ども。さん太(@PonkotsuSanta)です。
上手に家計をやりくりする上で絶対に避けたいのが、「必要ないものを買わない」こと。
豊かに資産形成する第一歩は節約することですが、いらないものを買い続けて貯金なんてできません。
20代は「うつ病」がひどかったこともあり、合理的な判断力が弱くなっていたんですよね
今回は、そんな私の「黒歴史」を元に、「これは買わないほうが良かった」「すぐ使わなくなった」「割高だった」と言える商品たちをご紹介します。
・貯金したいが、お金があるとついモノを買ってしまう
・買おうか買わないか悩んでいる商品がある
・趣味が多くて道具を揃えるのにお金がかかる
・ストレスをためやすく、ストレス発散で買い物してしまう
手痛い失敗…。買って後悔した「高額商品8品」
何万円もするような「高額商品」はできれば失敗なく買いたいもの。
しかし私は残念な買い物をけっこうやらかしてきました……。もし当時に戻れるなら絶対買っていなかった高額商品をご紹介します。
車・マイカー(約200万円+維持費月3万円)
ふつうに生活するだけなら完全にいらないモノが「車」です。
私は、最寄りのスタバまで徒歩7時間、電車が30分に1本の田舎に住んでいますが、車を手放してから1年以上経った今も特に不便は感じていません。
「マイカー貧乏」を防ぐために特に気をつけたいのが「維持費」。カードや引き落としで気づきにくいですが、以下の費用がコンスタントにかかってきます。
・車検費用・自動車税
・自賠責・任意保険料
・自宅の駐車場代
・買い物先等での駐車場代
・洗車やメンテナンスの費用
・コーティングや傷・へこみの補修費用
・タイヤや消耗部品の交換費用
・冬用スタッドレスタイヤの購入・交換費用
車がないだけで年間約40万円は節約できていますので、その分を資産形成に回しています。
ゲーム系専門学校の学費(約200万円)
人生の失敗トップ5に必ず入るのが、専門学校への進学です。
当時は「ゲームのグラフィックを作る仕事がしたい」と思って3Dグラフィックを学びにいったのですが、就職先がごくわずかでした。
スクールは「一生稼げるスキルが身につくか?」の視点で、将来の就職先もきちんと調べ、検討して判断したほうが良いです。
元が取れなければ貴重な時間とお金が無駄になってしまいますので…。
近年は一通りの情報がネットで入手できてしまうので、独学でスキルを磨くことが最もコスパがいい選択です。
家賃の高い賃貸アパート
学生時代は、学校が斡旋してくれたアパートに住んでいました。
都市部から離れているにもかかわらず、当時の家賃は4万5000円。
当時もらっていた奨学金が月額6万円なので、住居費が高すぎました…。
今は築30年以上、家賃1万円代(会社の住宅補助あり)のアパート住みですが、不便は感じていません。
割とどんなとこでも住める「寛容さ」を若いうちに養っておくと、人生はかなりラクになります。
その他にも、私は「一人暮らし」で数々の失敗をやらかしました。その失敗と教訓をまとめた記事はこちら。
3Dグラフィックス制作ソフト
ゲーム用の3DCGを制作するパソコンソフト「Autodesk 3DS MAX」も専門学校在学中に購入。
正規版だと50万円くらいするソフトですが、ゲーム業界に進まなかったので完全に不要品に。
大手キャリアのスマホ(携帯電話)
7年くらいソフトバンクを使っていましたが、毎月数千円の出費は地味に痛いです。
2013年ごろにWILLCOM(後にYモバイル)、その後2018年から楽天モバイルに変更して月額3,000円ほどになりました。
スマホは最新機種でない「型落ちモデル」でも十分なスペックがあるので、特にこだわりがなければ旧モデルで十分。
私の場合は、在庫処分品がジャスト1万円で買えました。
通信費は月々勝手に引き落とされるので見落としがちですが、徹底的に削減すると「月20万円台」の貯金も可能になってきます。
私もYモバイルから「楽天モバイル」に乗り換えて使っています
