ども。青信号を赤信号に変えるプロ、さん太(@PonkotsuSanta) です。
とにかく歩いていても、走っていても、タクシーでも、車の運転でもここぞ!という時に、青信号を赤信号に変えられるのが特技です。
今思い返すと、完全に「スマホゲーム中毒」だったと思います。
しかし今では完全にスマホゲームから距離を置き、ガチャと課金の悩みからも開放されました。
本記事では、かつての私のように「スマホゲームやめたい。…でもやめられない!」という方向けに実践的な方法を書いていきます。
・スマホゲームをやめたい!でもやめられない…
・スマホゲームに飽きてもまた別のゲームを探してしまう…
・ゲーム内のガチャや課金に何万円も浪費してしまった…
なぜスマホゲームの中毒性は高いのか?
私はどっぷりポケモン世代のため、『ポケモンGO』をプレイしたのを皮切りに、ずるずる「スマホゲーム廃人」になってしまいました。
スマホゲームにハマってしまうと、お金だけでなく、多くの時間も浪費してしまいます。
1日平均2時間ゲームに費やすと、年間では730時間、日数にして約45日間も失うことになります。(睡眠時間8時間を除いた計算)
私が30代だからわかるのですが、10代、20代の時間は「人生で一番貴重」だと思います。
将来に役立つ勉強や読書、恋愛や友人、仲間づくり、人生を変える出会いや旅など…、若いうちに経験しておきたいことは山ほどある。
その機会をごっそり奪ってしまうのがスマホゲーム中毒です。
このスマホゲームへの依存は、社会的にも問題視されています。
2019年には世界保健機関(WHO)でも、病気の世界的な統一基準である国際疾病分類(ICD)への定義付けが行われ、正式に「疾患」として認められました。
【参考】ゲーム依存症は病気、WHOが認定 要治療の精神疾患に(朝日新聞デジタル)
しかし、そもそもなぜ「スマホゲーム」の中毒性は特に高いのでしょうか?
高機能なスマホの普及
私がスマホ(スマートフォン)を手にしたのは2008年、日本で最初のiPhoneが発売される頃でした。
その時は本体やmicroSDカードの容量も通信回線も貧弱で「スマホでゲームなんてできない」というようなレベル。
それが10年のうちにどんどん進化して、1台のスマホに何十個ものゲームアプリを入れられるようになりました。
通信速度も早くなり、昔はハイスペックPCで遊ぶのが当たり前だったオンライン3Dゲームが手のひらサイズで遊べます。
この「スマホの進化」が、今までゲームをあまり遊ばなかった層にもゲームを始めさせるきっかけを与えたのだと思います。
結果、多くのゲーム中毒者を生んでしまうことになりました。
タダより高いものはない「無料」の甘いワナ
私はスーパーファミコンやゲームボーイ、初代プレステからゲームを始めた世代です。
その時のゲーム機やゲームソフトの金額は、ちょっと子供のお小遣いでは買えないレベルでした。
それが今のスマホゲームでは、「基本プレイ無料」は当たり前。
しかし、ゲーム会社も慈善事業ではないので、やはり開発資金をどこかで回収しないといけません。
昔のゲームソフトは、1本5000円以上しますが、買ってしまえば追加費用はかかりませんでした。
それが現在では、課金はゲームが続く限り「エンドレス」。
しかも、クレジットカード等で支払うと「お金を使った実感がない」のでどんどん「重課金者」になっていきます。
他のプレイヤーとの繋がりがある
これもスマホゲームがやめづらい要因の一つです。
一人で黙々とプレイするタイプのゲームは、すぐに飽きるしやめやすいです。
しかし、ゲーム内でフレンドを作れたり、協力プレイが出来るゲームは「人の繋がり」を感じるため依存してしまいがち。
特に悪質なのは「ランキング」があるタイプのゲーム。
競争心を煽られるので「もっと上に行きたい」→「さらに課金しなければ」の悪循環に陥りがちです。
新しいコンテンツが更新され続ける
昔の「オフライン」だった頃のゲームは、後から追加される要素はなく、やり込みも限界がありました。
なので、しばらくすれば飽きてしまい、健康に「ゲーム離れ」することができたのです。
それが今では、毎週「ダウンロードコンテンツ(DLC)」や更新が続けられます。
好きなゲームをずっと遊べる、というメリットでもあるのですが、逆に言うと、ゴールがどんどん先延ばしになる「終わりのないマラソンを走り続けているようなもの」です。
しかもこのマラソンは、どんなに走り続けても、健康面のメリットはまったくありません。
一方で、どハマリするとどんどんお金を吸い取られるので注意です!
