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デザインで稼ぐ!3ステップ【DTP・グラフィックデザイナー編】

稼ぐ!デザイン
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ども。グラフィックデザイナーのさん太(@PonkotsuSanta) です。

さん太
さん太
デザインの仕事はやりがいも大きく、専門スキルが身につく一方、まだまだ収入面や長時間労働など課題も多くあります。

今回は私の10年余りのデザイナー経験から、主にグラフィックデザインやDTP方面で仕事をされている方、またはこれからデザイン業界で仕事を始めたい方向けに、「収入」と「時間的余裕」をしっかり確保しながら、豊かに稼ぎ続ける「戦略面」のお話を書いていきます。

【こんな疑問にお答えします】
・絵を書くのが好きならデザイナーに向いている?
・デザイナーって「安月給」のイメージだけど本当?
・グラフィックデザインやDTPの仕事に将来性はある?
・グラフィックデザイナーって残業が多そう…。ぶっちゃけどうなの?
・現役デザイナーだけど、毎日残業がきつい。もっと余裕のある環境で働くにはどうしたらいい?
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グラフィックデザイナーの魅力とメリット・デメリット

グラフィックデザイナーの魅力とメリット・デメリット
グラフィックデザインの仕事は主に書籍やカタログなど印刷物、紙媒体の広告、商品パッケージ(包装)等のデザインを行うことです。

絵を描いたり、モノを作り出すことが好きな人には適職と言えます。

さん太
さん太
私の場合もともとゲーム業界に進むつもりでしたが、途中で興味を失ってしまい、独学でデザインを勉強して転職しました。

「好きなこと」の延長線上で仕事できる反面、つらいことやデメリットもあるので、その両方を解説します。

グラフィックデザイナーの魅力

デザイナーの魅力、仕事のやりがいで一番大きいのは、自分がお手伝いした商品やサービスが全国・全世界の人に使われることにあります。

SNSで拡散されると家族や友達にちょっと自慢できますしね。(但しほどほどに…)

また、培ったスキルをWebや映像など、他の媒体にも応用できるので、「潰しがきく」こともメリットです。

何より、絵を描いたりモノづくりが好き!という「自分の好きなこと」を仕事に活かせるのも魅力ですね。

グラフィックデザイナーのメリット

「デザイナー」と呼ばれる職業はいずれも専門職のため、会社の中で異動も少なく専門スキルとキャリアを重点的に伸ばしていけます。

【グラフィックデザイナーのメリット】
・技術職なので異動・転勤リスクも割と少ない→人生設計しやすい
・比較的すぐ仕事ができる(必須資格・難関資格がない)
・ポジションを得れば割とホワイトに働ける
・専門職なので、実績を作れば転職しやすい
・スキルをWebデザインなどに展開しやすい
・今はパソコン一台ででき、副業もしやすい

グラフィックデザイナーのデメリット

しかし一方でデメリットや「稼ぎづらい」面もあります。

・ぶっちゃけ斜陽しゃような業界
・チラシやカタログなど広告物がメインのため景気に大きく左右されがち
・デザインのやり直しが多く、残業やオーバーワークが習慣化している
・参入障壁が低いのでライバルも多い→コンペ等で価格競争にさらされる

身も蓋もないことを言ってしまいますが、グラフィック(印刷物、紙媒体の広告)周りの市場は減少傾向にあります。

さん太
さん太
情報媒体がどんどんインターネットにシフトしていることを考えると当然ですね……。
また、年々「エコ」に対する社会の関心が高まっているので、印刷物や包装デザインの仕事も伸び悩むことが予想されます。

しかし今後も、一定割合で紙媒体は残り続けるので、稼ぐ力のある会社を選んで仕事すれば割とホワイトに働けます。

年収200万円代の人も、年収1,000万円を超える人もいて「稼げる・稼げない」の差がはっきりとした2極化傾向にあると言えます。

デザイン業界で仕事を続けるのであれば、稼げるデザイナーを目指したいところ。

さん太
さん太
私自身、20代の始めは稼げないデザイナーでしたが、後述の「稼ぐデザイナーになる3ステップ」を意識してキャリアアップしたところ、収入を倍増させることができました。
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デザイナーとして仕事を始めるには?