ちなみに「楽天モバイル」はデータ使用1GBまでが0円/月、どれだけ使っても2,980円(税抜)/月という、コスパ最強クラスのキャリア。
さらに「先着300万名限定」で1年間のプラン料金が「0円」という「太っ腹キャンペーン」も実施中。「スマホ代が高い!」という人は乗り換えを検討してみてください。
- 対面なし&ネットだけで簡単15分で申し込み完了
- データ3GBまで「1,078円/月(税込)」
- スマホ購入で「最大24,000円分」ポイント還元
- オプション料金なしで通話&SMSし放題(専用アプリ使用時)
掛け捨ての医療保険
これもしっかり貯金できていれば不要な商品。
私も社会人なりたての頃から5年間は何も疑わずに、勧められるままの保険に入っていましたが、なんともったいなかったことか…。
あと、保険屋さんがよく勧めてくるのが「貯蓄型保険」。
少しでも投資経験があれば、保険屋さんの数字マジックを見破れるので、若いうちから資産形成を勉強しておくと良いです。
私が実践して成果を上げている「がんばらない投資術」の解説記事はこちら。
折りたたみ自転車
折りたたみ自転車なのに、一度も「折りたたむことなく」生涯を終えました。
折りたたみ自転車はホイールが小さいので「とにかく遅い」のがネック。
今は「ロードバイク」に乗っていますが、「車がいらないレベル」で行動半径が広がります。
入門用の一眼レフカメラ
カメラメーカー各社が用意している「入門者用」の一眼レフカメラ。
レンズ付きで10万円以内で買えるので、私も初めて買った一眼レフはSONYのエントリーモデルでした。
なぜこれが失敗なのかというと、「カメラはすぐ上達する」から。
最初は「さすが一眼レフ!キレイに撮れるなー!」と思っていても、撮影技術が上達すると、思った画が撮れなくてモヤモヤします。
また自分の写真の好みや「自分が撮りたいもの」は後からわかってくるもの。
なので、中途半端な入門機を「新品」で買うよりは、知り合いからお古を譲ってもらったり、安い中古品や型落ちモデルで「安く」始めることをおすすめします。
浮いたお金を貯めておいて、上達したら「納得のいく機種」にステップアップしたほうが良いでしょう。
すぐ使わなくなる「○○専用」家電・家具・ガジェット13品」
ノンフライヤーとか、チョコレートフォンデュできるマシンとか、ポップコーンメーカーとか。
リサイクルショップに行くと、この手の「ためだけ家電」ってたくさん売られています。
…つまり、この手の機器は便利だと思って買ったけれど「やっぱりいらないや!」と思って売る人が多いということです。
こたつ
一人暮らしをはじめる時に買いましたが、使ったのははじめの2年だけ。
出すのも収納するのもスペースを取られます。
近年は温暖化が進んでいますし、エアコン+少し厚着するだけで事足りるので、なくても問題ありません。
スロージューサー
自分の中の「健康ブーム」が来た時に買ったのですが、結局、数回使っただけ。
メンテナンスと食材カットが面倒で、繊維質は生ゴミになってしまうので別途利用方法を考えないといけません。
ふつうに生野菜と果物を食べたほうが良いです。
生で食べられて栄養豊富な食材はたくさんあるので、ジューサーは本当に必要ないです。
ヌードルメーカー
5回ほど使ったところで「炭水化物ダイエットブーム」が来てしまい、使わなくなりました。
あと、一回の運転で5〜6食分の生麺が打てるのですが、「一人暮らし」には多かったです。ご家族向けですね。
商品の性能自体は申し分なく、小麦粉の配合やコツをつかむまで少しトライが必要ですが、小麦粉と水、かんすい、卵だけでお店で食べるような生麺が簡単に打てます。
それまでは通販で有名店の冷凍麺を取り寄せたりしていたのですが、冷凍ではない麺はやはり美味しく、ラーメン好きの人にはかなりおすすめできます。
心拍数を測るメーター
ランニングのペースメーカーとして買ったのですが、着脱や手入れが面倒で使わなくなりました。
今は、毎日5〜10分程度の自宅でできる運動のみで体型を維持できています。
