ども。さん太(@PonkotsuSanta)です。
会社通勤がある多くのサラリーマンにとって、「在宅ワーク」は魅力的な働き方です。
日本はまだまだテレワークは普及しないと言われていましたが、新型コロナの影響で図らずも、急遽テレワーク(リモートワーク)を認めた会社も少なくないでしょう。
これを機に「テレワーク」を働き方の選択肢に入れて、より満足度の高い仕事人生を送りたいところですが、自宅勤務には「誘惑」も多いもの。
せっかくテレワーク/在宅勤務が認められたのに業績が落ちて「オフィス勤務に戻された…」なんて残念なことにならないように、プロとしてしっかり成果は上げなくてはなりません。
本記事では、在宅勤務・テレワークの効率を阻むさまざまな要因のうち「これだけは絶対にやってはいけない」厳禁レベルの事例とダメな理由について解説します。
・在宅勤務・テレワークに切り替えたけど集中できず仕事がはかどらない…
・在宅でも頑張って仕事しているつもりなのに効率が上がらない…
・自宅で仕事するとつい誘惑に負けてしまう…
在宅勤務・テレワークで「絶対にやってはいけない」6つの失敗原因
毎日通勤していると「フリーランスは自宅で仕事できて良いよな〜」と考えることが誰しもあると思います。
しかし、いざ在宅ワークを始めてみると、様々な障害や誘惑があり「集中できない!」問題が発生。そんな中でも「集中力」を発揮して仕事を片付ける方法をこちらの記事で解説しました。
今回は、在宅で仕事を続けたいなら、「絶対にやってはならないこと」について具体的に解説します。
- 株価・チャートのチェック
- テレビやラジオをつけっぱなし
- 飲酒や間食をしてしまう
- 長時間の昼寝
- 生活リズムを変えてしまう
- 副業に手を出してしまう
株価・チャートのチェック
在宅・会社勤務を問わずやめたほうが良いのが、習慣的に「株価やFX、仮想通貨等の各種チャート」をチェックしてしまうことです。
やばいな、売ろうかな、どうしようかな………
私も投資信託やFTF、FX、仮想通貨と様々なものに投資していますが、日々の値動きは気にせず、基本は「ほったらかし」です。
株価や各種チャートのチェックを習慣にしてしまうと、短いスパンの値動きに一喜一憂してしまい、投資家としての視点も「短期的」な見方になってしまいます。
投資は本来「長期的な視点」で将来価値の上がりそうな商品に資金を投じるもの。頻繁なチャート確認は不要です。
・明確な投資戦略を立てる
・スマホの株価、各種トレードアプリを削除する
・トレードを自動化できるものは自動化する
値動きを予想しなくても資産を着実に積み上げる投資方法についてはこちらの記事で解説しています。
テレビやラジオをつけっぱなし
オフィスだと電話や雑談など、必ず多くの「人の声」がありますが、自宅だと家族しかいません。
さらに一人だと話し声もない「静寂」の中で黙々と働かなくてはなりません。これは慣れないうちはけっこう寂しいものです。
だからといって「人の声」欲しさにテレビやラジオをBGM代わりにつけっぱなしにしたり、ボーカルの入った曲を流すのはおすすめできません。
自分では「聞き流し」ているつもりでも、言語情報が耳に入ると、私たちの脳は無意識にその情報を解析しようとします。
「人の言葉」の入った音声は脳のリソースを奪い、本来発揮できる集中レベルを下げてしまうのです。
パソコンでも、使わない余計なアプリをたくさん起動していると、CPUに負荷がかかり処理が重くなりますが、人間の脳も同じ。
仕事に集中するためには、可能であれば「無音」に近い状態か、脳に負荷をかけにくいヒーリングミュージックを流すのがおすすめ。
飲酒や間食をしてしまう
自宅やリモート環境では、会社勤務のような「周囲の目」がないので、つい自堕落をしてしまいがち。
ちょっとのつもりでお酒に手を出したり、だらだらと間食をすると、仕事のパフォーマンスに響いてしまいます。
間食が多いと、朝昼晩の3食のリズムも崩れてしまうので、自宅だからといってだらけずに節度をもった生活習慣が必要です。
もし小腹が空いたときには「がんばらないダイエット」でご紹介している「空腹に負けそうになったときの裏技」を試してみてください。
