ども。さん太(@PonkotsuSanta)です。
東京で一人暮らしの賃貸物件をお探しの方向けに格安の「お宝物件」探しのコツは別記事で詳しく解説しています。
物件も早々に決まり、あとは引っ越すだけですが、その前にやっておかなければならないことが一つあります。
それが、荷物の徹底「断捨離」。
本記事は、私が実際に持ち物を「半分以下」にした断捨離方法の全てを公開します。
・持ち物が増えすぎて収集がつかない。一気に片付ける方法ってあるの?
・今より狭い部屋に引っ越すことに。どこから荷物を片付けたらいい?
・引っ越し予定はないけれど、ミニマリストを目指したい
【一人暮らしの断捨離なぜ必要?】持ち物が少ないことで得られる12のメリット
便利で豊かな生活のために、つい増えてしまいがちな「モノ」。
持ち物が少ないメリットを深く理解していると、気持ちよく断舎離して「モノ」を手放すことができます。
- モノに固執しなくなり、経験や人のつながりに多くお金を使える
- 持ち物の多さを人と比べなくなる
- 狭い部屋でも暮らせ、家賃を抑えることができる
- 固定費を安くでき貯金体質に変わる
- ホコリがたまりにくくなり掃除が簡単になる
- 服選びなど日々の迷いがなくなり、決断・行動が早くなる
- 部屋に統一感が生まれやすい
- 収納スペースが少なくて済み、棚や収納用品も必要なくなる
- 自然に「良いモノ」だけを選ぶようになり目利きができるようになる
- レンタルや友人との貸し借りなど「知恵」で解決するようになる
- フットワークが軽くなり、転勤・転職でチャンスをつかみやすい
- 盗難・震災など「いざ」という時の心理的ショックが少ない
【全25品】ワンルーム引っ越しのために断捨離したものリスト
広いのに家賃が格安だったので当時は満足していたのですが、その反面、収納スペースの分だけ持ち物が増えることに…。
今度の引越し先は1Rのため、ざっくり計算しても持ち物を半分にする必要があります。
↓↓↓
引越先:1R(25㎡)
ちょうど「今年こそは持ち物整理しなければ…」と考えていたところだったので、「渡りに船 」とばかりに「断捨離大作戦」が始まりました。
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【今回の引っ越しのために捨てたもの】
- 本・雑誌(300冊)
- 服・靴・カバンなど(20点)
- スノーボード・ウェア一式
- スキューバダイビング軽機材一式
- バーベキューコンロ
- 大人数用のテント
- PS4(ゲーム機)
- コタツ
- 食器棚
- 衣装ケース
- 三段ボックス
- 照明器具
- ジューサー、ミキサー
- フライヤー
- コンベクションオーブン
- 食器・カトラリー類
- ヌードルメーカー
- 外付けHDD
- 使わない文房具類・画材
- コーヒードリッパーなど抽出器具
- 筋トレ用品
- テレビ
- 冷蔵庫(※)
- 電子レンジ(※)
- 洗濯機(※)
※人に譲ったり、売却したものも含めています
※冷蔵庫など家電付きの物件に越すので処分予定
その他にも、私が過去に買って後悔したもの、損したものはまだまだあります。
「買って失敗したもの」の全ては、その理由も含めて別記事で詳しく解説しています。
持ち物を「半分以下」にする徹底「断捨離」術
持ち物を一気に「半分以下」にしようと思うと、それなりに「決意」と「戦略」をもって断捨離に取り組まないといけません。
そこで、私の場合は下記のような持ち物整理プランを考えました。
- 車を手放す
- 300冊以上の本と本棚を「ゼロ」にする
- 服・靴・カバンを全部で25着以内に収める
- 趣味の道具を徹底的に減らす
- 雑貨・日用品は「最良」のものだけを残す
- まだ使えるものは実家の両親や兄弟、友人に譲る
