ども。さん太(@PonkotsuSanta)です。
1年前は1,000万円ほどでしたから、1年で「+1,000万円」資産が増えたことになります。
……そう、今でこそ人並みの経済的自由を手に入れられた私ですが、ほんの数年前は「100円マックすら高級品」というどん底生活を送っていました。
本記事では、そんな崖っぷちからどうやって這い上がったか振り返りながら「1年間で+1,000万円貯金できた方法」について書いていきます。
・1年で数百万円貯金する「貯金・節約術」を知りたい
・「ほったらかし」でも効率よく資産を増やす投資術を知りたい
・30代前半独身サラリーマンの貯金額・投資先のポートフォリオを知りたい
【「親ガチャ」ハズレでも成功できる】「26歳貯金ゼロ」のド貧乏から資産2,000万円達成するまで
2021年の新語・流行語大賞には「親ガチャ」というワードがノミネートされ話題になりました。
子供からすると親は選べないので、裕福で恵まれた家庭環境に生まれた子は経済面でも教育面でも有利であり、ランダムかつ不公平である点をカプセルトイの「ガチャガチャ」になぞらえた言葉です。
かくいう私も、「親ガチャ」には見事にハズレた一人であり、このブログにも「人生はクソゲー」というテーマで、なかば愚痴まじりの記事がいくつかあります。(詳しくはプロフィールにて)
「26歳貯金ゼロ」から1,000万円貯金するまでの道のり
青春時代は良いことなし。社会人デビューにも失敗しブラック企業で「うつ病」離職、同級生が次々と結婚して幸せを掴んでいく中、私は26歳にして「貯金ゼロ」……。
他にも持病があったため、フリーター的に仕事を転々とするも続かず、当時は本気で「人生はクソゲー」だと思っていました。
しかしその後、何とか再就職し6年かけて1,000万円を貯金。
無一文から32歳で貯金1,000万円までV字回復に成功できた方法のまとめはこちらの記事で解説しています。
【1年で資産倍増】資産2,000万円までの道のり
2020年には1,000万円ちょっとだった資産ですが、2021年には倍増して「2,000万円」を達成しました。
0円 → 1,000万円には6年かかりましたが、1,000万円 → 2,000万円には、1年ほどで到達したことになります。
年々、資産形成スピードが増している理由は3つあります。
1つ目は、給料の大半を貯金していること。
趣味も多いほうなので、あまりケチケチはしていないのですが、毎年200万円以上をコツコツと積み上げています。
2つ目は、資産の大半を「投資(資産運用)」していること。
20歳から60歳まで毎日コツコツ働いて、毎年200万ずつ貯金しても、貯まるお金は8,000万円ちょっと。
一方、貯金を銀行に眠らせておくのではなく、積極的に投資することで、資産の増加スピードは数倍になります。
標準的な利回り(7%)で運用した場合の計算でも、40年もあれば、総資産は「4億円」を超える計算になります。
もちろん、景気には波があるので、毎年継続して運用利益を上げられるとは限りませんが、せっかくの資金を眠らせておくのはもったいないと思います。
3つ目は、「リスクを恐れない」ということです。
もちろん、自身の許容範囲の上ではありますが、私はFXや仮想通貨など比較的高リスクな商品にも積極的に投資しています。
先ほど、標準的な利回りで計算したグラフをご紹介しましたが、損をしたくないばかりに極端なローリスク・ローリターンな投資先を選ぶと「40年預けてもお金はほとんど増えなかった……」なんてことになりかねません。
一時ブームになったものの、手数料の高さがネックになっている「ロボアド」なども、私は長期投資には不向きだと考えています。
2021年は元本550万円で運用したところ時価総額ベースで「+200万円」を超える実績を残すことができました。
私の仮想通貨投資の戦略と実績はこちらの記事で解説しています。
「親ガチャ」にハズれ「自信ゼロ」だからこそ得られた成功
「親ガチャ」にハズれ、これといった実績や成功体験もなく、何をやってもうまくいかなかった20代の頃の私は「自信ゼロ」の状態でした。
そこで、自己啓発書やセミナーに通って「自信」をつけるべく頑張ったのですが……
自分に自信があって仕事もバリバリこなせる人なら「自己投資」として、自分の成長やキャリアアップのためにお金を使うのは有効な方法です。
しかし、私の場合はどうしても自信を持てなかったので、代わりの投資先として米国株や仮想通貨(暗号資産)に資金を投じました。
……という人は、自信なんて持てなくて大丈夫。その代わり、社会全体の成長を信じてみましょう。
「投資」=「世界中の優れた企業やサービスに出資して成長を応援し、その恩恵の一部を受けとる」ことですので、「自分に自信が持てない」という人ほど、「投資」をやってみることをオススメします。
「非現実的」な方法には手を出してはいけない
「働き方改革」による残業代カットや老後2,000万円問題などが追い風となって、日本は過去類を見ない「投資」ブームが起きています。
