ども。さん太(@PonkotsuSanta)です。
TSUTAYAやYahoo!のサービスを良く使う方なら貯まりやすいTポイント(ティーポイント)。
でも、Tポイントは実店舗で使うことがメインなので、ついポイントを使いそびれて消えていく…なんてことはないでしょうか?
ポイントが貯まると同時に悩みどころなのが、「ポイントの使い方」ですよね。
普段、Amazonや楽天市場で買い物している人にとっては、Tポイントって意外と使いづらいんです。
ポイントを使うために余計な買い物が増えてしまった…なんてことになったら本末転倒。
楽天スーパーポイントみたいに「投資で増やせればいいのに」…と考えていたら、できる方法が見つかりました。
本記事では、Tポイントを無駄なくお得に使う方法と現金化の手順ついて書いています。
・ツタヤTポイントを一番無駄なくお得な方法で使いたい
・ポイントの有効期限が気になって不要な買い物をしたくない
・Tポイントを使って資産を着実に増やしたい
※楽天サービスをメインで使っている方はこちらの記事もお役に立ちます。
Tポイントはそのまま現金に換金すると損。しかし別の手段が
楽天スーパーポイントと違って、Tポイントは「ジャパンネット銀行」で現金に交換できます。
しかし、交換レートは満額ではなく100ポイント→85円となり「15%」もカットされてしまいます。
そのため、普通はTポイントカードの加盟店などで、支払いに使うことになります。
その他の方法としては、Tポイントでギフトカードを購入して金券ショップで換金する…などの方法もあるようです。
しかし、満額で買い取ってもらえるわけではなく、手間もかかります。(換金率は90%程度のようです)
できれば、100%満額の換金率で、有効期限も気にしなくて良いものに交換したいところ。
そこで役立つのが「ポイント投資」という選択肢です。
SBI証券で100ポイントから簡単ポイント投資
ポイント投資は「楽天証券」が先駆けですが、これに対抗して、ライバルのSBI証券もポイント投資サービスを始めています。
SBI証券では、Tポイントを100ポイントから1ポイント=1円として投資信託などの金融商品が購入できます。
先ほどの換金率85%と比べると、満額で金融商品が買えてしまうわけです。
SBI証券のTポイント投資については、下記の公式ページがわかりやすいです。
確かに、「投資」というと一昔前までは手数料も高く、敷居の高いイメージでした。
しかし最近は、売買にかかる手数料が無料の投資信託も数多くあるので、それらを選ぶことで、貯まったポイントを満額で投資に使うことができるのです。
【簡単4ステップ】Tポイント投資で着実に資産形成
ポイント投資から現金化するまでの流れは大まかに以下の4ステップです。
- SBI証券に口座を開設
- SBI証券にログインして、手持ちのTカード番号を登録
- Tポイントで「買付手数料無料の投資信託」を購入
- 利益が出たら売却→現金化!
手数料が無料なので、こまめに売買しても手数料を引かれなくてすみ、その分利益を上げやすくなります。
Tポイントで購入した「手数料無料の投資信託」を十分な利益が出たタイミングで売って現金に替えます。
その後は、お金が必要になったタイミングで、普段使っている銀行宛に出金手続きをすればOK。
もちろん、そのままSBI証券口座に貯めておいて、次の投資資金にしてもいいでしょう。
そもそも、「資産形成って何?」と思われる方は「がんばらない投資術」のカテゴリで過去に入門記事を書いていますので参考にしてみてくださいね。
SBI証券&Tポイント投資で買うべき投資信託
SBI証券を使って、Tポイントで投資すべき投資信託を一つ挙げるとすると、現在はこの一択になります。
「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」はアメリカの代表的な株価指数「S&P500」に連動する、売買手数料無料のインデックス型投資信託です。
米国株式に投資するインデックス型投資信託は複数ありますが、「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」は、SBI証券で取扱の中で管理費用が最も安く(現在0.0938%)なっています。
競合となる人気ファンド「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」よりもわずかにコストが安くなっているのが魅力。
コストの差はそのまま利益の差になってくるため、できるだけ割安な投資商品を選びたいところです。
インデックス型投資信託への投資については、以下の記事でもっと詳しく解説しています。
Tポイント投資のメリット
Tポイントを使った投資にはメリットがたくさんあります。
- 資産を増やせるチャンス
- ポイントの有効期限を気にしなくて良くなる
- 無駄な買い物を減らして家計を健全化できる
- 本格的な投資を始める勉強になる
①資産を増やせるチャンス
ポイントをそのまま買い物に使うと100ポイント=100円の価値ですが、買った投資商品の価格が上がれば、それ以上のプラスが見込めます。
②ポイントの有効期限を気にしなくて良くなる
Tポイントは、有効期限が1年しかなく、期間延長もありません。
そのため、定期的に使わないと有効期限切れで無くなってしまいます。
しかし投資信託などに交換することで有効期限はなくなります。
③無駄な買い物を減らして家計を健全化できる
そもそもなぜお店がポイントを配っているのかというと、ポイントで私達の「買い物欲」を刺激して、さらに自分の店で買い物して欲しいからです。
(他にも様々なお店側の「狙い」がありますが、本題から外れるので省きます)
なので、ポイントを買い物に使おうとすればするほど、お店側の「思うツボ」にはまってしまうのです。
その点、ポイント投資は着実に金融資産を増やせる上、余計な買い物を考えなくて良くなるので、家計にも良い効果が期待できます。
④本格的な投資を始める勉強になる
ポイント投資は、自分の懐を痛めることなく投資ができます。
そのため、株式投資には興味があるけれど、いきなり大金を使って売買するのはハードルが高い…という方にも入門としておすすめ。
ポイント投資で知識と経験を積めば、今後実際に資金を使って本格的に投資をする際に生きてきます。
Tポイント投資のデメリット
デメリットは一つだけあり、購入した投資信託が値下がりしたあと売却した場合、「損をする場合もある」ということです。
例えば、1000ポイント(1000円)分で買った商品が5%下落した後で売却すると、50円損をすることになります。
下のグラフは「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の2019年6月から11月の値動きです。
例えば、7月にポイント投資でこの投資信託を買うとします。
7月終わりにはプラス評価になりますが、8月には急落。
ここで焦って売ってしまうとマイナスが確定してしまいます。
しかし、グラフを見るとそこから2〜3ヶ月待てば再びプラスに転じていることがわかります。
株式は、一時的にマイナスの評価になっても、焦らずじっくり回復を待てば、プラスの成績を収めやすいです。
相場が読めなくても、「そこそこハイリターン」を狙う投資手法については別記事で詳しく書いています。
【まとめ】Tポイントを有効活用して節約&貯蓄
以上、Tポイントを最もお得に有効利用する方法と、現金化するやり方についてまとめました。
普段私はAmazonや楽天関連のサービスを使っているので、いつの間にか貯まったTポイントの使いみちに悩んでいましたが、SBI証券のおかげで無駄なく使い切ることができるようになりました。
「ポイント」はどうしても「使うこと」に注目しがちですが、投資ツールとして使えば、将来のために貯めて増やすこともできるのです。
しかも、ポイントを使うために余分な買い物を考えなくていいので、お金と時間の節約にもなっています。
みなさんも、せっかく貯まったポイントを無駄にしないよう、ポイント投資で有効利用してみてください。
興味のある方は読んでみてくださいね!