それでは、私が実践して、50種類ものスマホゲームを上手にやめた方法についてご紹介します。
スマホゲーム中毒をやめて依存症から抜け出す5つの方法
スマホゲーム中毒を少しでも軽くして、健康的な生活を取り戻すための方法をご紹介します。
簡単にできるものから順番に書いていますので、自分にできそうな方法からトライしてみてください。
ゲームアプリのアイコンをホーム画面から遠ざける
これは、人間の本能を逆手にとった方法です。
人間は本能的に「頻繁に目にするもの」や「近くにあるもの」を大事なものだと認識します。
なので、多くのゲームは「ログインボーナス」を毎日配って、毎日ゲームをプレイしてもらうように設計されています。
言葉は悪いですが、「ログインボーナス」をエサに、ユーザーを習慣づけるように操っているわけですね。
これを回避するためには、わざとゲームアプリのアイコンを、スマホのホーム画面とは別の画面に移動します。
遠くに置けば置くほど、そのゲームを開くのが面倒になりますので、ログインを忘れる日が増えます。
すると、今までの「毎日ゲームをする」習慣を少しずつ変えていくことができます。
物理的に距離が離れたものからは、気持ちも離れていくので、ゲームをアンインストールする時も気持ちが楽になります。
ゲーム関連のサイト、SNS、ダウンロードアプリを遠ざける
私たちはふだん、ネットサーフィンをするだけで、多くのゲームアプリ広告を目にします。
これらのゲーム紹介サイトやアプリのダウンロードツール(App Store、Playストアなど)も、ブックマークを外したり、目に入らない場所に移動しておきます。
ゲーム関連のSNSアカウントをフォローしている場合は、解除するのも効果ありです。
毎日ネットサーフィンをだらだら続けてしまうクセのある人は、その時間も減らしたほうがいいでしょう。
ゲームアプリを削除する(アンインストール)
ゲーム依存を断ち切る、最も効果的な方法の一つが、ゲーム自体を削除(アンインストール)することです。
たしかに、ゲームデータも含めて跡形もなく消し去ったほうが効果的ですが、長く遊んだ想い出や課金経歴があると、気持ち的にアンインストールはしづらいもの。
その場合は、以下の手順を試してみてください。
- ゲームのアカウント連携を行う(データのバックアップ)
- データ引き継ぎのIDやパスワードをメモする
- ゲームアプリをアンインストール
- ゲームの攻略サイトやSNSアカウントをフォローしている場合は解除
こうすると、データはバックアップできているので「やろうと思えば」いつでも再開できます。
そのため、アンインストールをするときも心理的な抵抗感がうすくなり、意外にすんなり消せるはず。
多くのゲームは、最初のダウンロードにとても時間がかかるので、一度消したゲームを入れ直すのはとても面倒です。
そのうち、ゲームをやめて数ヶ月が立つ頃にはすっかり中毒性もなくなっていることでしょう。
もし、衝動的にまた再開してしまって、数ヶ月経っていると、ゲーム内のインフレも進み、環境についていけなくなります。
すると、遅れを取り戻すのにも労力がかかるので、「もういいや、やめよう」という心理になりやすいです。
格安スマホに変える
これは少し手間がかかりますが、あえて現在のスマホよりもスペックや通信速度が劣るスマホに乗り換えます。
私は現在楽天モバイルを使っているのですが、型落ちスマホなので、本体代は1万円のみ。月々の使用料金も2,000円台です。
低スペックスマホでは、本格的なゲームを何本も掛け持ちは難しくなるので、自然とゲーム断ちできます。
