ども。さん太(@PonkotsuSanta)です。
私が一人暮らしをはじめたのは、高校卒業と同時の18歳のときでした。
一人暮らし歴は長いもので13年になります。
その分、失敗体験は数え切れないほどあるので、「これは早いうちに知っておけば良かった」という考え方を厳選してまとめました。
・はじめての一人暮らしで失敗・後悔したくない
・一人暮らしをはじめたいが、予算が少なくお金がかけられない
・若いうちに一人暮らしってしたほうがいいの?メリットとデメリットを知りたい
【はじめに】一人暮らしはやったほうがいい?
まず、「一人暮らし」を経験しておいたほうが良いかどうかですが、これは「絶対」レベルで「やっておいたほうがいい」です。
とはいえ、女の子だと、手元においておきたい親御さんも多いと思います。
しかし、詳しくは後述しますが「一人暮らしを経験しておくメリットは計り知れない」ので、短い間でいいから、一度は一人暮らしをしておいたほうが良いと思います。
たとえば「実家暮らしの長い子」と「一人暮らし経験のある子」、2人の女性と話しているとき。
すると、後者の方が、生活力や物の考え方がしっかりしているな、と感じることが多いのです。
実家なら、もし両親が働いていれば、3人で生活費を稼いで、家事の役割分担もできます。
当たり前ですが、「一人暮らし」では、一人で家のすべてをやりくりしないといけません。
「生活力」が鍛えられるのは当然です。
デメリットもないわけではないですが、「お金がかかる」など多くのデメリットは工夫次第でかなり解消できます。
必要最低限のモノだけを持つ
一人暮らし「あるある」な失敗の代表が、家具や家電など「モノを持ちすぎる」こと。
今まで買って後悔したもの、失敗したものは別記事にまとめています。
家具・家電は「使えればOK」
生活に必要なものは、実はそんなに多くありません。
一人暮らしを始める時、奨学金やお年玉等の貯めていたお金で家具・家電を新品で揃えましたが、完全にムダでした。
家電は動けば中古でも全然問題ないと思います。
「一人暮らし 必要なもの」で検索すれば、たくさんのリストがでてきて、あれもこれも必要そうに見えます。
それなら、ミニマリストさんの生活をを参考にして「少し殺風景に感じる」くらいの部屋からスタートしたほうが良いです。
インテリアに凝るのはほどほどに
念願の一人暮らしを始めると、つい部屋のインテリアに凝ってしまいます。
しかし、今の住まいはあくまで就学や就職のために借りた賃貸物件であることが多いはず。
すると大幅な改造は難しいので、結局、中途半端な内装しか作れません。
それなら今の住まいは「仮の住居」と割り切って、将来の「理想」のために時間とお金を投資したほうが吉。
若いうちは、卒業、就職、転勤、結婚によって引っ越しも多いので、身軽に動けるようにしておくほうが気がラクです。
10代〜20代は勉強と仕事に全力投球、住まいを整えるのは結婚してからでも遅くありません。
家計管理のスキルを身につけ貯金する
一人暮らしをはじめると、お金の使い方に口をはさんでくる人がいなくなります。
そのため家計管理のスキルは早めに身に着けておきたい必須スキル。
くわえて、質素な生活で満足できるようになっておくと後が「すごく楽」です。
生活のグレードを上げ始めればキリがなくなります。
いずれ結婚したり離職すれば、我慢しなくてはならない時期がきます。
その時、金銭感覚がマヒしていると、適切な生活レベルに落とすことができません。
また、遊び方も大切です。
若いうちは遊ぶことも仕事のうちと言われますが、「多趣味」には注意。
趣味が多いとお金がかかりすぎる上「どれも中途半端」になるためよくありません。
趣味は見極める意識が必要です。
10年、20年続けたい人間関係や趣味、自己成長につながるものを見極めて、お金を「投資」する意識を持ちましょう。
また、100万円ほどまとまったお金が貯まったら、余剰資金で資産運用を始めるのもおすすめです。
身体とメンタルを鍛え病気しないようにする
一人暮らしでは、万一の病気も自分でケアしないといけません。
そのため、基本の「睡眠」「食事」「運動」に関する知識を身につけて、健康管理には十分気をつけましょう。
病気は風邪やインフルエンザだけではありません。
話し相手がいない一人暮らしでは、知らず知らずメンタルの不調を抱えがち。
「うつ病」には特に注意が必要です。
部屋は古く、狭くていい
憧れの一人暮らしを始める人にとっては、当然「新しくて」「広い」部屋を探されると思います。
ですが、先述のとおり一人暮らしの住まいは「仮の住居」。
ゴールではありません。
また一人暮らしでは、部屋にいる時間はそんなに長くないので、家賃にお金をかけるのはもったいないです。
それなら、多少古くても、家賃の安さや学校職場へのアクセスの良さを優先させたほうが合理的です。
通勤・通学時間が少なければ、それだけ自由時間が増え、車や電車代も不要になります。
また、あえて「狭い部屋」を借りるのも手。
部屋が狭いと、必然的に持てるもの、置けるものが限られ、モノが増えにくくなります。
また、色々なものが「ない」不便さを経験しておくと、工夫力が磨かれ、反骨心からモチベーションが生まれやすくなります。
生きたお金の使い方を覚える
一人暮らしではお金が「自由に」使えるからこそ、「生きたお金の使い方」を磨くチャンスです。
節約に節約を重ねて貯めたお金は銀行で眠ったまま…ではもったいない。
「生きたお金の使い方」とは、何かを買ったり消費して終わりではない、回り回って「価値を増していく」使い方です。
例えば、若いうちは積極的に自分の知識やスキル、可能性に投資したほうがいいです。
仮に100万円の学費で何か専門スキルを身につけたあと、年収が100万円上がったら1年ほどで回収できます。
その後は丸々儲けになります。
100万円を金融商品につっこんで利回り10%で運用しても、年間10万円の利益です。
それなら自己投資による費用対効果の方がずっと高い。
「生きたお金の使い方」は何も勉強や資格取得だけでなく、
・趣味の社会人サークルを立ち上げる
・友人の事業やプロジェクトに出資する
・応援したい作家さんの作品を買う
・アート作品などのコンテストに応募する
・両親に旅行をプレゼントする
など色々な形が考えられます。
【まとめ】一人暮らしは成長するための絶好のチャンス
以上、「一人暮らしで失敗しないために、知っておきたかった5つのこと」についてまとめました。
一人暮らしは不便なことも多いですが、圧倒的にメリットやチャンスの方が多いです。
何より自立心と生活力が身につきますので、結婚相手への依存や負担が少なくなります。
自炊メインで、簡単な料理ができるようになれば、より良いです。
せっかく人生で一番「自由になれる期間」ですから、ぜひ、いろいろなことにチャレンジしてみましょう!