ども。さん太(@PonkotsuSanta)です。
この記事を読んでいる方はおそらく、「ネガティブ(後ろ向き)な性格」が原因で悩んでいる方が多いと思います。
例えば、
・つい、後ろ向きなことばかり考えてしまう
・「自分にはできない」「どうせ無理」が口ぐせ …など
その気持ちや悩み、すごくわかります。
なぜなら私も、昔から「超」がつくほどのネガティブ人間だからです。
しかし、私も30代になり、客観的に考えてみると「ネガティブな性格」にも良い事や役に立つ能力がたくさんあることに気がつきました。
今回はその中から、10項目に分けて「ネガティブな性格のメリット」を解説します。
・陰キャ(根暗)な性格で学校では友達が少なく楽しくない。この先良いことなんてあるの?
・暗いことばかり考えてしまう陰キャ(根暗)な性格を直したい…
・ネガティブな性格が邪魔をして一歩がなかなか踏み出せない
・ポジティブな性格に変わろうと努力したけどうまくいかない
「ネガティブな性格」な人が「生きづらさ」を感じるワケ
冒頭で、私も「超」がつくほどのネガティブ人間だと申し上げました。
私の性格を簡単に表現するとこんな感じ。
・なんでも「裏」を疑ってしまう
・めんどくさがり屋でラクをしたい
・対人関係もめんどくさい。一人がラク
・新しいこと、新しい環境や変化に弱い
・「他人に嫌われている」と感じやすい
私たちのような「ネガティブな性格」持ちの人にとって、この社会はとても「生きづらい」と感じます。
なぜなら、たいていの自己啓発系の本では「ポジティブ思考崇拝」のごとく、「ネガティブは良くない。ポジティブになろう!」とうたっていますし、会社の求人募集でも「明るく前向きな方」と書いてあったりします。
書店で「ネガティブ思考に変わる方法!」なんて本を見たことは一度もありません。
親や先生からも「明るく前向きになりなさい」と言われた経験がある、という人も多いと思います。
このように、社会全体で「ネガティブ思考の持ち主はポジティブ思考に変わる努力をするべき!」という論調、圧力があるために、生まれつき「ネガティブな性格」な人は幼い頃からたいへんな苦労を強いられてきます。
しかし、私も30歳を越え、社会の仕組みが見えるようになってくると、「ネガティブな性格」にもたくさんの「メリットや役立つ能力」があることに気がつきました。
「ネガティブな性格」で良かったと思う10のこと
生まれつきネガティブな性格で「損している」と思うことはありませんか?
例えば
・人とうまく関わることができない
・自分の世界にひきこもってしまう
・他人の視線や「自分がどう思われているか」が気になる …など
そんな自分を変えたくて、「ポジティブ思考」に変える努力を頑張っている人もいると思います。かつての私もそうでしたから…。
でも、表面的には「損している」と思われるネガティブさんの特徴も、もう少し深く考えると「得している」ことって、実はたくさんあるんです。
- 実はスゴイ「目立たない」メリット
- 「最悪のケース」を想定して準備ができる
- お金がザクザク貯まる?実は「蓄財家」向き
- ギャンブルにハマらない堅実な「投資家」向き
- 「心配性」な性格を活かして「調査&分析力」を磨く
- 人の痛みがわかる「共感力」あるリーダーになれる
- 興味の範囲が狭いからこそ一つの分野の「博士」になれる
- 「どんくさい」とバカにされがちな思慮深さが「騙されにくさ」につながる
- 「めんどくさい」を利用して仕事の効率を最大化する
- 「否定する力」を利用して自分をアップデートし続ける
実はスゴイ「目立たない」メリット
「陰キャ」(私達の世代では「根暗」)」と呼ばれるタイプの人は、あまり友達をたくさん作らず、学校のクラスではあまり「目立たない」タイプだったという人が多いでしょう。
