ども。次のクリスマスまで特にやることのない、さん太(@PonkotsuSanta) です。
例えば
・いい車や時計、カバンを背伸びして買ってみる
・先輩風を吹かせるために後輩に気前よくおごる
・「もういい歳だし、マックや吉野家は卒業したぜ」アピール(実はこっそり週5で行ってる)
見えっぱりのバリエーションは様々ですが、いくつになっても「他人の羨望をあつめたい」「優越感に浸りたい」「カッコつけたい」欲求は、なかなか頭から離れてくれません。
そんな私も「30歳」を超えてくると、こんな中学生レベルの「見栄っ張り体質」はさすがに手放したくなりました。
そこで、2019年から少しずつ「見栄で持ち続けているもの」を断捨離します。
・自分に自信がもてず周囲の目を気にしてしまう……
・他人からバカにされたくない願望が強い……
・つい人に自慢話をしてしまう……
・30歳を機に考え方やライフスタイルを洗練させたい
30歳を超えたら、「つまらない見栄」はどんどん捨てよう
人は集団の中でしか生きられない生き物です。そのため幼い頃から常に「他人と比較」して成長します。
「他人と比較」するのは、自分の欠点を自覚したり、自分の長所を見つけるために必要な行動なので、うまく使えば自分をレベルアップする原動力になります。
しかし、現代はネットやSNSの影響で「比較対象が増えすぎた」こと、「自己アピールが簡単にできる」こともあり、意識して「つまらない見栄」を捨てないと、「見栄を張るために生きている」ことになりかねません。
「見栄っぱり」な人は、「他人より自分の方が優れている・豊かである」ことを生きがいにしていますが、そんなもの「上には上がいる」ので、いつまでたっても「真の幸福」にはたどりつけません。
他人と比較する人生に意味がないという話は、童話「ウサギとカメ」の記事で解説していますので、興味がある方はこちらもどうぞ。
見栄を捨てる10のメリット
家賃の高い住宅、高級車、ブランド品や宝石・装飾品などの高級品は、持つだけで所有欲を満たしてくれ、満足感を得られます。
友人・知人から羨望の眼差しを向けられ、優越感に浸ることもできます。
身の丈を超える高級品、特に住宅や車は「維持費」も高く、毎月頑張って働いて得られる給料の何割かは維持費に消えていきます。
反対に、つまらない「見栄」を捨てさえすれば、これだけの良いことが待っています。
・毎月の生活コストが劇的に下がる
・維持費が減りザクザクお金が貯まる
・所有物が少なくなり部屋が広くなる
・一つのモノを長く大事に使うようになる
・モノが少ないので掃除やメンテナンスがラク
・他人にマウントをとられても気にならなくなる
・収入や所有物による上下関係が気にならなくなる
・物欲がなくなり自分が「本来やるべきこと」に集中できる
・物欲がなくなり目先のセールやお得情報に踊らされなくなる
・貯まったお金を旅行や家族との思い出など「経験」に使うようになる
【2019年の見栄捨て】今年手放すと決めた3つのもの
2019年は私の「見栄捨て元年」です。20代で「かっこつけるために」買ってしまったアレやコレをガンガン断舎離します。
車(マイカー)
新卒で働いた会社が薄給でマイカーなんて夢のまた夢だったもので、転職成功のご褒美に買ったのですが、思ったほど乗りませんでした。
「見栄で持っているだけ」だと気づいたので、思い切って断捨離です。
一応、地方在住なので、あると便利なのですが、ぶっちゃけ無くてもなんとかなります。ちょい乗りはカーシェア、旅行はレンタカー使えばいいですしね。
気に入っていた愛車ですが、わずか30分の手続きで売れました。
売却を決めた理由や「3,500CCの大型車」の維持費のリアルなど、こちらの記事で紹介しています。
スノーボード用品(ボード・ウェア一式)
今後の人生設計を考えて、スノーボードは引退することにしたので不要に。
「上手くなればモテるかな〜」と淡い期待を抱いていたのですが、ルックスパワー(顔面偏差値)の壁を越えることはできませんでした。
それ以外にも、「スノボ」は、一生モノの趣味としてはびっくりするぐらい「コスパが悪い」ことに気づいたのでやめることにしました。