また有酸素運動は、マラソン大会に出場する目的がなければ「ウォーキング」の方が身体への負担が少なくリフレッシュ効果が得られます。
アロマディフューザー
うつ病改善に効果あるかな?と思って買ったアロマディフューザー。
たしかに夜の寝付きが良くなった気がするのですが、最初に買ったものは音がうるさくてダメでした。
今使っている2台目は静かで木目調の外観がインテリアになじみ、気に入ってます。
アロマオイルは、ずっとNAGOMI AROMA(ナゴミアロマ)さんのものをリピートしています。
無印良品など店舗で買うよりずっと安く、香りも申し分ないです。
トラックボール式のマウス
マウスは長年Logicoolを使っていますが、トラックボール式の「SW-M570」はイマイチでした。
トラックボール自体はすぐ慣れるのですが、私は乾燥肌なので、特に冬場はカサカサの手だとトラックボールが滑って全然動かせない…という事態が頻発。
しかたなく化粧水を手元に置いておき、定期的に保湿するという余分な手間が発生してしまいました。
トラックボール式は仕事場でたまに使っている人を見かけても、しばらくすると普通の光学式マウスに戻っていることを考えると、「使いづらい」と感じる人が多いのかもしれません。
同じ4,000円前後の価格帯なら、Logicoolの「SE-M705」が神コスパといえるマウスで、現在はこちらをメインに使っています。
・小さくて持ちやすい
・外観に安っぽさがない
・電池寿命がとにかく長い(最大36ケ月)
・ショートカットキー等を割り当てできる「サブボタン」が5つも付属
・単三形乾電池×2本使用なので内蔵バッテリーがダメになるリスクがない
・Windows/Macどちらも使える
・3年間無償保証
特筆すべきは「サブボタンが5つもついている」こと。「SW-M570」はサブボタンが2つだけですが、「SE-M705」は5つのボタンに好きなショートカットキーを割り当てできるので、劇的に作業がはかどります。
バッテリー内蔵タイプではないので、電池は別途用意する必要がありますが、とにかくバッテリー持ちがバツグンなので、毎日8時間以上使っても数ヶ月はもちます。
電池は、2000回以上くりかえし充電できる「エネループ」を用意しておきましょう。
プロジェクター
映画を観るのにたまに使う程度。
旧式でセッティングが面倒なので、パソコンで済ませることも多く、置物と化しつつあります…。
据え置きゲーム機
社会人にになってからは腰を落ち着けてゲームすることもなくなり、最新ゲームにはついていけてません。
唯一、「NieR:Automata」をやるためだけにPS4を買いましたが、クリア後にすぐ手放しました。
「NieR:Automata」は、このゲームのためだけにPS4を買ってしまったタイトルで、「Eエンディング」を見た後「記憶を消してもう一度最初からプレイしたい…」と思うほどの良作でした。
シェーバーの自動洗浄機
↑こういう自動洗浄機付きのタイプ。
洗浄剤も定期的に買わないといけないので、ランニングコストも高くつきます。
それは、刃の部分を取り外し、ぬるま湯を張った容器の中に「酸素系漂白剤」を入れてつけ置きするだけ。
30分ほどつけ置きするだけで、微細な汚れや、嫌なニオイも簡単に取れます。
※つけ置きした後はしっかり水ですすぎ、よく乾かしてください。
※名前の似ている「塩素系」の漂白剤は、サビの原因になるなど、使用が禁止されていることがあります。詳しくはシェーバーの取扱説明をご確認ください。
デスクヒーター
自宅で机に座って作業する時、足元が冷えるので購入。
しかし熱効率が悪くて思ったほど暖かくならないのと、私が購入したモデルは自動オフ機能がないので、ちょくちょく電源切り忘れがあったのが不満点でした。結局、年数回しか使わず人に譲ることに。
最近は温暖化で真冬でも昔ほど冷えないので、重ね着や毛布で事足りる場合がほとんどです。
