ども。さん太(@PonkotsuSanta)です。
「趣味」は人生を楽しく豊かにしてする上で欠かせないものです。
また、好きで始めた趣味がいつしかお金を生むようになり、その道のプロとして仕事をしたり、転職や開業をする人までさまざまです。
本記事では、私が20代・30代でやめることにした趣味とその理由をあわせて解説します。
・趣味にお金がかかるので多趣味をやめたい……
・趣味が多くてどれも中途半端。どれか1つか2つに絞りたい……
・長く続けられて「将来性」もある趣味を知りたい
「長続きせず」20代でやめることにした趣味
最初に、20代までに比較的短期間でやめてしまった趣味たちをご紹介します。
「時間のムダ」だと気づいてやめてしまったものや、単純に「向いてなかった」ものまであります。
・TVゲーム・スマホゲーム・ソシャゲ
・音楽ライブやフェス
・模型作り・電子工作
・テラリウム作り
・ギター
・ダーツ・ビリヤード・ボーリング
・ゴルフ
・英語スピーチ
・読書会
・ボランティア
・書道
・コーヒー・紅茶
・テラリウム作り
TVゲーム・スマホゲーム・ソシャゲ
私は学生時代「ゲームクリエイター」を目指していたくらい、どちらかと言うとよくゲームをしていた方でした。
据え置き型はPS4まで。ブラウザゲーム(ソシャゲ)やスマホゲームも50タイトル以上は遊んだと思います。
しかしやっぱり「後に残るものがない」と考えて30歳になるのを機にどれもやめてしまいました。
スマホゲームは特に依存性が強いのでやめにくいですが、もし引退したくて悩んでいる方は以下の記事が役にたちます。
「課金して失敗した」スマホゲーム、ソシャゲの全リストはこちら。
音楽ライブやフェス
30代になって仕事やブログ等に集中するため、音楽イベントには行かなくなりました。
もちろんイベント自体は楽しくて開放感もあるのですが、半日〜1日拘束はキツいです。
最近はもっぱら「Amazonミュージック」で新しいアーティストを開拓したり、作業用BGMを流しています。
6,500万曲聴き放題の「AmazonミュージックUnlimited」は、たまに「無料お試しキャンペーン」をやっているので、一度チェックしてみると新たな音楽との出会いがあるかも。
模型作り・電子工作・テラリウム作り
新卒で勤めた会社が電気・電子機器に関係するメーカーだったので、勉強のためにやり始めたのですが、細々とした作業が苦手ですぐ挫折しました。
ガラス瓶の中に小さなジオラマをつくる「テラリウム」も一時期マイブームになったのですが、同じ理由で長続きせず。
ただ、プラモデルやジオラマ作りが得意な人は、作った作品をネットで公開して注文を取るようにすれば「副収入」が見込めるので、手先が器用な人はチャレンジする価値はあると思います。
ギター・ダーツ・ビリヤード・ボーリング
「モテそう」だと思って始めたものの、すぐに「ただしイケメンに限る」という現実を突きつけられてあえなく挫折。
ダーツ・ビリヤード・ボーリング
→上達するためには頻繁に練習に行く必要があり挫折
やはり趣味は「自分が楽しむ」ためにやるもの。これに限らず「動機が不純」な趣味は長続きしません。
ゴルフ
「ザ・大人の趣味」の定番。
私は打ちっぱなしやショートホールを何度か回ったところで飽きてしまいました。
ゲーム好きですが、ゴルフゲームにもハマれなかったので単純に好みの問題だと思います。
子供や家族と一緒に楽しめる趣味ではないので、家族ができてからは奥さんの目を気にしながら続ける必要があるのもマイナスポイント。
英語スピーチ
これも「大人の趣味」の雰囲気で始めたのですが、会の運営など煩わしく退会。
単純に英語を習得したいなら、今は教材やYouTube動画も溢れているので独学でも可能です。
YouTubeでお金をかけずに読書したりスキルアップする方法は「ゼロ円勉強法」で詳しく解説しています。
読書会
私は20代の頃、ビジネス書、自己啓発書を多く読んでいました。
その流れで、ビジネス書を読んで感想発表するような読書会に参加していたのですが、ハッキリ言って「時間の無駄」でした。
ビジネス書はただ読んで読書感想をアウトプットするだけでは不十分。
そこから何かを学び、行動することによって初めて人生が変化します。
また「ブログはもうオワコン」とも言われていますが、自分の学びのアウトプット場所として、まだまだ活用できるツールです。
ボランティア
20代の頃は色々な集まりに出ていたので、自然と「ボランティアをしてみない?」と声がかかることが多く、イベント運営や子供キャンプ、清掃活動など色々と経験しました。
しかしボランティアだと、どうしても会の運営などが緩く「なあなあ」になってしまうので、仕事を学ぶならやはり本業など「営利活動」にコミットしたほうが成長できます。
書道
営業マン時代、美しい文字で手書きのお礼状を書けたらカッコいいだろうなと考えて始めるも、長続きせず。
