で生活するメリット」は薄らいできていると言えるでしょう。
逆に、家賃や物価の低い地方で暮らしつつ、「本業+副業+投資」と収入の柱を増やすことで、都会で働く人並みの収入を得ることも可能な時代になっています。
ただし、一方でいわゆる「うまい話」もたくさん横行していますので、事前に知識をたくわえて見極められるようになっておくことが大切です。

「美貌格差」は今後は少し「マシ」になる(かも)
「格差社会」と言われて久しい世の中ですが、最もどうしようもない格差が「美貌格差」です。
学歴や雇用形態、収入面の格差は、後からいくらでも巻き返せるのでまだ良いのですが、生まれつきの「顔面偏差値」だけはどうしようもありません。
イケメン(美人)に生まれれば「一定レベルの成功」は約束されたも同然。
「美貌格差」の大きさは、美形の人とそうでない人の生涯年収を調査した研究で判明しています。

ただし、高学歴社会で人々のIQ・EQが高くなると、一時の恋愛ならまだしも、結婚相手は「中身のある人を選びたい」という人が今後は増えるだろうと予想します。
すると「人間的な素晴らしさ」「論理的思考力」「稼ぐ力」「資産の管理運用能力」など実質的な価値が重視され、相対的に「美形の価値」は低くなりそうです。
私も運悪く「顔面偏差値は底辺レベル」に生まれてしまいましたが、きちんと「戦略」を立てて生きていけば、ブサイクに生まれても人生は楽しめることに気がつきました。


誰でも少額から「投資」を始められるようになった
人生をもっと豊かにするには、「働く」「消費する」に加えて、「未来に投資する」視点が欠かせません。
投資は、2000年代まではまだまだ一般のサラリーマンにはハードルが高く、手を出しづらい環境でした。
しかし現在は、世界中の株式や債権に「誰でも」「手数料無料」「100円」から投資できる時代です。こんな良条件が整っているのは人類史上で例がありません。

私が年間100万円以上の利益を上げている「がんばらない投資術」の全手法はこちらで紹介しています。

特に最近成果を上げているのが、仮想通貨「Bitcoin」の自動売買サービス、「QUOREA」。

QUOREA(クオレア)2021年1月17日時点の運用実績
1ヶ月で約30万円の利益を上げるなど好調で、攻略記事も書いていますので、興味のある方はご覧になってください。


(今のところは)世界規模の戦争がない
新型コロナの拡大で、2020年の東京オリンピックが史上初の延期となりましたが、実はオリンピックが「中止」となった事例は過去に5回あります。
それはいずれも世界規模の戦争が原因でした。
人類の歴史は「争い」の歴史でもあります。人間が有史以降どれだけ戦いを繰り広げてきたかがわかる動画はこちら。
平和が続くと、それが「当たり前」に感じてしまいますが、実際は過去の先人たちの努力の上に築かれていることを忘れないようにしたいものです。
世の中がただ「平和」であるだけで幸せ。
私たちはつい、「幸せの大きさ」を隣の人と比べて一喜一憂してしましますが、物の見方を少しだけ変えると、幸せは案外近くに落ちているものです。

【まとめ】「クソゲー」を楽しめるかどうかは結局「考え方」しだい
以上、人生は「クソゲー」であっても「無理ゲー」ではない理由について解説しました。
・現代はたとえ一文無しになっても再チャレンジできる
・低学歴・地方出身でもキャリアは積み重ねることができる
・外見(ルックス)の格差も今後は改善していく
・誰でも少額から「投資」を始められる時代は人類史上初めて
・当たり前ではない「今そこにある幸せ」を大事にしよう
確かに世の中は不公平だらけで、納得のいかないことの100や200は誰にでもあるものです。
でも「恵まれていない」から真面目に生きるのはアホらしい、と考えるのと「恵まれていない」からこそ「チャレンジしがいがある」と考えるのは、どちらも自分で決めることができます。
生まれつき「恵まれていない」人生というのは、例えるならマラソンの最後尾からスタートです。
もちろん、最後尾のスタートからでは、トップ集団に追いつくのは至難の業。しかし「人生の目的」は「他人に勝つ」ことだけではありません。
「他人に勝つ」ことを目的にしてしまったら、ウサギとカメの「ウサギ」のようなもの。それでは永遠に「ゴール」には到達できないのです。

長い「マラソン」だからこそ、道中の風景を楽しむのも良いですし、時には立ち止まって美味しいものを食べるのも良い。
人生という「ゲーム」を楽しめるかどうかは、結局自分の「考え方一つ」でどうにでも変えられるのです。


…ってことで、今日こそA5ランクの肉たべたいな!