現在使っている毛布はAmazonでもベストセラーのこちら。マイクロファイバー(化繊)は苦手だったのですが、mofua(モフア)は肌触りがよく気に入っていて、柄違いで複数枚持っています。
薄手で軽いのに「吸湿発熱」で温かいので、キャンプやアウトドアでガンガン使えるのも○。
カラー展開が多いので、色に迷ったら寝具やインテリアにも馴染み、野外に持ち出しても汚れが目立ちにくい「ブラウン」がおすすめです。
マッサージクッション
雑貨屋さんで売っている、こんなやつ。
筋トレが習慣化すると肩こり・腰痛なども気にならなくなり、家族にプレゼントしました。
腹筋ローラー等の筋トレ器具
・プッシュアップバー
・トレーニングチューブ
・ダンベル
特に腹筋ローラーは直線運動しかできないので、バリエーションがつけられません。
私は現在、自宅でできる「器具なし」筋トレや有酸素運動メニューをこなしています。その方法の詳しい紹介はこちら。
室内用の洗濯物干し
雨の日でも洗濯物が干せるので「一見便利そう」ですが、室内干ししても結局大して乾かないし、部屋がジメッと湿気てしまうので逆効果。
使っていた頃でも、1年で1〜2回しか出番がありませんでした。
狭い部屋だと置くスペースも限られますし、畳んでも大きいのでクローゼットには入らず「そのへんの壁」に立てかけることになります。
置いているだけで「生活感」が半端なくアップする、ある意味魔法のアイテム。
ネット通販の怖さ?「Amazonで失敗したもの2品」
便利なインターネットの通販ですが、実物が見えないリスクがあります。
特にタイムバーゲンや大型セールでは、値引きに釣られて不要なものまで買ってしまいがちになるので注意です。
木のBluetoothスピーカー
一見おしゃれなスピーカーですが、ノイズがうるさく見た目だましでした。
スピーカーは絶対に間違いないメーカーで、できれば試聴してから買うべきだと思います。
現在使っているスピーカーはこちら。防水機能付きでアウトドアでもガシガシ使えます。
革靴
ちょうど革靴を買い換えるタイミングでセール中だったため試しに購入。
しかし造りが甘く、試し履きの時点で足が痛くなりました。
これは不良品として返品できました。さすがAmazon。
身につけるものは試着して買わないとダメだなと改めて実感。
別にレンタルでよかった…「趣味の道具3つ」
趣味は一度ハマると道具をどんどん買いそろえたくなりますが、やめてしまうと「ただの不用品」として家のスペースを占領してしまいます。
飽き性な人は特に、慎重に検討したほうが後悔しません。
最近は、レンタル用品が十分そろっているので、本格的にはじめる決心がつくまでレンタルで済ませるのが無難です。
スノーボード用品
ウェアやボードを一式そろえたものの、今は辞めてしまったので置物に。
今は友人らに貸し出してます。
近年は、降雪が減ってコースコンディションが良くないところに、多くのスノーボーダーが押し寄せるので、満足にすべれることは少なくなりました。
また、コース中央の座り込み、自撮りなどマナーも悪くなっている印象です。
これからスノボをはじめる方はご注意ください。
ダイビング用品
ライセンス(Cカード)を取得して数回潜ったところで辞めてしまい、こちらも置物に。
ダイビングは、水のきれいなダイビングスポットが近くにあるなど、よほど環境に恵まれていないと続かないので、道具はレンタル品で十分です。
余計なキャンプ道具
キャンプギア(道具)は男心をくすぐられるものが多く、つい集めてしまいがちです。
しかし、キャンプに最低限必要な道具は割と限られ、あとは代用ができるものが多いです。
最近はテントや調理器具までフルレンタルできるキャンプ場も増えてきているので、開き直って借りてしまうのも手です。
私が過去に一度買ったものの、使わなくなって譲ったり売ってしまったキャンプ道具はこちら。
・6人用のバーベキューグリル
・折りたたみリクライニングチェア
・5m×5mの大きなタープ
・焚き火を囲うテーブル
・焚き火用のトライポッド
・重いクーラーボックス
