ども。PB歴30年、さん太(@PonkotsuSanta)です。
※【用語解説】PB:professional busaikuの略称。プロのブサイク。
自分はイケメン(美人)だと思ってる方は閲覧禁止です!ぜったい見ないでくださいね!絶対ですよ
スミマセン、取り乱しました…。
世の中「格差社会」「勝ち組・負け組」なんて言われて久しいですね。
メディアでは学歴や雇用形態、収入格差が主に取り上げられていますが、「学歴」や「収入」の格差は後から巻き返せるので、まだ良いほうです。
真の「格差」とは、そう「顔面偏差値」。
つまりイケメン(美人)かブサイクに生まれるかによって、人生の難易度が天と地ほど違うことのほうがよっぽど問題です。
ブサイクに生まれてしまった、「闇の深さ」がね…!
・1日1回は「キモい」と言われる
・イケメン(美人)が羨ましくて仕方ない
・毎朝、鏡を見るのがつらいほど自分が嫌い
・いつも損な役回りを負わされている気がする
・飲み会、遊びに行くとき声をかけてもらえない
・会話するとき、いつも微妙に距離を置かれているような気がする
【ブサイクはつらいよ】最後尾からのスタートをどう巻き返すか?
この社会は、全世界共通で「イケメン&美人」にとっては、とてもイージーゲームになるようにできています。
例えば、今や子どもたちの憧れの職業「Youtuber」。
トップともなると年収10億円以上とも言われ、「世界 YouTuber 年収ランキング」などでググると、全世界のトップYouTuberのランキングをみることができます。
YouTuberたちは国籍もチャンネルの方向性もバラバラですが、ひとつだけ共通点があります。
それが、みんな揃って「イケメン&美人」だということ。
つまり動画配信で稼ぐなら「イケメン(美人)」であることは必須条件。
ブサイクはその土俵に上がることすら困難なのが、この世界のシビアな現実です。
過去記事でもふれたように、「イケメン(美人)」に生まれただけで平均すると「マイホーム+高級車」くらいは買えるほど、生涯収入に差が出るそうです。
年収にして7〜8年分を「生まれながらにして」プレゼントされているようなものです。
これって、ものすごいハンデですよね?
マラソンで言えば、私たちブサメンは最後尾からのスタートですが、彼らは最初から最前列のスタート。
これでは、普通に勝負しても追いつけるわけがないというものです。
【ブサイクでも大丈夫】人生を逆転する7つの戦略
では、不細工に生まれてしまった=「詰み」「人生終了」なのでしょうか?
いいえ。
少し根気と「戦略」が必要ですが、最後尾から巻き返す方法はあります。
私たちブサイクが人生をサバイバルするための「戦略」についてお伝えします。
【戦略①】外見については「諦める」
ならガッツリお金かけて整えたほうがいいんじゃないか?
数万円単位で服を買い、美容室やジムに欠かさず通う。ちょっといい車に乗る。
そうやってお金をかけた20代の全盛期ですら、私の「モテ度」は「フツメン以下」のレベルでした。
そして悟るのです。
ブサメンが見た目にお金をかけるのはコスパが悪い、と。
イケメンとブサメンを車に例えると、
・ブサイク=軽トラ
スポーツカーはちょっと洗車すれば良いですが、軽トラはどんなにピカピカに磨いても軽トラ。
良いタイヤを履こうが、超撥水クリアコーティングしようが、いくらお金をかけてもやっぱり「軽トラ」です。
学力やスキルと違って「顔面偏差値」はお金をかけても上げづらいので、潔く「諦める」のが無難です。
元々の顔立ちが良ければ、美容にかけるお金は費用対効果が高いのですが、我々ブサメンにとっては、お金をドブに捨てるようなものです。
清潔感さえ出せれば、服はユニクロで十分。
外見を取り繕うムダなものは買わず、そのお金を収入アップや将来のために投資したほうが懸命です。
その結果、私も今では年200万円を継続して貯金できています。
【戦略②】「煩悩」を捨てる
【戦略①】で、外見は捨てたほうが良いと言いました。
もう一つ、早く捨てたほうが良いのが「煩悩」です。
仏教で言われる「煩悩」とは、つい悩み煩ってしまう、欲望や執着などのこと。
例えば、こんなものです。
・ブサイクだから誰も相手にしてくれない。愛してくれない…
・あの人はイケメン(美人)だからトクをしている。あの人みたいになりたい…
などなど、これらの煩悩はブサイクに生まれた方なら、108個どころではなく持っているはず。
でも、この「煩悩」を少しずつでいいので捨てていくと、人生はかなり生きやすくなります。
仏教の祖、ブッダの教えに「滅私」という概念があります。
これは「私利・私情を捨てること」と言われています。
つまり、ブサイクであること自体が問題なのではなく、本当の問題は「それを気にしている自意識」ということ。
この自意識こそが「煩悩」です。
例えば、アパレルショップで服を選んでいるとき、あなたは他のお客さんをいちいち観察していますか?