反対に「陽キャ(根明)」な人たちは、学校でも友達が多く、普段から楽しそうにしているので、羨ましく感じることもあったと思います。
「陽キャ(根明)」の人たちはとにかく「目立つ」クラスの主役でしたが、社会人になり、ある程度の地位がともなってくると、これが「仇」になる場面も出てきます。
・人付き合いが多く、人間関係のストレスが多い
・「目立つ」ゆえに叩かれたり、嫌がらせや足を引っ張られることも多い
・持ち前の「ノリや勢い」で解決できない難易度の高い問題に対処しなければならなくなる
「陽キャ(根明)」の人たちも良いことばかりではなく、学生時代の「ノリと勢い」で社会人になると「出る杭は打たれる」でつぶれてしまう可能性があります。
反対に、ふだんあまり意識しないかもしれませんが、「陰キャ(根暗)」ならではの「目立たない」メリットはこんなにあります。
・他人に時間を奪われないので、時間の「密度」が高い
・面倒な人間関係からストレスフリーになれる
・バッシングや嫌がらせ、足を引っ張られるリスクが少ない
・落ち着いて客観的に周囲の状況、人間関係を観察できる
・孤独に強く、集中力が鍛えられる
地球上の生き物も、身体の大きな「目立つ」生き物は狩猟の対象とされ、滅んでいきました。
こうして考えると、「目立たない」ことも一つの「生存戦略」といえます。
「最悪のケース」を想定して準備ができる
「ポジティブな人」の欠点の一つに、楽天的ゆえに「悪い将来予測」ができない、ということが挙げられます。
例えば、誰もが知っている童話の主人公で言えば、「ウサギとカメ」のウサギや「アリとキリギリス」のキリギリスは典型的な「ポジティブ」タイプです。
これらの童話は、見方を変えると「ポジティブさんVSネガティブさん」の闘いとも言えるでしょう。
そして、どちらが勝ったかというと、どの物語もネガティブさんの「大勝利」でした。
「ウサギとカメ」、「アリとキリギリス」が教えてくれる「本当の教訓」については、別記事で詳しく解説しています。
これは現実の私たちの社会でも同じで、人生やビジネスでは「最悪のケース」も想定して「準備する」能力が問われます。
特に現代では、急激なテクノロジーの進歩や地球環境の変化で「今まで考えられなかった」不測の事態が頻繁に起こることが予想されます。
よくニュースの不祥事で「想定外だった」という言葉を聞きますが、「楽観」することの弊害もあるのです。
お金がザクザク貯まる?実は「蓄財家」向き
前述した「アリとキリギリス」のたとえ話は、「お金に対する価値観の違いの話」とも受け取れます。
派手にふるまうキリギリスは、景気のいい時は、慎重思考のアリをバカにしていました。
しかし、いざ冬の時期(不景気)になると凍えて倒れてしまいます。
逆にアリたちは、いずれくる「冬」に備えてコツコツと食料(お金)を貯めていたから、冬を乗り切って生き延びることができた、という解釈もできます。
堅実な「アリ」タイプの人は、不意にくるケガや病気、転職に備えて収入の一部を貯め、収入が途絶えることも想定して複数の収入源を作ろうとします。
しかし、陽気な「キリギリス」タイプの人は、「冬」の恐ろしさに気づかないので、給料が入ったら遊びや飲みに繰り出し、ギャンブルに使ってしまいます。
「キリギリス」タイプの人から見れば、「そんなにコツコツ貯金して人生何が楽しいんだい?」と思うのでしょう。
しかし私たち「アリ」タイプは、そんなキリギリスは気にせず、マイペースを貫いて「冬」に向けて準備しましょう。
ギャンブルにハマらない堅実な「投資家」向き
ネガティブな性格な人は、ギャンブルや宝くじを「どうせ自分は運が悪いし当たらない」と思っているので、これらの投機的な商品にハマりにくいです。