単に綺麗な文字を書きたいだけなら、YouTubeで「美文字」で検索すると、文字の書き方講座がたくさん出てくるので、動画を見てトレーニングしたほうが早いです。
コーヒー・紅茶
「大人のたしなみ」の雰囲気にあこがれて、コーヒーや紅茶に凝っていたことがあるのですが、専門店のコーヒー豆や茶葉はそれなりのお値段がします。専門店で買うコーヒー豆なら1杯あたり50〜100円程度と、毎日飲むのには少しお高め。
コーヒー自体は大好きなので、変にこだわることはやめ、最近はコーヒー豆もネット注文で済ませています。
現在愛用中なのが「ドリップコーヒーファクトリー」さんのコーヒー豆。毎日豆を挽くのは面倒なので「粉」のタイプをリピートしています。
200杯分のセットで、なんと1杯あたり約13円という驚異のコスパで専門店の味が楽しめます。
「人生の優先順位」を考えて20代でやめることにした趣味
好きで続けてきたけれど、「人生の優先順位」や「将来性」を考えたときに「後回しでいいか」となった趣味たちです。
・イラスト
・小説
・インテリアコーディネート
イラスト
もともと絵を書くのが好きな方で、ゲームグラフィック制作の方に進もうとしていたのですが、すごく上手なわけでもないレベルです。
一時期、副業で似顔絵・イラスト制作も受けていたのですが、時間がかかる割に単価が安い(3,000〜10,000円)こともあって今はやっていません。
小説
文章を書くことも割と好きな方で、学生時代、小説を書いたり作品の企画をコンテストに出したりしていましたが「鳴かず飛ばず」……。
ただ、文章を書く経験が今のブログ運営や仕事にも活きているのでムダにはなりませんでした。
インテリアコーディネート
一人暮らしを始めると、住まいを自由にカスタマイズできるようになるので、誰しも一度はハマる「インテリアコーディネート」。
しかし結局、年齢を重ねるにつれて好みも変わっていき、一人暮らしを始めた頃に買った家具・家電・インテリア用品はほとんど捨てるか人に譲ってしまいました。
引っ越しを機に、持ち物を半分以下にしたときの記事はこちら。
将来的に結婚するなら、単身者用の家具・家電はほとんど買い換えないといけなくなるので、一人暮らしではインテリアに「あえてこだわらない」というのも手です。
「ケガのリスク」を考えて30代でやめることにした趣味
30代になってくると家族が増えたり会社でも責任ある役職に就いたりと責任が重くなる一方で体力は落ちていくので、今まで以上に「自分の身体」を大事にする必要があります。
「体力づくり」と思ってハードな運動をしたのがきっかけで体を壊しては本末転倒。
そのため私は、30代をきっかけにスポーツ系の趣味も見直しをしました。
・自転車(ロードバイク)
・ダイビング
・ウェイクボード
・釣り
・スノーボード
・ボルダリング
・ジム通い
・マラソン(ランニング)
自転車(ロードバイク)
20代半ばからロードバイクに乗り始め、自転車旅やサイクリングイベントにも出ましたが、競技・イベントは落車の怪我が少なくないので、今はもっぱらイベント参加はせずに「普段の足」として自転車に乗っています。
過去には琵琶湖や桜島を一周したり、阿蘇山に登ったり、沖縄で2泊3日約170kmの旅をしたりしました。
ロードバイク自体は、持っていると一人暮らしなら車がいらなくなるくらい行動半径が広がるので、きちんとヘルメットと交通ルールを守り、安全運転で無茶な運転をしなければ「いい趣味」です。
ダイビング・ウェイクボード・釣り
ダイビングはもともと天野こずえ先生のマンガ「あまんちゅ!」に影響されて始めました。
ただ、地元の海はあまり綺麗ではなくて、少し前を泳ぐ人の姿も見えないほど視界が劣悪。上記の写真は沖縄で撮影したものですが、同じ海でも全然違います。
続けるモチベーションが環境にかなり左右されますが、幸運にもきれいなダイビングスポットが近くにある人は「いい趣味」になると思います。
ただ、ダイブ1回5,000円はしますし、ライセンスを取ったり機材をレンタルしたり、良好なダイブスポットまで移動する交通費など、「お金と時間のかかる趣味」ではあります。
ウェイクボード(ボードに乗って水上を滑走するマリンスポーツ)も同様で、スノーボードほどケガのリスクは少ないのですが、レンタル費用・ボートを出す費用など、こちらもなかなかお金がかかる趣味です。
「釣り」は、堤防釣りとニジマス等の淡水魚を狙うトラウトフィッシングに挑戦しました。
試行錯誤して釣れた時の快感は素晴らしいのですが、とにかく「時間」がかかるので忙しい30代には不向きかもしれません。
スノーボード
スノーボードもダイビングと同じく、どちらかというと「コスパが悪い」部類に入る趣味です。
・温暖化で雪が少なく満足なコンディションで滑れない
・雪がすくなくコース幅が狭いので思い切り滑れない
・自撮りや座り込みなどマナーの悪いスノーボーダーが多い
・スキー場にいく時間とコストがもったいない