YouTubeなどでも「投資」関連の広告を見ない日はありません。
……というような、あからさまに怪しい(でもちょっと気になる)広告もまだまだありますね。
しかし、下記のような方法はうまくいかない可能性が高いため、私は手を出さないようにしています。
- 成功確率が極端に低い商品(宝くじなど)
- ノーリスク(ローリスク)・ハイリターンを謳った商品
- 高度なスキルや特定の条件が揃わないとできない(再現性がない)手法
- 始めるのに高額な教材(スクールやコンサルを含む)を購入しなければいけない手法
リスク(変動幅)とリターン(損益)の大きさは比例するので「大きく儲かる可能性がある」投資商品というのは、「損失が出た場合のダメージも大きい」のが原則です。
そのため、「ノーリスク(ローリスク)・ハイリターン」を謳った商品はまず間違いなく「怪しい」と考えて良いでしょう。
また、始めるのに高額な教材やスクール(コンサル)の購入を勧められる手法も要注意。
今は投資を始めるハードルがかなり下がっていて、口座開設も入金手数料もアプリ使用料も「無料」が当たり前の時代です。
投資手法や実績も、ブログなどで無料配信している投資家の方がたくさんいらっしゃるので、高額の初期投資はまったく必要ありません。
また、「非現実的」とまでは言わないまでも、FX(外国為替証拠金取引)のようなゼロサムゲーム(誰かが勝てば必ず誰かが負ける)は、初心者にはおすすめしません。
株式や仮想通貨(暗号資産)など、将来的に値上がりが期待できる「現実的な」投資先を選びましょう。
33歳で資産2,000万円をつくった「現実的な」方法まとめ
結論から先に言うと、私が2,000万円の資産を築くにあたり、注意したポイントは以下の5点です。
- 「同調圧力」に負けない
- 「見栄」を捨て、自分なりの人生プランを作る
- 「ポイント」を押さえて賢く「節約」
- 投資先は「利回り10%以上」を判断基準にする
- 投資先は分散しすぎない
それだけインパクトのあるノウハウですので、参考にしていただけたら幸いです。
「同調圧力」に負けない
まず知っておきたいのが、「30代で資産2,000万円以上」の世帯は日本にたった「3.2〜3.5%」程度しかいない、という事実です。(金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査 令和2年」より)
ちなみに、同調査によると、中央値は400万円となっています。(令和2年調べ)
30代の二人以上世帯の場合、貯蓄額の平均は591万円、中央値は400万円という結果でした。
欧米と違い、単一民族的な日本は「空気読み」などの言葉に代表されるように「同調圧力」がまだまだ根強いです。
いい学校に進学して、安定した職業につき、長時間働いて、お誘いは断らない……。
しかし「みんなと同じ」を良しとすると、どうしても生活スタイルや考え方も「みんなと同じ」になっています。(もちろん懐事情も……)
泥臭いですが、若くしてまとまった資産を作ろうと思えば、それなりに勉強も必要ですし、自分のお金と時間を使ってトライ&エラーを繰り返さなくてはなりません。
長時間働いて、退社後も同僚や上司と飲みに行ってしまっては、そういった「将来のために必要な時間やお金」がなくなってしまいます。
・同僚との遊びも(特に理由がなければ)参加しない
・冠婚葬祭も、特に親しい間柄でなければ参列は断る
・名刺交換を目的とするような交流会には参加しない(生きた人脈にはならないため)
「君子の交わりは淡きこと水のごとし」ということわざがありますが、人間関係はサラッとしていたほうが変なストレスがなく、精神面にも良い影響があります。
「見栄」を捨て、自分なりの人生プランを作る
人間は誰しも「人と比べ競うこと」が好きな生き物です。
ですが、お金を貯めたいなら、早いうちに「見栄」は捨ててしまったほうがラクです。
私の好きな無印良品のコンセプトに【「これがいい」ではなく「これでいい」】という言葉があります。
人間の欲望には限界がないので、十分良いものを手に入れても、他人と比較して「もっと良いものがほしい」と思ってしまいます。
そのため、理性的に「これでいい」と満足してコントロールしないと、次々と「本来必要ないモノ」たちが家にあふれていくのです。
友人や同僚が良い家や車を買ったからと言って、対抗心から「ウチもそろそろ買おうか」なんてナンセンス。
幸せの形は人それぞれなので、自分たちの心地良いスタイル・人生プランを考えれば良いのです。
「見栄」を捨てきれないと、投資を始めても他人の運用成績が気になり、自分の許容範囲を超えたリスク商品に手を出すなど、ケガの元ですので、そういった意味でも早く手放してしまったほうが健全です。
「ポイント」を押さえて賢く「節約」
お金を効率的に貯めるためには「貯金力」が欠かせません。
平均的な年収(441万円※)がある方なら「年間200万円」は貯金したいところ。
