ども。さん太(@PonkotsuSanta)です。
突然だが、皆さんは「スパワ」をご存じだろうか?
人生の半分の半分の半分くらい損してますよ、モニカくん
プライベートで大阪・天王寺付近へ旅行に行く時、必ず訪れる癒やしスポット。
それが「スパワ(スパワールド)」である。
・大阪の一風変わった名所を知りたい
・大阪の温泉施設でおすすめを知りたい
・大阪・天王寺&新世界付近で安く泊まれるところを知りたい
「スパワールド」が天国すぎる3つの理由
要するに「スーパー銭湯」なんだろ?
なお、館内は撮影禁止につき館内設備のイメージは公式HPを参照されたい。
【1】「世界14カ国」の温泉が入り放題
スパワールド世界の大温泉 – 美と健康の24時間快適空間
(スパワールド公式HPより)
「スパワールド(SPA WORLD)」では、その名の通り、アジア・ヨーロッパ各国をイメージした14カ国の温泉が入り放題である。
※「アジアゾーン」と「ヨーロッパゾーン」は月ごとに「女湯」「男湯」が入れ替わるので、1度の来館で入れるのは実質7カ国のみ
それでも、一般的なスーパー銭湯をしのぐ広さと温泉のバリエーションがあり、十分満足できるはずである。
数がありすぎて全部入れない可能性すらあるので、おすすめ風呂は後ほど解説する。
全部コミコミのリーズナブルなお値段
「スパワ」の料金体系はとてもわかりやすい。
入館料に「温泉」「プール」「アメニティ」の料金が全て含まれている。
なので、館内で飲食したりマッサージなどのサービスを使わなければ、一回の利用は1200円(税込)。
土日祝は料金を上げてくる温泉施設が多い中、休日も「価格据えおき」なのも嬉しい。
私の地元(田舎)のスーパー銭湯は、入館料800円+タオル200円といったパターンが多いので、都会のしかも観光地でこのお値段は破格だと思う。
【ホテル並み】大充実の館内設備とアメニティ
タオルやシャンプーなどはもちろん、館内着やブランケットまで貸し出してくれるので、アメニティの充実度は「ホテル並み」といえる。
そして、温泉内の各所に設置された冷水機が地味にありがたい。
スパワは浴槽・サウナの種類がありすぎてどうしても長風呂になるが、冷水機のおかげで水分補給に困ることがない。
しかも、都会なのに水が美味しい。
ホームページにもあるように、水には並々ならぬ努力をはらっているようである。
以前、岐阜の清流・長良川の温泉郷に行ったときも水が美味しいと感じたが、それに匹敵するレベルだと感じる。
【2】新世界、天王寺にも好アクセス
通天閣や串カツが有名な「新世界」、目の前に「天王寺動物園」、JR天王寺駅やあべのハルカスも徒歩圏内という驚異の立地である。
足を伸ばせば、日本橋、難波、道頓堀もウォーキングがてら観光できるので、拠点としては申し分ない。
しかし、館内があまりにも快適すぎて外に出たくない、というジレンマもある…。
※一度退館すると、もちろん再度入場料を支払わないといけない。
【3】プラス1,450円で「宿泊」もできる
そして見落としがちな最後の「神」ポイントだが、実はそのまま「素泊まり」もできる。
大体のスーパー銭湯は深夜営業がなく「日帰り利用」が普通。
しかし、スパワールドは24時間営業である。
さすがに割増料金(1300円+入湯税150円)がかかるが、館内利用料と合わせて2,650円で温泉入り放題+一泊(仮眠)できるのはありがたい。
いくら安くても、狭いスペースで雑魚寝はイヤだぞ?
スパワールドの「1Fレストルーム」はとっても快適!