・ウェアやボードのメンテナンス、保管にも時間と手間がかかる
やめる決断をしたのは「故障・ケガのリスク」。
特に近年は地球温暖化の影響で雪が満足に降らず、人工雪でなんとか営業しているスキー場も多いです。
するとどうしてもコース幅は狭く、そこに多くのスキーヤー、スノーボーダーが押し寄せ「大混雑」になります。
これらを総合的に考えて、スノボは引退しました。
ボルダリング・スポーツジム
ボルダリングは一時期ブームになって、近所にもジムができたので始めてみましたが、私は長続きしませんでした。
ハマる人はハマるのかもしれませんが、ジムやランニングに比べると怪我しやすい部類に入るスポーツではないでしょうか。
30歳を超えても「まだまだ自分は若い」と過信していると思わぬ故障につながるので、年相応の体力に応じたトレーニングが必要です。
また、最近は自宅トレーニングのルーティンができたので、スポーツジムやプールには通わなくなりました。「スキマ時間」を使って自宅でできるトレーニング方法についてはこちらの記事こちらの記事で解説しています。
マラソン(ランニング)
ランニングは手軽にできるスポーツ私も体調管理のために走っていて、20代はマラソン大会などにも出ていたのですが、30代から「スロージョギング」に切り替えています。
その理由は、若い頃にハードな走り方をして足を悪くした40代、50代の先輩を何人も見てきたからです。
健康増進が目的であれば、ムリのないペースで「継続」するのが運動を習慣化するコツ。また食事の摂り方もセットで考える必要があります。
多趣味も悪くない?「多趣味」で得したと思う3つのこと
多趣味は一般的に「どれも中途半端で終わる」と思われがちですが、私自身、多趣味だった経験からするとメリットもたくさんありました。
- 趣味を通じて様々な分野の人と出会える
- 自分の得手・不得手を知り自己理解につながる
- 趣味を掛け合わせて自分だけの価値を生み出せる
趣味を通じて様々な分野の人と出会える
利害関係のある仕事と違って「趣味」の世界は、肩書にとらわれず人と繋がれる貴重な場です。
例えば英語のスピーチクラブとウェイクボードでは集まっている人の趣味嗜好、仕事や考え方もまるで違い、どちらもいい刺激になりました。
自分が持っていない「引き出し」を持っている人との出会いは、自分の狭い価値観を広げてくれるので、若いうちは特に、趣味を通じてたくさんの人と触れ合うのはいい経験になると思います。
自分の得手・不得手を知り自己理解につながる
私が今まで取り組んだ趣味のうち、環境や時間の面で断念したものもありますが、「明らかに向いてない」ものもいくつかありました。
例えば私は工作系などの「細かな手仕事」は苦手という弱点があります。
こうした不得手な分野に若いうちに気づけたので、仕事でも苦手なことは早く上手な人にお任せしています。
「自己理解」を深めるには、色んなことにチャレンジして時には失敗も経験も必要なので、「失敗OK」な趣味の世界で得手・不得手を知れたのはラッキーでした。
趣味を掛け合わせて自分だけの価値を生み出せる
仕事や趣味は1つだけに集中して極めても良いのですが、異なる分野のスキルを「掛け合わせる」ことで、今までなかった付加価値を生み出せることがあります。
私の場合は、デザイン、イラスト、コピーライティング、写真、映像編集、Webページ制作など一通り独学していましたので、名刺、パンフレット、Webサイトなど幅広い分野の受注をこなしていました。
一つ一つの分野ではもちろんその道一筋のプロには敵わないのですが、「スキルを掛け算」することで独自性を発揮できるようになります。
例えば、模型やジオラマづくりが趣味の人なら、根強い人気の「キャンプ」を掛け合わせて「ミニチュアのキャンプサイト」を作ってオンラインで販売、などが考えられます。
今は自分のメディアを簡単に持てるので、ブログやYouTubeを「掛け算」して読者を増やし集客することも可能でしょう。
【まとめ】多趣味もいいが「趣味は極める」ことで大きな財産になる
以上、私が20代・30代でやめることにした趣味の全リストとその理由をご紹介しました。
・20代のうちに自分の「得意・不得意」に気づくと成長しやすい
・30代からはハードな運動・スポーツを一度見直してみる
・若いうちは多趣味でもOK。自分の引き出しを多く持とう
趣味は多くの時間とお金がかかるもの。本記事が「多趣味をやめたい」方の参考になれば幸いです。
一人暮らしの20代までは「楽しい」を第一に趣味を続ければ良かったのですが、お金も時間もシビアになる30代ではあれこれ手を出すわけにもいきません。そのため「趣味の厳選」が必要になります。
また、自分では趣味だと思っていても、長く続けて「極める」レベルに到達すると副業に昇格も可能です。詳しくは「30代からの趣味の極め方」で解説していますのでこちらもどうぞ。
ぜひ「趣味の力」をうまく活用してみてくださいね!