長時間の昼寝
在宅ワークでは、休憩のとり方も自由にできるので、「眠くなったら昼寝」も可能です。
昼寝の効果は絶大で、ほんの10分程度でも仮眠を取ると、頭の冴えがまるで違ってきます。
そのため、眠くてボーッとし始めたら、ムリせず昼寝したほうが良いでしょう。
しかし「眠りすぎ」ると、寝起きが悪くなるだけでなく、大事な夜の睡眠の質を落としてしまうので注意。昼寝のしすぎで重要なオンライン会議やミーティングをすっぱかしては大変です。
眠りすぎを防ぐには、「コーヒーナップ」がおすすめ。方法は簡単で、昼寝の前に一杯のコーヒーを飲んでおくだけです。
コーヒーのカフェインは飲んでから15〜30分をかけて吸収され始めるので、短時間の昼寝と相性がよく、寝起きをスッキリさせてくれます。
また、深く寝落ちなくて済むようにベッドや寝転んでの昼寝はさけ、椅子やソファなど「座った状態」で寝るようにしましょう。スマホのタイマー機能でアラームを鳴らすのも効果的です。
また、昼寝(仮眠)の時間は10〜20分程度を目安に30分以上寝ないようにします。30分以上眠ると「深い眠り」に落ちてしまい目覚めにくくなるからです。
その他睡眠や眠り方のコツについては、私が睡眠障害に悩んだ末に役に立った方法をこちらの記事にまとめています。
コーヒーナップについては、以下のページが詳しいです。
【参考】「コーヒーナップ」をご存知ですか?(ネスレ日本)
生活リズムを変えてしまう
在宅ワークでは勤務時間を自由にできるので、疲れたら休憩をはさんだり、気分転換に運動したり散歩できるのがメリット。
しかし、だからといって「生活リズム」まで大きく変えてしまうのはNG。
と思っていても、できるだけ今まで通り規則正しい生活習慣を心がけます。
また、せっかく勤務時間の融通がきくなら、生活リズムを一度「朝型」に変えてみることをおすすめします。
ちなみに私は1年中「22時就寝→4時起き」のサイクルを休日も変わらず続けています。
早起きは最初はツラいのですが、毎日少しずつ前倒しで早寝早起きしていくと、無理なく「朝型」の生活リズムを手に入れられますので試してみてください。
副業に手を出してしまう
家にいるからと言って株やFX等のトレードに興じるのはNGだと説明しましたが、その他の「副業」も同じく控えたほうが賢明です。
・ブログ記事の執筆や画像作成
・受注した事務作業やライティングなど
これらはいつでも作業できるので、つい平日昼間もやってしまいそうなもの。
しかし、その点を会社側も懸念しているので、疑わしい行動がないか知らずしらずのうちにチェックされているはずです。
また、本業と副業先を間違えてメールやチャットに書き込んだり、不審に思った同僚から内部通報されるなどいつか「ボロ」が出ます。
会社に副業の許可をとっていても、勤務時間内は業務に関係ない行動は厳禁。バレれば会社全体が「在宅ワーク禁止」「副業禁止」の流れに逆戻りするかもしれません。
あくまで「副業」は「副業」として、余暇時間を使って取り組むべきです。
【まとめ】ルールを守って会社も自分も気持ちのいい「在宅ワーク」ライフを
以上、在宅勤務・テレワークで「絶対やってはいけない」失敗原因について解説しました。
・在宅勤務中の株やFXのトレード、副業は厳禁
・テレビ・ラジオのつけっぱなしは注意散漫をまねく
・食生活や生活リズムは「これまでどおり」を心がける
・昼寝は短くすませ絶対に寝過ごさないこと
在宅勤務やテレワークの重要性が叫ばれながらも、今まで目立った進展がなかった最大の理由は「在宅にすると従業員の管理ができない」ためです。
人間は誰しもラクしたい生き物なので、監視の目がない家で働かせると「仕事しないんじゃないか?」と思われててきたわけです。
今回、図らずも新型コロナの影響でリモートワークの普及が前進しそうですが、サラリーマン一人ひとりがモラルをもって「成果を上げること」に集中しないと、コロナ禍が過ぎ去った後にはまた「以前の働き方に逆戻り」してしまいます。
在宅勤務/テレワークでも集中して成果を上げる方法についてはこちらの記事で解説しています。