一方、ポジティブな人は「運」に自信があるので、ギャンブル好きという人が多いのではないでしょうか。
また投資についても、ポジティブな人は「儲かりそう」な商品に深く考えずに手を出すので、FXや仮想通貨、個別株など比較的ハイリスクな商品を選好しがち。
逆にネガティブな私の場合、元本割れはしたくないので、値動きが比較的穏やかなバランスファンドなどから投資を始めました。
私の投資手法「がんばらない投資術」は複数記事にわけて詳しく解説しています。
投資ではとにかく大損を避けて「生き残る」ことが大切です。
適切な投資戦略をつくり過度なリスクを避けるのに「ネガティブ思考」は役立つので、ネガティブな性格の人は「投資家」向きと言えます。
「心配性」な性格を活かして「調査&分析力」を磨く
ネガティブ思考の人は心配性で不安を感じやすく「うまくいかない理由」を探すのが上手です。
これは一般的に「欠点」とされますが、そんなことはありません。
「うまくいかない理由」は逆に考えると、その理由を解消すれば「成功する理由に変えられる」ということ。
つまり、「うまくいかない理由」を探すのが上手い人は、「成功する理由」を探す能力にも長けている、と言えます。
ポジティブ思考の人は、楽天的なので「なんとなくうまくいきそう」で物事を進めてしまい、壁にぶつかっても「理由」を分析する力が弱いです。
一方で「心配性」な人は、「失敗する理由」を察知できる一種の「直感(センス)」が優れています。
ぜひ、もう一歩踏み込んで「なぜ失敗すると思うのか」を分析し、情報を集め、解決への糸口を見つけるようにしてみてください。
「心配性」はうまく利用すると、今まで短所だと思っていた部分を「長所」に変えることができます。
人の痛みがわかる「共感力」あるリーダーになれる
会社の管理職などのリーダーには「ポジティブな人が多い」と思いませんか?
それは、彼らが「鈍感だから」というのが理由の一つになっています。
管理職は「上からのプレッシャーやノルマ」と「下からの突き上げや不満」という2重のストレスを受けます。
さらに日本の管理職は「給料も安い」というトリプルパンチ。「鈍感」でなければ務まらないとも言えます。
しかし、一方で「鈍感さ」は他者の心情をくみ取るセンスに欠けています。
現場や下のことを考えない「無茶振り」「鶴の一声」が多いのも、ポジティブ管理職が多い弊害とも言えるかもしれません。
逆にネガティブな人は「自分の弱さを知っている」からこそ「共感力」が高く、他人の心情を敏感にくみとることができます。
そのぶんストレスも溜め込みやすいのですが、チームの結束を高めるマネジメント能力は高い傾向があります。
うまく自分のストレス耐性を上げて感情コントロールができるようになれば、優れたリーダーになる素質があるといえるでしょう。
興味の範囲が狭いからこそ一つの分野の「博士」になれる
ネガティブな性格の人は、新しいことにどんどん手を付けて吸収するより「一つのこと」を極めていくタイプの人が多いです。
小学生の頃、「〇〇博士」と呼ばれるような特定の分野にすごく詳しい子がクラスに一人はいたと思います。
こういう子は中高に上がると「オタク」と一括りにされ、陽キャ(根明)グループからバカにされるのが典型です。
しかし、社会人になれば持ち前の「一つのことを極める」性質で専門性を発揮し、一目置かれる存在を目指せるので、「オタク」と呼ばれようが気にしないことです。
最近は「教養ブーム」で、とにかく幅広い知識をまんべんなく身につけることを良しとする風潮もありますが、仕事における人の価値とは「専門性」つまり「希少性」で決まります。
「専門性」は、一つの技能や仕事をピカピカに磨いた先に手に入るので、臆することなく「好き」「得意」なことを一生大事にしましょう。