いずれも「大きすぎる」「重すぎる」のがネックで失敗しました。
キャンプ道具は「大は小を兼ねない」ので、自分の好みのキャンプスタイルを確立してから道具を買い揃えていっても遅くないと思います。
30代になってくると、あれこれ趣味に手を出すより、一つの趣味を「極める」視点が必要になってきます。
趣味選びのポイントは別記事にまとめていますのでこちらもご覧ください。
安物買いの銭失い?「安さ」に釣られて損したもの3品
「安物買いの銭失い」とは昔から言われている格言ですが、最近は格安ブランド品でも品質が向上しているので、「買って失敗した」というものは滅多にありません。
価格が安い商品は品質が悪いため「安くて得した」と思ってもすぐ壊れたり、不具合が出て買い直しが必要になり、結果的に高くついてしまうことを言います。
しかし私もたまに「これは使えないな…」と思う商品を買ってしまうことがあるので、いくつかご紹介します。
「JINS」のメタルフレームメガネ
「JINS」はリーズナブルでわかりやすい価格設定で人気のメガネチェーン。全国のショッピングモール等に展開しているので買い物ついでに立ち寄りやすい便利さもあります。
以前「JINS」の格安メタルフレームメガネを買ったのですが、これが結果的に大失敗。
私は今までアレルギーが出たことがないので油断していたのですが、使い始め1ヶ月ほどでフレームの表面塗装が剥がれて、人生初の「金属アレルギー」を発症…。
その後、店員さんに材質を確認した所「ニッケル合金」製ということがわかりました。(お店の表示では材質名を伏せて「メタル」としか書いてない)
「ニッケル」は金属アレルギーを発症しやすい材質として有名で、例えば「メガネの三城」だと、ニッケル不使用商品に「ニッケルマーク」表示をしているなど消費者目線の対策をしています。
メガネなど毎日長く使う日用品は、少し値が張っても信頼のおけるアドバイザーのいるお店で買ったほうがいい、と勉強になった失敗でした。
アイロンがけが必要な普通のYシャツ
一昔前までは、「形状記憶」を謳ったYシャツでも洗うとシワになりアイロンがけは必須でした。
アイロンがけが苦手な私は毎週Yシャツをクリーニングに出していたのですが、この費用も積もり積もると馬鹿になりません。
特に都会に引っ越してからは、田舎のクリーニング店の1.5〜2倍はする料金設定に困っていました。
そこで思い切って手持ちのYシャツを「ノンアイロンシャツ」に一新。
「アイロンがけがいらない」なんて、最初は半信半疑でしたが、浴室などで陰干ししておくだけで気にならないレベルまでシワが取れます。
最近はノンアイロンシャツでも価格破壊が起きていて、3,000円台からネットで購入できる時代になりました。
2,000円程度の安いYシャツをクリーニングに出し続けるなら、上質なノンアイロンシャツを着たほうが最終的なコスパは断然お得です。
ワイシャツには、洗濯後のシワの残りにくさを表した「形態安定性(W&W性)」と呼ばれる指標があります。
この「形態安定性」は最高ランクで「5級」までありますが、「3.5級」のシャツでも「ノンアイロン」を謳った商品が多くあります。
お手入れの楽さを選ぶなら、迷わず最高ランクの「5級」を選びたいところ。
紳士服のはるやまが手掛けるブランド「i-Shirt」は、手頃な価格帯ながら形態安定性(W&W性)「5級」を取得、「完全ノーアイロン」を実現した高機能シャツです。
ドラッグストアの特売「シャンプー&コンディショナー」
20代後半まではシャンプーやコンディショナー(リンス)にこだわりがなくて、ドラッグストアで「特売」になっている数百円の商品を色々使っていました。
しかし、歳を重ねるごとに「頭のかゆみ」がひどくなっていくので、美容師さんに相談すると「シャンプーが合っていないかも。買えてみては?」とアドバイスされました。
それからは「サロン専売」と呼ばれる美容室でしか買えないプロ仕様のシャンプーやコンディショナーを使い始め、以降は髪や頭皮トラブルが減ったのを実感しています。