・温暖化で雪が少なく満足なコンディションで滑れない
・雪がすくなくコース幅が狭いので思い切り滑れない
・自撮りや座り込みなどマナーの悪いスノーボーダーが多い
・スキー場にいく時間とコストがもったいない
・ウェアやボードのメンテナンス、保管にも時間と手間がかかる
30代になると、お金も時間も「使い方」をよりシビアに考える必要があります。30歳を超えたら「一生続ける価値のある趣味」を厳選してみましょう。
ビジネス書(100冊超)
20代なかば、自分の中で「自己啓発ブーム」が巻き起こり、己のポンコツ読書スピードを考えずにAmazonでビジネス書をポチりまくった結果、全く読んでいない本が山積み(100冊超)あるので、バッサリ斬ります。
最近はネット環境とスマホやタブレットさえあれば勉強はできるので、わざわざ紙の本は買わなくなりました。
分厚い本は読み終わったら置物になってしまうので、「YouTube読書」や電子書籍で十分。
「YouTube読書」や無料でできる勉強方法についてはこちらの記事で解説しています。
【2020年の見栄捨て】あらたに手放すと決めた3つのもの
2019年に引き続き、2020年も断捨離継続です。
目標としては、現在の持ち物を「1/3」程度まで少なくしたいところ。
まずは「半分」まで減らすことはできました。
結局使わなくなった「専用家電」たち
ジューサーやヌードルメーカーなど、謎に増えてしまった「○○専用」家電たちも順次処分していきます。
20代までは「幸せ=豊富なものに囲まれること」だと信じて色んなものを買ってきましたが、振り返ると結局どれも「いらないモノ」でした。
筋トレ器具なども、「器具なし自重トレーニング」をルーティンにしたので不要に。腰痛もなくなりマッサージ器具もいらなくなりました。
また、今まで買って「失敗した…」「後悔した…」と感じている全商品リストは以下で公開しています。
冷蔵庫・洗濯機・電子レンジなど
正確には、古くなった冷蔵庫等の家電を処分して「家電付き」の部屋に引っ越します。
極端なミニマリストだと「冷蔵庫・洗濯機・電子レンジもいらない」という人もいますが、現代の生活でそれは難しい。
しかし一人暮らしだとそれほど高性能な家電もいらないので「家電付き」物件に越すことにしました。
格安な「お宝賃貸物件」の探し方は以下の記事にまとめています。
広い部屋(2DK)のアパート
「大は小を兼ねる」と思い、2部屋の物件に5年ほど住んだのですが、結局モノが増えすぎてほとんど処分するという「失敗」になりました。
いい経験でしたが、一人暮らしなら部屋は狭いほうが掃除も楽だしメリットが多いと考えたので1部屋の物件に引っ越します。
その他、私が過去にしでかした「一人暮らしの失敗」は以下にまとめています。
【まとめ】「見栄」を手放せば人生はもっと自由で生きやすくなる
以上、「30歳からの"見栄"の上手な捨て方・手放し方」について解説しました。
・30歳を超えたら、「つまらない見栄」はどんどん捨てよう
・自分に自信がもてれば、着飾るための高級品は不要になる
・時間もお金も限りがある。最善の使い方にこだわろう
以前に「心がときめくものだけを残す」片付け術が流行りましたが、片付けの際「見栄というフィルター」が、心の目を曇らせるときがあります。
私の場合、売った車にも「愛着」はありましたし、スノボも「時間が無限にあれば」ずっと滑っていても良かったのです。
30歳を越えると、自分に残されている時間が意外と少ないことに嫌でも気づきます。
また、変化の早い時代についていく勉強・スキルアップや、年を重ねると健康を維持するためのケアの時間とお金は欠かせません。家族が増えれば、家計のやりくりはよりシビアになるでしょう。
私も30歳を超えてからお金と時間を浪費していたことに気づき、断捨離と節約を心がけた所、貯金1000万円が見えてきました。
今持っているものは「昔の自分」の価値観で選んだもの。今の自分はその時より「もっと洗練されている」はずです。
「一生をかけて持ち続けたいもの、棺桶まで持ち込みたいものかどうか?」
「それを手放すことで、より価値のあるものに投資できないか?」