「どんくさい」とバカにされがちな思慮深さが「騙されにくさ」につながる
ネガティブな性格の人は、行動する前にあれこれ考えてしまうので、ポジティブ思考の人から見ると行動が遅く「どんくさく」見えてしまいがちです。
しかし、社会人になるとこの「思慮深さ」がプラスに働く場面が少なくありません。
例えば、簡単に稼げそうな投資話や副業話が目の前にあらわれた時、ポジティブ思考の人は「チャンス到来!」とばかりに条件反射的に飛びつきます。
たしかに「チャンスの女神に後ろ髪はない」とも言いますし、リアクションの速さは大切でもありますが、これらの「うまい話」は詐欺の可能性もあります。
ネガティブな人は「一歩立ち止まって情報を集め、自分の頭で考える」素質があるので、その「思慮深さ」を大切にしてください。
副業・投資ブームに乗っかって横行する「うまい話」に騙されないための考え方は、別記事で詳しく解説しています。
「めんどくさい」を利用して仕事の効率を最大化する
ポジティブな性格の持ち主は、多少イヤな事、面倒な仕事も「とにかくやるぞー!」とノリと勢いで片付けてしまいます。
この前向きさはネガティブ人間としては羨ましく感じますよね。
しかし、チームで動く仕事に関しては、この「ノリと勢い」が裏目に出ることもあります。あまりにひどいと「人罪」認定されてしまうかもしれません。
ポジティブな人の仕事を見ていると、その場は片付くのですが、その後チームに何も知的財産(ナレッジ)が積み上がらないことが多いと感じます。
…というノリです。
しかし、このスタンスで仕事をしてしまうと、その人の「経験知」が、チームの「集合知」として生かされることがありません。
PDCAサイクルを回して、「次はもっとラクに成果を上げる」ためには、日々の失敗や成功、ノウハウを「明文化」してチームの「共有財産」にすることが重要です。
日本は昔から「暗黙の了解」などと言って、ルールやマニュアルなど「明文化を避ける」文化がありました。
しかしこれが、会社の知的財産が積み上がらず、日本の生産性が上がらない理由の一つだと思います。
一方、ネガティブ人間は、とにかく「めんどくさがり屋」で「ラクをしたい」タイプです。
だからこそ、仕事のルールやマニュアルを作ったり、ヒューマンエラーを防ぐ仕組みを考えたりするのが得意。
ポジティブ人間ほどの「瞬発力」はないものの、長い目で見て組織に貢献できるのはネガティブ人間の方なのです。
「否定する力」を利用して自分をアップデートし続ける
ネガティブな人はとにかく現状を否定しがちです。
自分の性格がダメ、容姿がダメ、能力や才能がダメ…
これは一般的には、あまり良くないとされます。
しかし、何かを改善するには否定することから始まるのも事実。
回転寿司で100円とは思えない美味しいお寿司が食べられるのも、月々わずかな利用料でスマホやネット動画が見られるのも「現状維持ではダメだ。もっと良いものにしよう!」という企業努力の成果です。
個人でも同じで「ダメ」だと認識しているのなら、そこにまだ改善の余地や、「伸びしろ」があるということ。
例えば私は生まれつき身体が弱く10年ほどうつ病にもかかっていましたが、一つ一つ自分の弱点を改善し続けて今があります。
「改善」は効果が現れるまで時間がかかりますが、焦らず一つ一つできることに取り組みましょう!
なぜ世間では「ポジティブが偉い!」と思われているのか?その本当の理由
以上のように、ネガティブな性格にも色々な美点やメリットが秘められています。
しかし世間では今もなお「ポジティブ思考の方ががすばらしい」とされています。これはなぜでしょうか?
例えば、世の中には、目がぱっちり「二重」の人と「一重」の人がいますよね。
彼らには「目が大きく見える」違いはありますが、二重の人は一重の人よりも「視力」は良いでしょうか?