特にシュワルツコフ「サロンオンリー」シリーズは、業務用サイズの1000mL×2パックセットで、1パックあたり1,000円ちょっとという破格ぶり。
これに出会ってから、シャンプーを買いにドラッグストアに行くことはなくなりました。
うつ病の時に買ってしまった…「謎グッズ13品」
人は、不安や緊張、抑うつ状態などメンタルに不調がある時は、正しい判断ができません。
うつ病体験と攻略法は、別記事にまとめています。
謎の赤いふさふさラグ・座布団・ソファ
うつの時、何かにとりつかれたように赤い家具・家電を集めていた時期がありました。
結論、一人暮らしにラグも座布団も必要ありませんでした。
特に毛の長い「ふさふさラグ」はゴミがたまりやすく、手入れしにくいのもマイナス。
ソファも一人暮らしには不要で、結婚してから買うので遅くないです。
謎に真っ赤なアイロン
Yシャツはクリーニングに出せばいいので、アイロン自体が一人暮らしには不要。
謎に赤いCASIOの電子辞書
いつ、何の目的で、なぜ買ったのか不明な古代遺跡的な代物。
謎に赤いCDプレイヤー
「シャア専用なのか?」と思ってしまう真っ赤にペイントされたCDプレイヤー。
写真が残ってないんですが、ムダに大きく役に立たなかったです。何故買ったのか…。
謎のテディベア
しかも2体…。
メンタルが不調な時は「癒やし」を求めるのか、動物やぬいぐるみ的なものに惹かれるようになります。
無意識にYoutubeでペットの癒やし動画を探し始めていたら、要注意です。
謎の観葉植物(フェイクグリーン)
メンタル不調に効果があると思って観葉植物(フェイクグリーン)を買い集めていた時期もありましたが、全く効果はありませんでした。
代わりに現在は、生きている観葉植物(オリーブの木やハーブなど)を育てています。
実際に生きている植物は、観察したり水やりを続けることで愛着がわいてくるので、フェイクグリーンとは比べ物にならない癒やし効果があります。
成長した樹なら一本何万円もするオリーブですが、苗木なら一鉢1,000円程度で購入可能。
ベランダ菜園や観葉植物を育てるのは、実はかなり「安上がり」な趣味で、収穫などの楽しみがあります。
その他のおすすめ趣味は、別記事「一生モノになる大人の趣味」で紹介しています。
謎の光る噴水オブジェ
↑こんなやつ。
光って、環境音が鳴って水が流れます。
とっても安っぽいので、ミストタイプのアロマディフューザーの方がおすすめ。
謎にアロマを拡散するタワーファン(扇風機)
↑こんなやつ。
モダンなデザインに惹かれて買ったのですが、首振りがうるさく2年ほどで壊れました。(アロマ機能もほぼ使わなかった)
今はSHARP製の扇風機に買い替えましたが、静かな上、風がとても心地よく快適です。
意識高そうな自己啓発本、スピリチュアル本
本棚においておくと「勉強してそう」に見える自己啓発本や、「引き寄せの法則」などのスピリチュアル系の本。
全て古本屋行きになりました。
「お金持ちのように振る舞えば、本当にお金持ちになれる」
「自信をもつためには前向きな自己暗示をかければいい」
メンタルが弱ると、安直な方法に手を出したくなります。要注意。
資産を積み上げるには、精神論ではなく「戦略」と「継続する仕組みづくり」が必要です。
私が20代半ばに「うつ病」から「無職+一文無し」になったものの、そこから復活できた方法はこちら。
謎に多い服やファッション小物
ある程度歳を重ねると悟ってくるのですが、ファッションは「何を着るのか」ではなくて「誰が着るのか」が最も大切。
身体を引き締めてさえいれば、ブランド品で着飾る必要もなくなります。
スマホゲームの課金
うつ病がひどかった時は、外に出られず、合計30種類ぐらいのスマホアプリのゲームをずっとやってる時期がありました。
その時つぎ込んだ金額は忘れましたが、どれだけお金を出しても「後に何も残らない」のは痛いですね…。
特に課金して失敗したスマホゲームタイトルは別記事で紹介しています。