- 思い出の品は「写真」に残して捨てる
- 収納棚やテーブルも手放す
- 「家具・家電」さえも断捨離
各項目について、以下で詳しく解説していきます。
車を手放す
私の場合、引っ越しのずっと前に「これからの時代、自家用車は所有する必要がなくなる」と考えていたので、車は売却済み。
高校生だった時に一目惚れし、「将来はこれに乗る」と決めて買った思い入れの強い愛車でしたが、十分満足していたのであっさり手放しました。
その時の記事がこちら。
現代はインターネットの発達で、人口数十万人の地方都市レベルでも、よほどのことがなければ自家用車は不要だと考えています。
結果、車を売って1年以上経つ今でも、「車があると便利だな」と思わなくなりました。
また、マイカーの維持費は税金・保険・ガソリン・タイヤ交換等を含めて月約3万円かかる計算でしたので、年間40万円弱の節約ができたことになります。
300冊以上の本と本棚を「ゼロ」にする
断捨離前は本棚が2つあり、正確に数えてはいないのですが、ビジネス書を中心に、本もざっと300冊以上はありました。
これを思い切って「ゼロ」にすることにしました。
なぜなら、引越し先は生活圏内に図書館が数箇所あり、どうしても保管しておきたい本は電子書籍で事足りるからです。
・雑誌も売れるものは売る
・良書は兄弟や知人にプレゼント
・今後は図書館と電子書籍を活用。マンガはレンタルで良い
ビジネス書の場合、読んで自分の血肉になれば十分元を取っているので、買取価格は気にしません。
今の時代、便利な「宅配買取」があるので、本を売りに行く手間を考えれば、ブックオフの宅配買取で十分だと思います。
【外部リンク】:【ブックオフ】公式宅配買取サービス
実際、箱詰めしてみると「大きめのダンボール4箱」ほどになったのですが、すべて無料で集荷してもらえ、一瞬で片付きました。
①買値がついたもの(89点):6,008円
②買値がつかなかったもの(113点):0円
服・靴・カバンを全部で25着以内に収める
本とともに結構かさばるのが服やカバン、シューズです。
20代までは服も靴もあれこれ増やしたり減らしたりしていましたが、30歳を過ぎると「良いものを大切に」という意識に変わってきます。
そこで、服・靴・カバンを「合計で25点以内」に収めることにしました。
だいたいこのような配分です。
・仕事のワイシャツ:5着
・春夏服:5着
・秋冬服:4着
・部屋着:2着
・革靴:2足
・その他の靴:2足
・カバン:3点(仕事・プライベート)
(インナー・靴下は含まず)
合計:25点
また、最近は温暖化の影響で、冬は多くの防寒着を揃えなくて良くなったと感じています。
そのため、この1年以内に着なかった服などをまとめて処分しました。
趣味の道具を徹底的に減らす
特に保管場所を取っているこれらの道具は知人に譲るなど処分します。
・スノーボード、ウェア
・ダイビング用品
・書道や絵画用品
30代になったら、趣味を持つ、続けるにも「見極める」視点が必要になります。
過去に「30種類以上」の趣味を経験している私が厳選した「一生モノの趣味」を手に入れる方法についてはこちら。
最近はこのブログや投資が趣味といえるので、場所も必要なく、むしろお金が増えていく仕組みができつつあります。
雑貨・日用品は「最良」のものだけを残す
食器やカトラリー、身の回りの雑貨などは、お気に入りの「ベスト」なものだけを残します。
汚れたり、梅雨などで洗い替えが必要な衣類とは違って、雑貨・日用品は「スペア」を用意する必要性がありません。
何か一つのブランドに統一するなら、「無印良品」がおすすめ。
現在、最もコスパとデザインの良さが両立しているブランドだと思います。
テーブルカトラリーなら、アクタスが発売して2019年度グッドデザイン賞ベスト100にも選ばれた「HIBITO」シリーズなども良いかもしれません。