公式ホームページでは分かりづらいが、1Fに素泊まり用のレストルームがある。
大浴場に併設されたレストルーム(4F、6F)は照明も明るく、休憩にはいいが眠るのには不向き。
一方、1Fのレストルームは、ちょうどいい暗さの間接照明で、フラットシートが設置されていてしっかり睡眠が取れる。
雑魚寝スタイルとはいえ、クッション性のあるマットレスで、隣とのスペースも適度に空いているので「すし詰め」状態にはならない。
また、ちゃんと男女別にエリアが別れているので、カップルや女性にも安心だ。
ただ、仕切りや防音設備はないので、他人のいびきが気になったり、真っ暗でないと眠れないという人は、アイマスクと耳栓を持参すればOK。
空調はちょうど良かったが、ブランケットも1F入り口に置かれているので、冷えやすい人は借りておくといいだろう。
ブランケットは丸めて枕にもできる。
それでも冷えてしまったら、温泉は朝まで営業しているので、いつでも湯船で温まることができる。
スパワールドでレストルームを利用する際の注意点
1Fレストルームは広いと言えど、シートには限りがある。
なので、一泊する場合は早めに風呂を切り上げてレストルームに入り、22時までには場所を確保しておきたい。
また、1Fには貴重品入れやロッカーがないので、荷物や貴重品は大浴場のロッカーに入れておくこと。
ちなみに、カップルや家族旅行では、場合によっては雑魚寝は嫌がられる場合もある。
そんな時は、少し値は張るが、スパワ内にホテルもあるので、無理せずこちらを検討したい。
スパワールドに来たら「これだけは入っておきたい」おすすめ温泉3つ
スパワの大浴場は広すぎる上に、エリア別に部屋が区切られているので、一部見つけづらいものもある。
初見では全ての温泉を入り尽くすのは難しいので、これだけは入っておきたい温泉を厳選して紹介しよう。
ヨーロッパゾーンのおすすめ温泉
①フィンランド・炭酸風呂
よくある壺風呂タイプの風呂だが、中から炭酸が湧いている。
炭酸は気泡が粗いものと細かいものの2タイプあり、好みで選ぶといい。
絶妙な「ぬるま湯」であり、入ったら最後、気持ちよすぎて出られなくなるので注意。
唯一の欠点は浴槽が「3つ」しかなく、だいたい誰かが入っていて常に満員だということ。
運良く空いていたら必ず入っておきたい。
②ギリシャ・ハーブ風呂
スーパー銭湯ではちょっと珍しい薬草(ハーブ)の溶け込んだお風呂。
使用されているハーブは、ラベンダー、セージ、ローズマリーなどスパワのオリジナルブレンド。
ほのかな香りなので、ハーブの匂いが苦手な方でも入れると思う。
③イタリア・青の洞窟
ほのかな青い照明でリラックス効果バツグンのお風呂。
湧き水のような噴水が常に流れていて、川のせせらぎのような水の音が心地よい。
こちらもちょうどいい湯加減で、つい長居してしまう。
アジアゾーンのおすすめ温泉
「大檜風呂」が気になる…
スパワールドでおすすめの入浴法
スパワの温泉は全体的に温めの設定で、誰でも入りやすく長風呂してものぼせにくいのが嬉しい。
しかし、つい温まりすぎてしまったら、イスや寝転べるチェアがあるので、無理せず休憩すること。
また数カ所に冷水機が置いてあるので、こまめに水分補給するといいだろう。
私は徒歩メインで観光するので、疲労回復のために、温泉⇔冷水を交互に入る入浴法をいつも使っている。
冷たい冷水風呂に全身つかるのはキツイ…、という方は、無理せず足だけをつけて冷やすのでも十分。
これで、翌日の足の疲れや筋肉痛がだいぶマシになる。
スパワールドのプールはオマケ?
入館料には、8Fにある「プール」の利用料金も含まれている。
温泉だけでも入館料の元は取れるので、水着さえ持参すれば、「実質タダ」でプールも使い放題である。
一度入ってみたが、あくまでビル内のプールなので、郊外の巨大プール施設に比べればどうしても狭い。
そのため、水泳やエクササイズが目的な方には不向きで、子供を遊ばせたり、カップルでくつろぐ場所のようだ。
どちらにせよ、「ぼっち」には縁のない場所である。
【まとめ】大阪を格安で満喫&疲れを癒やすなら「スパワールド」は大正解!
以上、温泉入り放題&宿泊できる「スパワールド」が天国すぎる件についてまとめてみた。
田舎生まれ田舎育ちの私にとって「大阪」は正直、肌の合わない土地だ。
しかし「スパワ」だけはわが町にもできてほしい!と切に思う、神スポットである。
続く…(かも?)