普通は、服を選ぶことで頭がいっぱいのはず。
同じように、意外と周りの人も「誰も自分のことなんて気にしていない」のです。
こうやって少しずつ考え方を変えていくと、「生きやすさ」もいい方向に変わっていきます。
幸せになる考え方のヒントは別記事にまとめているので参考にしてみてください。
また、思い悩むヒマがなくなるほど夢中になれる趣味を見つけるのも一つの手。
周りに相談できる人がいない方は、「現役のお坊さん」が回答してくださるQ&Aサイト「hasunoha」で相談してみるのも良いかもしれません。
【戦略③】自分の稼げる力を最大化する
顔面偏差値の高い方であれば、稼げるパートナーと結婚するという戦略もとれますが、ブサイクにはほぼ「無理ゲー」です。
つまり、独力でサバイバルするしかないということ。
稼げる本業を選び、自分の市場価値を上げるための努力を日々重ねなければなりません。
しかし、一つだけ、我々ブサイクにも追い風となる社会変革が起きています。
それは会社や仕事の「グローバル化」と「AIやシステムへの置き換え」。
これからは「機械やシステムに置き換えることができない能力」をもった人材が生き残れる時代になります。
「顔はいいけど仕事はいい加減」という人、職場に一人くらいはいませんか?
そういった方は残念ながらこれから自然淘汰されていく流れが来ています。
スキルアップする上で、一つのメインスキルに頼るのは危険です。3つのスキルを掛け合わせ、相乗効果を高める戦略についてはこちら。
私が「低学歴×低収入×ブラック企業勤務×うつ病」から這い上がるまでに実践した方法のまとめはこちらから。
【戦略④】お互いを高めあえる仲間・友人を見つける
自分が外見や見てくれを気にしないようになると、自然と周りの人に対しても「実力」や内面の魅力で判断できるようになります。
すると、一見地味でも実はすごいポテンシャルをもった人や「影の実力者」に気づけるようになります。
人生の質は、誰と一緒に時間を過ごすかで大きく変化します。
派手で外面はいいけど中身のない人よりも、一緒にいてお互いを高め合えるような好人物との出会いや交流を楽しみましょう。
【戦略⑤】「実力」のある優秀なパートナーを見つける
恋愛を楽しむなら「外見」のいい人のほうが楽しいですが、人生の伴侶となると別問題。
人生のパートナーはいわゆる「株式会社"わが家”」の共同経営者です。
さすがに、起業経営にあたって、経営パートナーを外見だけで選ぶ人はいないと思います。
結局、誰しも平等に歳を取り、やがて老いていくもの。
花がすぐ散ってしまうように、美貌の賞味期限は短い。
老いてなお残るのは知性と経験、能力だけです。
・今後も稼げるスキルがあるか
・学び続ける意思・意欲があるか
・生き方や価値観に筋が通っているか
・家計防衛できるお金の知識があるか
・子供の教育について信念があるか など
人生のパートナー選びで後悔しないために、お相手は「実力」を重視して選びましょう。
【戦略⑥】お金を運用する知識・能力リテラシーを磨く
現代の日本は「超」のつく少子高齢化を迎え、ゆるやかに衰退期へ突入しています。
つまり何もしないと、収入も預金もどんどん目減りしていくということ。
これを回避するためには、正しいお金の知識と運用する力を育てるしかありません。
若い頃の見栄っぱりや浪費癖を直せないでいると、ゆくゆく大変なことになりますので、きちんと毎月黒字になる家計をめざしましょう。
初心者が少額で投資を始める方法については「がんばらない投資術」にまとめています。
最近流行りの「ロボアドバイザー」が気になる方向けの記事はこちら。判断材料にしてみてください。
【戦略⑦】教養を積み心の内面・人間性を高める
最後がこれです。
私たちブサイクにとって、磨けるものは「心の内側」つまり「人間性」しかありません。
でも、「結局人間は内面が大事」といわれるのは、歳をとればとるほど、その人の「人間性の素晴らしさ」が輝いてくるから。
歳を重ねて外見や体力が衰えても、若いときから積み重ねた知性や人間性はなくなりません。
よく聞く、昔は派手にお金を使って輝いていた人が、リタイヤした途端に見向きもされなくなったという話。
外見の美しさが人を惹きつけられるのは若いときだけ、ということを肝に命じておく必要があります。
人間性を鍛えるには、真剣に仕事に取り組む、人を育てる、旅をするほか、本を読む、映画や劇、素晴らしい芸術を観る、体を鍛えるなど「誰でもできること」を「全力でこなす」ことが大切です。
【まとめ】ブサイクに生まれても十分幸せな人生を満喫できる
以上、ブサイクに生まれても諦めない!人生逆転する7つの戦略について紹介しました。
【戦略①】外見についてはいい意味で「諦める」
【戦略②】「煩悩」を捨てて悩みから開放される
【戦略③】スキルをかけ合わせて稼ぐ力を最大化
【戦略④】お互いを高めあえる仲間・友人とつるむ
【戦略⑤】パートナー選びの基準は「実力」
【戦略⑥】お金を運用する知識・能力リテラシーを磨く
【戦略⑦】教養を積み心の内面・人間性を高める
いまだにバイト面接や就職でも「顔採用」があるなど、我々ブサイクにとって「顔面偏差値の壁」は分厚いです。
しかし、戦略の方向転換を行い、正しい努力を重ねれば、顔の良し悪しに関係なく十分に幸せな人生を楽しめるでしょう。
外見に恵まれなくても人生は十分楽しめます!どうか、あきらめないでください。