(※国税庁の平成30年度・民間給与実態統計調査結果による日本のサラリーマンの平均収入)
年200万円以上を継続して貯金するには、「ポイントを押えた節約」が必須です。
「ポイントを押さえる」と書いた理由は、「節約」と一言で言っても、効果が高い方法もあれば、さほど節約効果がない方法もあるからです。
・ふるさと納税(解説記事はこちら)
・Amazonを使い倒す(解説記事はこちら)
・保存食・日用品を「楽天市場」でまとめ買い(解説記事はこちら)
・格安スマホに乗り換える(解説記事はこちら)
・食費節約の「裏ワザ」を駆使する(解説記事はこちら)
・外食するなら「コスパ最強店」を使う(解説記事はこちら)
・家賃格安の「お宝物件」に住む(解説記事はこちら)
・車を手放す(解説記事はこちら)
・最小限のモノで暮らす(解説記事はこちら)
・趣味を「厳選」する(解説記事はこちら)
・家電・高額商品を「最安値」で買う(解説記事はこちら)
・「廃課金」しがちなソシャゲ・スマホゲームをやめる(解説記事はこちら)
・不用品をネットで売る
・不要な飲み会や付き合いに参加しない
逆に、節約しているつもりでも、あまり効果がない方法は以下の通り。
・水道光熱費をケチる
・クレジットカードやポイントカードをたくさん所有する
・安いスーパーをハシゴする
・惣菜の半額シールを狙ってスーパーで粘る
投資先は「利回り10%以上」を判断基準にする
上の赤色グラフの通り「毎年200万円」のまとまったお金を継続して貯金しても、40年間では「8,000万円」しか貯まりません。
一方、貯金を元手に「投資(資産運用)」を行うことで、青色グラフのような資産形成を目指すことができます。
「投資の神様」と謳われたウォーレン・バフェット氏の利回りは「約20%」と言われているので、われわれ凡人はその半分でも十分な成績です。
もちろん、相場の好不調は毎年変わるので、経済が低迷した年は10%以上が出せない場合もあります。
正確には「年間利回り10%以上を得られる可能性がある」投資先に投資する、ということです。
例えば、私が投資している投資信託「eMAXIS Neo 自動運転」の3ヶ月の価格変動は「20%以上」あります。
一方、同じ「eMAXIS」シリーズの投資信託「eMAXIS Slim 先進国債券インデックス」の変動幅は2%程度。
投資対象の価格変動の少ないということは、良く言えば「安全」ではあるものの、裏返せば「お金がほとんど増えない」ということでもあります。
もちろん、自分の許容度を超えた信用取引などハイリスクな運用は要注意ですが、適切なリスクを取らないと投資した割に合うリターンは得られません。
2021年は、元本550万円に対して利益170万円と「30%以上」ものプラスを生み出してくれました。攻略記事をこちらに書いていますので、興味のある方はチェックしてみてください。
- 簡単5分登録
- ユーザー平均勝率84.54% (2020年12月度実績)
- 初期費用&月額固定費用0円|資金10万円から始めるビットコイン投資
投資先を分散しすぎない
現代は、投資ブームに乗って様々な会社から投資商品が出ています。
・資金管理が面倒
・運用成績の計算、確定申告も面倒
・資金移動のための経費(手数料等)がかさむ
・分散投資により安全性は増すが、パフォーマンスは平凡になる
私が現在運用している主な投資先は下記の3つです。
過去にはトラリピ(FX自動売買)やロボアド(ロボットアドバイザー)なども運用していましたが、割りに合わないのですべて辞めました。
IPO(新規公開株)に参入も考えたのですが、何十件もの証券口座を運用する手間暇の割に合わないので断念。
2020年の「コロナショック」では、米国株は大ダメージを受けましたが、同時に日本株も欧州株も新興国株も「すべてダメ」になりました。
なので、株式に限っては分散投資はあえてせず、圧倒的な国際競争力を持つ米国に一極集中しています。
【まとめ】親ガチャにハズレても問題なし!どこからでも成功は目指せる
以上、「親ガチャにハズレた人も成功できる!33歳で資産2,000万円をつくった現実的な方法」について紹介しました。
・親ガチャに外れ「自分に自身がない」なら「世界に投資」しよう
・「貯金×投資派」は少数派だが、経済的成功を目指すならマイナーになることを恐れない
・「ポイントを押えて」効率よく貯金しよう
・「利回り10%以上」を基準に投資判断をしよう
実際「2,000万円」程度でも、実際に下記のような経済的な自由を手にすることができています。
・スーパーや普段の買い物で値段を気にせず欲しい物を選べる
・欲しい物ができても、ほぼ待たずにキャッシュで買える
・お金のかかる趣味も楽しめる
・家族・友人・後輩にポンとプレゼントやおごりができる
2021年は「親ガチャ」という言葉が流行りましたが、世界的に見れば日本はかなり恵まれていて、少し勉強する意識があれば、生まれにハンデがあっても、豊かになることは十分に可能です。