グラフィックデザイナーとして仕事を始めるにあたって、特定の資格を持っている必要はありません。
ほぼパソコン1台で仕事が完結するので、スキルさえ習得すれば仕事は始められます。

【グラフィックデザイナーの必須スキル】
・グラフィックデザイン・DTPの基礎知識
・Adobe Illustrator
・Adobe Photoshop

ソフトの扱い方については、やる気があれば独学でもできるレベルですが、ソフトやPC環境構築に20〜30万円程度の初期投資が必要なので、ゼロから始めるならスクールに通うことをオススメします。

その後、実務を経験するためにデザイン事務所やメーカーなどの社内デザイン部門に入社するのが一般的ですが、比較的「職人気質」な仕事なので「技は見て盗め」的な所が多いです。

就職してからも独学し続けることは必須と言えるでしょう。

【就職先①】デザイン事務所

就職先の候補としてメジャーなのが、「デザイン事務所」です。

さん太
さん太
私も2社ほどのデザイン事務所で下積みを経験しました。
やりがいがある反面ハードなので、気力・体力面をしっかりケアしないと潰れてしまいそうになることもあります。
【デザイン事務所の特徴】
・服装や勤務時間が自由なところが多い
・受注仕事の割合が多く数をこなす必要がある
・深夜残業、締切に追われハードワークになりがち
・利益の少ない下請け会社だと給料が伸びにくい
・多方面の業界に関われ、早く実力がつくので将来独立したい人向け

【就職先②】メーカーなどのデザイン部門

もう一つ、デザイナーの就職先にはメーカーなどのデザイン部門で「インハウスデザイナー」として働く、という選択肢もあります。

ある程度名の知れた中企業以上のメーカーや小売業は社内に「デザイン部」を持っている会社が多いので、そこで仕事するという働き方です。

メーカーや小売店は、自社商品や販売先を持っているので、受注仕事メインのデザイン事務所に比べると経営基盤が安定しているので「余裕」をもって仕事できるのがメリットです。

【インハウスデザイナーの特徴】
・自社商品・販売チャネルがあり経営は比較的安定している
・業績が安定していれば給料も伸びやすい
・仕事量や締切が比較的ゆるやかでホワイトに働ける
・自社商品に関する仕事がほとんどで視野が狭くなりがち
・デザイン実務は外注する場合もあり「自分で作業したい」人には不向き
さん太
さん太
私の場合、下積みの後で大手企業のデザイン部に転職しました。
安定して仕事があるので、給料や休みなどの待遇が良い反面、デザイン会社に比べて刺激が少ないので、自発的に仕事の幅を広げたりスキルアップする姿勢を持ち続けることが大切です。

デザイン会社でもインハウスデザイナーでも、社内で落ち着いてしまうと成長が止まってしまいます。

デザイナーとして稼ぎ続けるなら、積極的に仕事の幅を広げ「自分で仕事を獲りに行く」姿勢も大切です。

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デザインで稼ぐ!デキるデザイナーになる3ステップ

デザイナーになるのに特別な資格は必要ありません。

裏を返せば「デザインソフトが使える」レベルの人は多くいるため、それだけだとどうしても収入は伸びません。

「稼ぐ」ためにはさらなる上のレベルにステップアップしていく必要があります。

「デザインで稼ぐ」が難しい本当の理由

冒頭でもお伝えしたように、一般的に「デザイナー」は給料が伸びにくい職業です。

デザイナーが稼げない理由として「業界や構造のせい」と言われることもありますが、これは本質的な理由ではありません。

なぜなら、業界の中でも成果を上げ「突き抜けている」デザイナーも大勢いるからです。

昨今では組織のスリム化やクラウドソーシングの発達によって、デザインの外注傾向が加速し、デザイン単価は下がっています。

そのため、「支給された原稿どおりにデザインすれば良い」という受け身のオペレーター的な仕事のやり方では稼ぎにくくなっています。

つまり、時代にあわせて「戦略」を見直していくことが、これからのデザイナーにも求められるということ。その「戦略」を3ステップにまとめました。

  1. 課題解決力を磨く
  2. 稼げる会社・成長している会社に転職する
  3. 自分で仕事を獲る
さん太
さん太
独立開業やフリーランスを目指すデザイナーの方にとっても、この3ステップは有効です!