スマホゲームは「これだけ課金したからやめるのはもったいない」という依存思考におちいると、泥沼にハマります。
基本的には初めから手を出さないのが鉄則です。
その他「プチ失敗」したもの
あまり高額ではないけれど、あまり効果がなく「プチ失敗」してしまったものたちです。
バスタオル
私は貧しい家庭で生まれ育ったので、一人暮らしを始めるまで風呂上がりのタオルはバスタオルではなく「フェイスタオル」でした。
そのせいもあって「大きなバスタオル」に憧れ(?)があり、一人暮らしを始めて10枚以上買ったものの、結局「バスタオルは必要ない」という結論に行き着きました。
・乾きにくく雑菌が繁殖しやすい(ニオイの原因)
・スペースが多く必要でかさばる
・大きいのでたたまないと収納できない
・洗濯物の量が増える
・干すときにバスタオル用の広いハンガーが必要
現在は、40cm×100cmサイズの「ミニバスタオル」を使っています。
一般的なバスタオルが70cm×130cmなので面積比は約44%、半分以下のサイズ感ですが、吸水力は全く問題ありません。
・乾きやすい(1〜2日部屋干しするだけで乾く)
・スペースがバスタオルの半分以下になる
・小さいので2つ折りでOK
・洗濯物の量が劇的に減る
・干すときにシャツ用のハンガーが使える
特に髪の長い女性はフェイスタオルだと吸水力が物足りない…ということがありますが、ミニバスタオルは「ちょうどいいサイズ感」なので男女問わず使えます。
私がリピート購入しているのは、日本有数のタオル産地「泉州」のブランド「hiorie」のミニバスタオル。中でも「制菌防臭加工」タイプは、雨の多い時期でも部屋干しできるすぐれもの。
カラーバリエーションも豊富で、高級感のある落ち着いた色味が気に入ってます。
野菜ジュースやフルーツグラノーラ
野菜ジュースやフルーツグラノーラは、何となく「健康に良い」イメージがありますが、実際は糖質の過剰摂取につながりやすいです。
結局、これだけ食べれば栄養バランス抜群!という魔法の食材は存在しません。
基本通り「生の食材」を「最小限の味付けで」「多品目食べる」のがベストです。
バランス型の投資信託
日本人は貯蓄好きで、投資に対しても「元本を減らしたくない」「失敗したくない」意識が強すぎるようです。
バランス型の投資信託は、比較的ローリスクですが、裏を返せば「ほとんど資産が増えない」商品です。
その上でしっかり手数料は取られますので、長期投資には不向きといえます。
失敗から学んだ長期投資のやり方は、厳選16銘柄の比較付きで別記事にまとめています。
また、近年流行りの「ロボットアドバイザー(ロボアド)」も、ただの手数料が割高なバランス型投資信託と言えます。
検討中の方はこちらも参考にしてみてください。
【まとめ】買い物で失敗しないためには「戦略」が必要
以上、買って後悔&損してしまったものについてまとめました。
私たちは「モノが売れてなんぼ」の資本主義経済の中で生きています。
そのため、各企業はあらゆる努力を駆使して、いかに「必要ないものを」「より多くの人に」「高く売るか」の3つを追求しています。買い物で貯まる「ポイント」などが典型的ですね。
不要なものを買わない「8つの戦略」
モノがあふれる社会で、私たちができる自衛手段は、しっかりとした「戦略」を持ち、賢くなることです。
- 高額商品は人に借りる
- レンタルサービスを使う
- 中古品・リサイクル品を使う
- ウインドウショッピングをしない
- ほしいものリストに入れて寝かせる
- ポイントやセールに踊らされない
- メンタルが弱っている時に判断しない
- 安物買いよりも「長く使える質の良いもの」を持つ
活きたお金の使い方を磨いて「賢い消費者」をめざしましょう!
・日常生活をもっとラクに豊かにする「がんばらない生き方」
・私の「うつ病脱出」体験を元にした「がんばらない健康管理」
当ブログに始めて来られた方向けに、各ジャンルから自信をもっておすすめする厳選記事を以下にまとめていますので、ぜひご覧になってみてください。