おそらく視力には関係ないはずです。
でも、世間的には目は大きく見えるほうが「良し」という風潮があるため、二重まぶたにするための商品が数多く存在し、売れています。
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人々の中で「二重まぶたの方が優れている」という「共通認識」がつくられる
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このムーブメントに乗っかって「二重まぶた」関連の商品やサービスを販促する
現在では目は大きく見えるほうが好まれますが、つい200年ほど前、江戸時代後期の「美のトレンド」は「目は細く長く」だったようです。
その魅力も、現代風のいわゆる〈目元ぱっちり〉の大きな目には感じられなかったようで、あくまでも「細く長く」という切れ長の目が理想とされていたようです。江戸時代後期の化粧指南書にも、「目は……りんとつよきがよし。然れども、あまり大き過ぎたるは見苦し」とあって、「目の大なるをほそく見する伝」すなわち目を細く見せる化粧術が図入りで解説されています
つまり、目の大きさ一つとっても、その風潮は普遍的ではなく、時代の「雰囲気」で変わっていくことがわかります。
その「雰囲気」を作るのが「マーケティング(販売戦略)」の力です。
ネガティブ・ポジティブの問題も同じで、「ポジティブの方が圧倒的に得」という「雰囲気」をつくることで「ポジティブ思考になりたい」と考える人を刺激し、本や教材、セミナー、カウンセリングなどを売っています。
「ネガティブ思考では幸せになれませんよ」
「だからポジティブ思考に変わる努力をしましょう」
…というメッセージを、あらゆる手法を使って世の中に広めています。過去記事で書いた「不安を煽って商品を売る」手法です。
無理に「ポジティブ思考」に変わる必要はない、その理由
かつての私もそうでしたが、「ポジティブ思考に変わりたい」と思い努力しつつも、挫折した人は多いと思います。
しかし、今回ご紹介したように、人の性格は「ポジティブ=善」「ネガティブ=悪」と簡単に割り切れないところがあり、ネガティブにもたくさんの良いところがあるのです。
もし、人間に「ネガティブ思考」が必要ないのであれば、長い歴史のなかでネガティブ人間は自然に淘汰されているはず。
それが、今現在も多くの「ネガティブさん」が存在することを考えれば、「ネガティブ思考」も人間社会に必要な要素なのです。
車は、ブレーキ踏みっぱなしでは進みませんが、アクセル踏みっぱなしでブレーキのきかない車は危険です。
そのため、「適度にポジティブ&適度にネガティブ」がちょうどいいバランス。
無理に「ポジティブ思考」が強い人のマネをして「自分はあの人みたいになれない…」と落ち込む必要は全くありません。
ネガティブな性格のままでも「幸せに近づく考え方」については別記事で詳しく解説しています。
【まとめ】陰キャ&根暗でも大丈夫!それよりも大事な「あること」とは
以上、「ネガティブな性格で良かったこと」について紹介しました。
・ネガティブな性格はうまく活用すればメリットも多い
・陰キャ(根暗)な性格は無理に直さなくてもいい。自分の得意な分野を伸ばそう
・将来、仕事で重視されるのは「専門性」臆せず「オタク」になろう
・自分の嫌な部分が多いのはそれだけ「伸びしろ」が隠れている証拠
ネガティブな性格の人は自分をアピールするのが苦手なので、学校や会社で評価されにくいのですが、実はポジティブ人間にも勝るとも劣らないポテンシャルがあります。
だから「自分にはできない」「どうせ無理だ」と可能性にフタをしてしまうのはもったいないと思います。
「自分は陰キャ(根暗)だ」という自覚がある人は、自分の性格を大きく変える必要はありませんが、性格の「美点と欠点」を把握して少しずつ「自信」を積み重ねていくと、人生が大きく拓けてきます。
・自分の心身をいたわり大事にしてあげる
・自分の好きなことは(お金にならなくても)継続する
・自分の強み、得意分野を集中して伸ばす
・専門性を築き、小さな実績や成功体験を積み重ねる
RPG等のゲームでも、初期装備でいきなりラスボスに立ち向かうことはできません。
「できない」「無理だ」と感じるのは、後ろ向きな性格の問題ではなく、「自信」や「経験値(実績)」が足りていないからそう思うのです。
そのため、RPGのレベル上げのように「倒せそうな敵(問題)」から少しずつ経験値を稼ぎ、レベルアップしていきましょう。
私も、26歳うつ病&一文無しから少しずつ努力し這い上がってきました。
よく自己啓発本では「根拠のない自信を持ちましょう」と教えられますが、これは元々ポジティブな人の発想。理知的な人ほど「根拠のない」ものは信じられません。
そうではなく、自分を大事にして、実績をつくっていけば「根拠のある自信」は勝手に生まれてくるのです。
性格の良し悪しで悩むよりも、「今できること」、「やりたいこと」に全力投球してみましょう。
「ネガティブさ」は貴重な才能。磨き上げればすごい武器になりますよ!