【ステップ①】課題解決力を磨く

業界トップを走る有名デザイナーの仕事術を見ていると、これからデザイナーとして飛び抜けるには、単に図案を起こすだけでなく、顧客のもつ「潜在的な」課題まで含めて見える化する「調査・分析力」が求められているように感じます。

加えて、今まで世の中にない抽象的な概念を、具体的なプロダクトや解決策に落とし込み、提案する能力も必要です。

【これからのデザイナーに求められるスキル】
(1)顧客のもつ真の課題を探し出すヒアリング力
(2)商品・サービスの本質を捉えたデザイン力
(3)市場で適切なポジションを獲るための調査・分析力
(4)抽象概念を具体的にしていく論理的思考力
(5)驚きや感動を生み出す創造力
(6)プロジェクトを推進するための提案・プレゼン力

一言で言えば「課題解決力を磨く」能力を伸ばす必要があります。

今までコンサルタントが担ってような領域が、今後デザイナーにも求められるということですね。

といっても、デザインの実務をしながらこれらのスキルを獲得していくのは困難です。

さん太
さん太
私の場合、まずは(1)(2)を意識して本を読んだり仕事をしたところ、成果物のクオリティや、顧客の満足度は見違えるものになりました。
それが結果的に収入に結びついてきます。

【ステップ②】稼げる会社・成長している会社に転職する

個人の能力がどれだけ高くても、会社全体として利益が少なければ、残念ながら報酬は大きく伸びません。

・儲かっていない会社 < 儲かっている会社
・受注だけで回している会社 < 自社商品・ブランドを持っている会社

上記の通り、「ブランド力があり儲かっている」会社に所属したほうが自分の収入は多くなります。

就職したての頃は実績もなく仕事は選べませんが、実力と実績がつけば「転職」も検討したほうが良いでしょう。

今でも日本的な「年功序列」の会社は多く残っているので、同じ会社では大きく収入が伸びない場合でも、他社に移れば100万円単位で年収が伸びる可能性があります。

将来のことを考えて、収入面や時間的な余裕を持って働くことを重視するなら、市場規模の大きな分野・会社を選んだ方が良いと言えます。

【ステップ③】自分で仕事を獲る

デザイナーは自分のスキルを生かして、副業的に稼ぎやすい職種です。

普段は会社の看板で仕事をさせてもらっているわけですが、本業の仕事に余裕ができたら、自分のポートフォリオ(実績)を強化する意味でも、積極的に自分で仕事を獲っていくことをオススメします。

いきなり大々的に営業をかけなくても、友人・知人がやっている仕事やイベントのチラシを作る、イラストを描くなどお小遣い稼ぎレベルのものでOK。

さん太
さん太
最近はクラウドソーシングサービスも成熟しているので、腕だめしで案件をこなすのも良い方法だと思います。
普段の仕事で刺激が足りないという人は、自分の仕事の幅を広げる意味でも副業は一石二鳥ですね。

スキルのフリマサービス「ココナラ」なら、イラストやデザイン制作など、自分のスキルをフリーマーケットのように値段をつけて販売することができます。
スキルのフリーマーケットサービス「ココナラ(coconala)」
【出典:スキルのフリーマーケット「ココナラ(coconala)」

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【まとめ】やりがいも収入も手に入れて豊かなデザイナーライフを!

やりがいも収入も手に入れて豊かなデザイナーライフを送ろう
以上、稼ぐデザイナーになる3ステップをご紹介しました。

【本記事のまとめ】
・デザインで稼ぐには「仕事の幅」を広げてレベルアップが必要
・自身の適性や将来設計によって就職先や働き方を変えるのも手
・実力と実績がついたら「収入の上がる」転職を目指そう

今回ご紹介した3ステップを使ってレベルアップしていけば「年収1,000万円超え」も視野に入ってきます。1,000万円プレイヤーを目指す3つの戦略についてはこちらの記事で解説しています。

【デザイナーでも年収1,000万円を目指す】給料の低いデザイナーがとるべき3つの戦略
一般的に「給料が少ない」と言われるデザイナーですが、「戦略」次第では「年収1,000万円」も夢ではありません。本記事では「年収1000万円超え」のデザイナーを目指す3つの戦略について、私の実体験を元に解説します。
さん太
さん太
私は美大も出ておらず、途中からデザイナーに転職した「非エリート」ですが、上記の戦略を実践して年々収入アップしています。

今回は「稼ぐ」ことに焦点を当てましたが、人生の満足度は収入の多さだけでは決まりません。

私の知人の印刷物デザイナーさんは、1回のボーナスが100万円以上出る会社に勤めていましたが、毎日深夜残業は当たり前で「このまま続けても幸せな家庭は築けない」と判断して転職。今はライフワークバランスの取れた生活を送っています。

デザインの仕事に就いている方はモノづくりが好きで職人肌な方が多いので、とにかく仕事を優先されがちです。

でも時には立ち止まって、自分の将来なりたい姿やプライベートをイメージしながらキャリアプランを見直すことも大事だと私は考えます。

さん太
さん太
「やりがい」「収入」「時間の余裕」のバランスを考えて、豊かなデザイナーライフを目指したいですね!
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