現在店舗が近くにないのですが、上京したらチェックしようと思っています。
まだ使えるものは実家の両親や兄弟、友人に譲る
服や靴などサイズ感のあるものはダメですが、小さな家電や調理器具などは、家族や友人など他の人に譲るのも手です。
買取に出すと二束三文で買い叩かれたりしますが、身の回りの親しい人にゆずれば、ちょっとした「ギフト」になります。
フリマアプリに出品も考えられますが、手数料ややりとりの手間を時給換算で考えるとプラスになるとは考えづらいです。
それよりは、感謝の気持ちをもって、まわりの人に喜んで使ってもらったほうが良いと思います。
思い出の品は「写真」に残して捨てる
実用性はないけれど、色んな思い入れがあって「捨てにくい」モノは誰しもありますよね。
それを手に取るだけで幸せな気持ちになる「お気に入り」なら話は別ですが、実際はただ「なんとなく捨てづらい」からそのままにしてあるものもあると思います。
例えばこんなモノたち。
・頂き物なので捨てにくい衣類や日用品
・卒業や退職時にもらった寄せ書き
・年賀状や手紙、ハガキ類
・好きだったミュージシャンのアルバム
・好きだった映画の資料集
・好きだったイラストレーターや漫画家の画集やマンガ全巻セット
・集めていたコレクション
これらの記念品や頂き物など「捨てにくいもの」は、スマホやデジカメで写真を撮り、データで残しておくと心理的な抵抗感がなくなり捨てやすくなります。
収納棚やテーブルも手放す
経験則として、収納スペースは「あればあるほど」そこにモノが溜まっていきます。
であれば、最初から棚やテーブル、収納用品はないに越したことはありません。
最近の賃貸住宅は壁面収納やクローゼットが優秀なので、備え付けの収納設備だけで収めると決めておくと、無駄な持ち物を持たなくてすみます。
一人暮らしなら、部屋は「狭いほう」がちょうどいい
私が2020年春まで暮らしている2DKの賃貸アパートは、値段の割に広く快適ではありました。
しかし一方で、広い分だけ「自然とモノが増える」結果を招きました。
引っ越した当初は片方の部屋にしかモノがない状態だったのが、退居時点では全ての部屋の収納にモノが詰まっている状態に。
やはり、一人暮らしなら、部屋は「ちょっと狭いかな」というくらいがちょうどいいと実感しています。
その他、一人暮らし10年以上の私が過去に色々やらかした「失敗」は別記事にまとめています。
「家具・家電」さえも断捨離
最近は、単身者向けに「家具・家電付き」の物件が増えています。
独身や単身赴任の場合、「家具・家電」を買ってしまうと、ゆくゆくは処分しなくてはならない場面がでてきます。
独身であれば、結婚すれば容量などが多いワンランク上の機種が必要でしょう。
そう考えれば、「家具・家電」は買わずに、始めから備え付けの物件を探すのも手。
すると、引っ越しも楽になりフットワークも格段によくなります。
お気に入りの家具・家電探しは、結婚などライフスタイルが大きく変わってからで遅くありません。
【まとめ】モノが少ない部屋はリラックスできる
以上、2DKから1Rに引っ越すための徹底「断捨離」術について紹介しました。
・持ち物を減らすメリットはたくさんある
・雑貨・日用品は「最良」のものだけを残す
・思い出の品は「写真」に残して捨てる
・棚や収納用品は持たない
私は、親がモノを捨てられない家庭で育った影響もあり、一人暮らしを始めた後も多くのモノを買ってきました。
しかし、30代になり好みや考え方、ライフスタイルが洗練されてくると、それほど多くのモノは必要なくなります。
今回引っ越しを機にモノを徹底的に手放してみてわかったことは、モノが少ないシンプルな暮らしは「リラックス」できるということ。
やはり、どれだけモノに囲まれても、それだけでは幸せになれないんだなと改めて実感しました。