さらに毎月のスマホ料金も安くなって一石二鳥。
ソフトバンク時代は月6,000円以上かかっていましたが、楽天モバイルに変更して月額2,000円ほどと「約1/3」になりました。
ちなみに「楽天モバイル」はデータ使用1GBまでが0円/月、どれだけ使っても2,980円(税抜)/月という、コスパ最強クラスのキャリア。
さらに「先着300万名限定」で1年間のプラン料金が「0円」という「太っ腹キャンペーン」も実施中。「スマホ代が高い!」という人は乗り換えを検討してみてください。
- 対面なし&ネットだけで簡単15分で申し込み完了
- データ3GBまで「1,078円/月(税込)」
- スマホ購入で「最大24,000円分」ポイント還元
- オプション料金なしで通話&SMSし放題(専用アプリ使用時)
ゲーム以外の別の趣味を始める
スマホゲームをやる時間がなくなるくらい「別の趣味を始める」ことも、ゲーム断ちにはおすすめです。
元ゲーマーの私の経験からすると、サイクリングやジョギングなどのスポーツ、キャンプやハイキングなど、なるべく「外に出る」趣味がおすすめです。
一方で「あまり外に出たくない」というインドア派の方にも無理なく簡単に始められる趣味が「観賞植物を育てる」こと。
風に揺れる枝葉を眺めるだけで癒やされますし、大きく育てばお部屋のインテリアにもなります。
植物を育てるのは一見大変そうですが、育てやすく丈夫な品種を選べばそれほど手がかからず、実は一鉢2,000円程度で始められるお手軽な趣味です。
他にも一生続けられ、趣味友達も作りやすい「大人の趣味」はたくさんあります。私がおすすめしたい趣味の一覧はこちらの記事でも詳しく解説しています。
自分にご褒美を与える
ゲームをやっていた時間とお金を使って「自分にご褒美」を与えてみてください。
これも人間の本能ですが、「快感を感じる行動」を、人は繰り返し行う習性があります。
ゲーム中毒の頃は、「ゲームで遊ぶ=快感」だったわけですが、これを別の快感に置き換えます。
例えば、
・映画館で映画を見る
・ずっと欲しかったものを買ってみる
・旅行を計画する
などなど、スマホゲームより健康的な使いみちであれば、何でも良いです。
先述の「格安スマホに乗り換える」を実行していれば、スマホ代も安くなっていますから「ご褒美の予算」も上がるはず。
計画するだけならタダですし、貯金へのモチベーションもあがります
【まとめ】結局「人生というゲーム」の方が何倍も楽しい
以上、スマホゲーム中毒をやめて依存症を克服する方法について紹介しました。
・若いうちの「時間とお金」は人生で一番貴重。ゲームで無駄にしてはダメ
・ゲームアプリを徹底的に遠ざける
・できればゲームアプリをアンインストールする
・格安スマホに乗り換える
・ゲーム以外で「心を満たす」ものを見つける
私もかつてはそうでしたが、ゲームにハマりやすいタイプの人は、どこか「人生」に疲れていて、「ゲームのほうが楽しい!」という心理になっています。
私も、若い頃にあまりいい思い出はなくて、いまだに「人生=最高のクソゲー」だと思っていますから。
でも、このブログ「そろそろ本気で史上最高のクソゲー『人生』を攻略しようじゃないか(ソロジン)」を立ち上げてから、少し考え方が変わりました。
「うつ病」だったつらい体験を赤裸々に書いたり、色んな新しいことを始めたりするうち、「人生=クソゲー」だったとしても「無理ゲーではない」ことに気づいたのです。
今は苦しくても、いつか逆転はできるので、本サイトを有効活用してくださいね!